CD NEWS 2009年2月23日号

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

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更新日 2010-01-01 | 作成日 2007-09-20

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☆☆☆☆☆ 「Expressions (初回限定盤) [Limited Edition]」竹内まりや   

ドライブするときの僕の定番ミュージック

ディスク:1
■01. 戻っておいで・私の時間
■02. グッドバイ・サマーブリーズ
■03. ドリーム・オブ・ユー ~レモンライムの青い風~ [Single Version]
■04. 涙のワンサイデッド・ラヴ
■05. September
■06. 不思議なピーチパイ
■07. 象牙海岸
■08. 五線紙
■09. Morning Glory
■10. 僕の街へ
■11. ボーイ・ハント(Where The Boys Are)
■12. 恋のひとこと(Something Stupid)
■13. Never Cry Butterfly
■14. Let It Be Me [Studio Version]

ディスク:2
■01. リンダ
■02. もう一度
■03. マージービートで唄わせて
■04. 本気でオンリーユー(Let's Get Married)
■05. プラスティック・ラヴ
■06. 恋の嵐
■07. 元気を出して
■08. 色・ホワイトブレンド
■09. けんかをやめて
■10. 駅
■11. Forever Friends
■12. シングル・アゲイン
■13. 告白
■14. マンハッタン・キス

ディスク:3
■01. 家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
■02. 純愛ラプソディ
■03. 毎日がスペシャル
■04. カムフラージュ
■05. 今夜はHearty Party [Single Mix]
■06. 天使のため息
■07. すてきなホリデイ
■08. 真夜中のナイチンゲール
■09. 返信
■10. みんなひとり
■11. チャンスの前髪
■12. うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)
■13. 幸せのものさし
■14. 人生の扉

ディスク:4 (ボーナスディスク:ベスト・オブ・オリジナル・カラオケ”)初回盤のみ
■01. 駅
■02. 人生の扉
■03. 元気を出して
■04. 不思議なピーチパイ
■05. 家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)
■06. September
■07. シングル・アゲイン
■08. カムフラージュ
■09. 純愛ラプソディ
■10. もう一度

 竹内まりやのアルバムは、雑誌に例えれば新聞社系の週刊誌といってよいかもしれない。家庭に持ち帰ってもあるいは、宅配の新聞と共に自宅に届けられても、家人がパラパラとめくって読んでもなんら恥ずかしい記事がない、非常に健全な雑誌。女性の裸などがいきなりカラーページから飛び込んでくるという出版社系の雑誌とは少々心構えが違います。

 まりやの楽曲は題材によっては、それこそ出版社系雑誌が喜びそうなものがあるけれど、よく聞いてみれば、わりと安心して聞けます。永遠の安全マーク宣言CDと言うと、ファンは怒ってくるかもしれませんが……。でも、かくいうmako-rinも竹内まりやデビュー以来のしつこいファンなのだから、そういう感じ方をファンの一部がしていても、不思議でない部分もあるかもしれない。必ずしも皆が怒るというわけでもない、と思うのですよ。

 僕が新聞社にいたころの同期にまりやとバンドを組んでいた慶応ボーイがいました。これもあとで、まりやがとっても身近な存在に感じられたことの要因です。でも、デビュー当時は、アイドル歌手として、「SEPTEMBER」(1979年)、『不思議なピーチパイ』(1980年)のヒットを出していたので、非常にリアルタイムに彼女の活動を覚えています。むしろその時代からファンになっていたと記憶しています。

 いまさら言うまでもありませんが、一時期休養して、山下達郎と結婚した前後からシンガーソングライターとして多くの楽曲を手がけてきました。同時にアン・ルイス(「リンダ」)、河合菜保子(「けんかをやめて」)など多くの歌手にも楽曲提供しているので、このアルバムに収録された42曲はとてもなじみ深いかもしれない。

 全曲、竹内まりやが歌っていますが、コーラスはもちろん相方の達郎といった布陣。ナイアガラ的には、「Longtime Favorites」(2003年発売)にも収録された「恋のひとこと (Something Stupid)」が、再びDISC1に入った事でしょう。フランク・シナトラとナンシー・シナトラの親子によるデュエットで全米No.1を獲得した1967年の名曲ですが、相方を達郎ではなくて、大瀧詠一がつとめているところがナイアガラファン泣かせ。大瀧師匠のしびれるような声が印象的だし、改めて大瀧詠一のボーカリストとしてのうまさを感じる一曲です。なお、山下達郎とのデュエットを堪能したい人には「Let It Be Me」が収録されているので、そちらで。

 このベスト盤の位置づけは、350万枚をセールスしたといわれるベスト盤「Impressions」(1999年、イーストウエスト・ジャパン)から後にオフィシャルサイトとCDショップを使って行われた収録曲リクエスト投票の結果を反映していること。また、デビュー時のRCA(現:BMGジャパン)から現在のワーナーミュージック・ジャパンに至るまで、レーベルの垣根を越えて収録されたことでしょう。もちろん、最終的には竹内まりや自身がセレクトしているので、オフィシャルベスト盤と言っていいと思いま
す。

 ファンにとって何よりもうれしいのは、天辰保文(音楽評論家)、山下達郎(プロデューサー)による解説も掲載された豪華60ページ・ブックレット。非常にマニアックな内容はとても読み応えがあります。また、このブックレットは、初回限定盤、通常盤共通というところが素晴らしい。ファンの気持ちに立った作り方は、レコード会社が営利主義に走りがちなベスト盤にブレーキをかけると共に、良きお手本になることでしょう。

  プロデューサー・山下達郎が全面的に監修し、全曲最新デジタル・リマスター。さらに、初回限定盤は、“ベスト・オブ・オリジナル・カラオケCD”と言っても差し支えなく、これも、達郎が手がけています。「不思議なピーチパイ」「September」はカラオケ初出。古くからのファンにはたまらないサンキュープライス3980円は、初回限定盤、通常盤共通。「うーん、持ってけ、ドロボー」と声が聞こえてきそうです。

 (Warner Music Japan、WPCL-10611/4、3980円=初回盤)
 (Warner Music Japan、WPCL-10615、3980円=通常盤)

竹内まりや Official Website [ch0]LinkIcon

Warner Music Japan [ch0]LinkIcon


「BIG FUN」テイ・トウワ.jpg

☆☆☆☆ 「BIG FUN」テイ・トウワ

久々のアルバム。飽きない面白さ。冴えている頭。


■01. Y.O.R.(ヤング・オリエンテッド・ロック) feat. Mademoiselle YULIA & VERBAL
■02. Taste of You(君の味) feat.Taprikk Sweezee
■03. Out of My Addiction of Love(恋愛中毒) feat. Miho Hatori & Peggy Honeywell
■04. Lyricist(作詞家) feat. MEG
■05. Twinkle Twinkle Little Star(キラキラ光るお星さま)feat. Mitsuko Koike
■06. A.O.R.(アダルト・オリエンテッド・ロック)feat. Lina Ohta
■07. Ch.Galaxy(チャンネル銀河)
■08. Mind Wall(思考の壁) feat.Miho Hatori
■09. Siesta(転寝)
■10. All(貫徹)

 テイ・トウワの通算5枚目のフルアルバム。テイ・トウワは、1990年、"ディー・ライト"のメンバーとして米エレクトラよりデビュー。DJ生活通算20年を迎えた年に当たる2007年に、音楽プロダクション「huginc.」を立ち上げています。また、レーベルとしては、コロムビアミュージックエンタテインメントと「hug Columbia」を立ち上げるなど本格的なハイセンスでハイクオリティな活動を始めています。

 そんな中でのこのフルアルバムは、びっくり箱をひっくり返したようなにぎやかで楽しい一枚になっていて、さすがにテイ・トウワの仕事は相変わらず面白いとうなづいてしまいます。アイウエオ順で、太田莉菜、小山田圭吾(Cornelius)、小池光子(ビューティフルハミングバード)、清水靖晃、高田漣、Taprikk Sweezee、DJ UPPERCUT、Miho Hatori、VERBAL(m-flo)、Peggy Honeywell、細野晴臣、MADEMOISELLE YULIA 、MEG、森俊二 (Natural Calamity) という名前が参加アーティストに連なっています。この名前をチェックするだけでもきっとにんまりしてしまうはず。ナイアガラ的にいえば、やっぱり細野さんがベースで参加していることにつきます。

 7曲目の「チャンネル銀河」は、各地のケーブルテレビ局や「スカパー!e2」で視聴できるチャンネル「チャンネル銀河」のテーマ曲。「チャンネル銀河株式会社」というれっきとした会社ですが、なんだか嘘っぽくて良い響きがするのは僕だけでしょうか?

 意外に思われるかもしれませんが、自動車を走らせている時に、BGM代わりに聞いていて、結構リラックスする曲がそろっているのに驚きます。もちろん自転車に乗っているときだって問題はありません。

 DVD付きの初回盤は3300円で、この3つのPVは結構楽しめます。「Mind Wall (思考の壁)」は、みんなのうた的なアニメーション。小山田圭吾をギターでフィーチャーしています。「A.O.R.」はヴォーカルと女優として出演している、スーパーモデル太田莉菜の大人の色気があふれています。そして「Twinkle Twinkle Little Star」はテイトウワの黒縁メガネのすごさが光る一曲。え? そういう楽曲ではないの? 宇宙空間に雄飛するメガネはすてきだったけれどねえ。

(コロムビアミュージックエンタテインメント、COCP-35351、2800円)

テイ・トウワ公式ホームページ [ch0]LinkIcon

コロムビアミュージックエンタテインメント [ch0]LinkIcon


「どこ」木村カエラ.jpg

☆☆☆☆ 「どこ」木村カエラ

クルリちゃんとは違った大人の雰囲気漂うカエラのバラード。


■01. どこ  (NTV系「音楽戦士MUSIC FIGHTER」1月度OPテーマ)
■02. Phone
■03. どこ  (Instrumental)
■04. Phone  (Instrumental)

 通算13枚目のシングル。渡邊忍(ASPARAGUS)作詞・作曲・プロデュース作品。

 木村カエラと言えば、最新のクレラップ(株式会社クレハ)のCMで主人公のクルリちゃんが前転(でんぐり返り)をしたら、変身して現れるしとやかな女性(?)に扮しています。クレラップクルリちゃんCM通算10回記念ですね。

 さて、「どこ」はなかなかすてきなバラードになっています。プロモーションビデオもモノクロームで多重映像を駆使して、未来のクルリちゃんとは違った大人の魅力、失恋時の傷心の雰囲気をたたえている違った女性を描いています。

 ロックなカエラとはおもむきを異にしますが、新たな魅力をそこに発見する人は多いはず。ビデオを眺めていて気がついたのはピチカート・ファイヴの野宮真貴の一連のPVを思い出させる作品になっていること。コロムビアがこういう女性ヴォーカリストが好きなだけかもしれませんが。

 カエラップという黒いクレラップに似た商品が木村カエラのCDを買うと先着順でもらえるらしい。実物を見たが、こっそりだまってスーパーマーケットで売ってしまえばいいのに。

(コロムビアミュージックエンタテインメント、COCA-16200 、1050円)

木村カエラ公式ホームページLinkIcon

コロムビアミュージックエンタテインメントLinkIcon

ご無沙汰しております、CD NEWSのmako-rinです。2009年初のCD NEWSです

お知らせもいろいろあります

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<PR>月刊雑誌「MacFan」(毎日コミュニケーションズ発行)「日々是検証」で
MacBook Airのレビュー連載中 mako-rinが本名、素顔で(笑!)
*** mako-rin's CD NEWS **************************************************************************

◎御無沙汰しておりました、お元気ですか、CD NEWSのmako-rinです。 2008年9月以来です。まぐまぐのメールマガジンは、6カ月発行をサボっていますと退去させられますのでいつも泥縄式、追い込まれないとやらない、火事場のなんとか力、締切時間ぎりぎりでないとキーボードを叩かない、土俵際の徳俵、なんとご批判を受けても次も出します。お許しください。できるだけ半年経たないうちに、といつも思っているのですが……。

スクリーンショット(2009-12-27 11.50.24).png姉妹サイト「talk with」
◎新聞社を退職してから暇があると思っていたのは甘かった。大学、看護学校の講義をしてさらにAMラジオ局の勤務。しかも週に2回、往復300キロ以上をシトロエンで走っています。でも狭いニッポン、大丈夫なんとかなるさ。

◎某AMラジオ局で働き始めて半年近く経ちました。AMラジオの現場は、将来デジタル化を控えて大きな変化の波が来ます。僕が教えている大学生の数パーセントしかラジオを聴取していない現実に、目の前クーラクラ。でも、ある意味、最後のチャンスなのかもしれません。頑張ろうと、思っています。

◎ちなみに新聞を読んでいる学生は50パーセントくらい。これも調べてショックを受けましたが、新聞社を離れて紙面を眺めると確かに大学生にとって興味を引く記事が少なすぎます。これでは若い読者はついてこれない。新聞記者がこれまで取材してきたことや、書く記事が時代と合わなくなってきていることに、当事者の新聞社が一切気付いていないという不幸があると思います。新聞社は必死になって読者にこびることなく、何が読者に必要な記事なのかを早急に洗い出さないと無用の長物になってしまうでしょう。電子新聞という新しい波を乗り切るためにも、この調査は絶対に必要だと感じます。

◎また、勝ち組と言われる朝日、読売、日経が手を結んでいるのも少し違和感があります。社風もイデオロギーも全く異なる3社が同じ船にいるのは、商売という点だけで手を結んでいるような気がしてならない。社会の木鐸たる新聞が、商売のためならどんな相手であっても徒党を組む、というのは自らのよってたつところを全く無視した愚挙にしか思えません。ある意味新聞業界は必死の状態なのはわかりますが新聞が統制下に入るようなキケンな一歩に感じて心配です。

◎半年ぶりのCD NEWSいかがでしたか。また、ぜひ、ご感想をお寄せください。皆さんのご感想こそはmako-rinの元気の素です。

ご意見ご感想は、< cd.newsjp@gmail.com >へ

◎このCD NEWSを収録している「水の国」に姉妹サイトが誕生しました。インタビュー専門のサイトで「トーク・ウィズ」<http://talkwith.info/>です。一度ご覧いただければ幸いです。まだ一人しかインタビューできていませんが、CD以外のレビューやコラムがこちらで楽しめるかと思います。まこりんマニアの人はぜひブックマークを。

◎いつも書いていることですが、お読みくださる方が最後の一人になるまではのんびりと続けようと思っています。もしよろしければ、どうぞ引き続き御愛読くださいませ。次回の更新もお楽しみに。

まこりん 敬白


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ジャケット


CD NEWS最新.png

■てなわけで今号237号、ちゅうこと次は238号だぞ、うーむ。
ゆっくりではあるが、250号に近づいておるな。だからどうした、ということでもないが、もう少し発行回数増やすべく努力しなくてはなりません。で、恒例になりましたが、237号の裏話。

■仕事の現場にはMacBook Airを使っています。モバイルには手放せません。MacBook Airに関しては、現在、月刊雑誌「MacFan」の「日々是検証」にレビュー記事を連載中です。ぜひ、本屋さんでご覧ください。

■CD NEWSの執筆はiMacです。これは問題無かったのですが、先日OSを再インストールしたら、いろんなアプリがいうこときかなくなって目下苦戦中。ま、そのうち元に戻るだろう。WEBの更新がそういう理由で前に進んでいない。

■iPhone 3Gは、ボクが一番使うアップル製品だ。新聞社の大先輩でサンデー毎日の編集長をなさっていた八木亜夫さんが大のiPhone 3Gマニア。毎週1回ボクは八木さんとミーティングを開いてお互いのiPhone 3Gのアプ自慢をしています。八木さんは既に70歳を越えられていますが、ボクの周囲で現役でバリバリiPhone 3Gをお使いになっている人は八木さん以外に知りません。それゆえに、たかが40歳を過ぎた程度で「デジタルはまるでダメですわ」なんて言っているおっさんは、本当にダメなやつと思ってしまいます。そういう人にはボクはすかさず「ほんまにあんたはダメ人間ですな」と同意してあげることに
しております。これがボクなりの親切心というものです。

■水の国のWEBのリニューアルも静かに進行中。でもiMacの新規OSインストールで一時足踏み状態。しばらく待たれい。

■B.G.M.は定番『天下のザ・ドリフターズ』です。長さんも注さんも今はもういなくなったけれど、ドリフは永遠に不滅です。CD NEWSも、かくありたい。あのビール広告での外国人ドリフのパッチもの、ますますいい味出ていますね。あの陣容で往年のコントできないのかなあ。ケーズデンキの広告もいいけどね。

ババンバ、バンバンバン、宿題やったか(時間割りちゃんとチェックね)
ババンバ、バンバンバン、夜更かしするな(楽しい夜更かし♪)
ババンバ、バンバンバン、歯磨いたか(磨き過ぎると歯が磨耗します)
ババンバ、バンバンバン寝冷えするなよ(腹巻き売っていませんか?)、
ババンバ、バンバンバン腹こわすなよ、ババンバ、バンバンバン水分取れよ
今号も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また来号!!
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<おまけ>最近というか正直に言えばここ4年ほど、韓国ドラマにハマってしまい、とうとうドラマが見たいだけという目的でブロードバンドを光に変えてしまった。何しろロケ地見たさに韓国まで行ってしまうのだから我ながらあきれる。
今ハマっているのは、これ。「宮〜クン」です。主人公をはじめ出演者全員が愛すべき人々で、こんなに泣いて笑ってと楽しめるドラマはない。機会があれば、ぜひご覧ください。

 「宮〜クン」