土屋勝くん(お久しぶり)、砂沢薫子さん(横浜はいかがっすか)
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Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
「さらば愛しき危険たちよ」(1995年4月発売)から約1年ぶり。1979年に、宮田和弥(vocal)、森純太(guitar)、伊藤毅(bass)、小林雅之(drums)の4人が結成したジュンスカことJUN SKY WALKER(S)もついにトータル10枚目のオリジナルアルバムとなりました。1曲目の「転がる石のように」を聞く古くからのファンは思わずしみじみとしてしまうのではないでしょうか。感動のままに2曲目「ジコマン族」へ。オリジナリティーのなさを棚上げにして人の受け売り、あるいはパクリをしながら堂々と生きていきそれを恥とも思わない、この世の中を自己満足しながら生きている人々に贈った痛烈な一発。「ジコマン族」って言葉が流行そう。ラブソングもまじめそのもの。「スリムなジーンズをまたはきたいな」なんていうなにげない歌詞は、中年に入りつつあるAGEにはけっこう大きなショックを与える。このとぼけた味のある「地球は回る?」という曲も非常におもしろい。素敵に成長している4人にすがすがしさを感じる。(epicソニー、2800円)
元Key of Life(「ASAYAKEの中で」でデビュー)のハッスル持田(Key "Hustle"Mochida)のニュープロジェクトは、1975年に大ヒットしたダウンタウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のベース・パートをサンプリングした「RING MY BELL愛のかたち」をひっさげての登場。もう宇崎竜童もびっくりのサンプリングの妙。BEE GEESやカーペンターズなどがテレビの主題歌で復活したように、この曲も日本の70年代を復活させる原動力になりそうな予感。ラップのかけあいの中に現代の茶髪、スノボー、本命君など現代流行語のチェックをするのにぴったりの歌詞も。さらにこれをハウス、ソウルの両方でリミックスしている。「あんた、あのこのなんなのさ」のせりふも70年当時流行の先端だったが、さらに混沌としている90年代になってなおさらぴったりとなった。とにかく今の時代やたら女の子の元気の良いことには、びっくりとうらやましさが半々。参考「ステーション・ガイア」(ファンハウス、1100円)
北川ハルミのデビューアルバム。おもしろいアイドル(かな?)が誕生。ジャズ、ポップス、グループサウンズなど幅広い音楽を聞いて育ってきた。具体的なアーティスト名をあげると美空ひばり、ゴールデン・ハーフ、越路吹雪、ようするにもうあくの強い(失礼、失礼、失礼)個性的な人達が大好きとか(ぼくもこの3人(組)大好きです)。そんなハルミさんが全11曲を書いた。したがってこのアルバムは相当の根性を入れて聞かないと彼女のパワーとあふれるばかりの個性に圧倒されてしまう。困った歌手の誕生である。これは当初注目されなくともきっと根強いファンを獲得しそう。要チェック。(日本コロムビア、3000円)
<今週の格言>梅雨も吹っ飛ぶCD NEWSかな(格言研究本舗)
筆者/copy right=フルタマコト cdnewsjp@yahoo.co.jp