CD NEWS 8月04日号

CD NEWS 8/4/96 (Tanabata)by makoto FURUTA

どうでもよいけれど、きょう(8月5日)はおいらの誕生日だい!
更新日時=1996年8月05日午後04時43分


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Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)

  • 「故宮オリジナル・サウンドトラック 1」S.E.N.S

     電子版「CD NEWS」創刊号のCDN5月05日号S.E.N.Sで紹介したS.E.N.Sのニューアルバム。5月05日号は12センチシングルのNHKスペシャル「故宮」の紹介をしましたが、今回は待望のサウンド・トラック・アルバムの第1集。なにしろこの番組、さすが国営テレビ的性格のあるNHKらしくずいぶんお金のかかった(というか、金はあるだけ使ってやれっというような)古き良き時代の太っ腹なスケールの大きさがすばらしい。北京と台北といった2つの「故宮」に分かれて収められている数多くの宝物(北京100万点、台北70万点もの宝がある!!)を、中国5000年の歴史と共に紹介するのだから、つい見てしまいますねえ。歴史背景(受験生にはよいかも)、文化、社会などが勉強できます。S.E.N.Sのサウンドは、テレビの映像とシンクロしながらも、彼等のサウンドを聞いているだけで、5000年の歴史に飛び込んで行けるタイムトンネルのような役割を果たしています。また、暑い夏の日の午後を、こうした透明感あふれる音に包まれて眠っていると形容のできない喜びを感じます。8月の放送日は25日(「仏の道 遥か」)。(ファンハウス、3000円)

  • 「MAKES REVOLUTION」T.M.Revolution

     師匠格の小室哲哉よりも最近活躍している浅倉大介がプロデュースした西川貴教のファースト・アルバム。西川本人は1970年9月の滋賀県出身、血液型A型。昨年浅倉がソロシングル「BLACK OR WHITE」を出した時にヴォーカルとして参加したのが縁とか。T.M.Revolutionの音作りはまさにTMNやaccessのよう。楽しめます。そうしたデジタルサウンドに西川のちょっと野太く元気、パワーあふれるヴォーカルが決まりすぎるほどハマっている。井上秋緒の歌詞(たとえば「URBAN BEASTS」など)が少しエグくっておもしろい。ところで、T.M.Revolutionの意味って気になるでしょうなあ。僕も気になって資料を探し回った。そして発見。Takanori.Makes.Revolutionですと、このへんの自信たっぷりさは、滋賀県人らしい(?)。(アンティノスレコード、2780円)

  • 「WONDER CHILD」MARY BLACK

     エンヤもいいけどメアリー・ブラックも忘れてもらっちゃいけやせん。アイルランドで誰よりも愛されている、彼女のヴォーカル。彼女の未発表バラードを集めて特別に日本だけで限定発売したのが、このアルバムです。昨年8月に発売された「CIRCUS〜時の交差点」(meldoc)もロングセール中で、たぶん次の8枚目のアルバムも爆発的に売れそう(来年になるとか)。冒頭のS.E.N.Sやメアリーのようなサウンドが、強い太陽が急激に射し込む夏の日の午後には心の日陰を作ってくれてピッタリなのです。暑すぎるのはなんぎですけれど。 (meldoc、2300円)


    次号、Coming SOON

    <反省>熱い戦いをアトランタで繰り広げていた5輪がようやく終了(これで安心してゆっくり眠れます)。今回の5輪は、世界のメディアにとって画期的なできごとになったことは語り継がれていくだろう。パソコンと、このインターネットの普及によって放送だけでなく、世界に同時に多くの情報を伝える手段を持ちえたことを多くの人が確認できたからだ。次の4年間にさらにどんな発達をするのか本当に楽しみでもありますなあ。

    <今週の格言>閉会式アトラクション多く寝てしまい

    筆者/copy right=フルタマコト

    cdnewsjp@yahoo.co.jp
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