やっと落ち着いてMacintoshの話を書けるようになりました。ここのところカラークラシック(Color Classic)を譲ってもらうなど思いがけないことが続き、その新入りの調整に時間がかかってしまったため「CD NEWS」の執筆だけで精一杯となり、コーナーは作ってはみたものの開店休業状態が続き、こんなに遅れたしまったわけです。
まず、ぼくのパソコン歴(とういうほどりっぱなものではないのですが)から。約8年前に当時発売されたばかりのNEC「98ーNote」(大江千里くんが宣伝していました)を購入し半年ほど使っていたのですが、あまり使い勝手がよくなくそのまま箱に眠ったままになってしまいました。当時ほとんどワープロしか使っていませんから、本当はワープロ専用機で十分だったのです。約10年前から仕事の関係で富士通のオアシスを使っていましたし、それで通信もふくめて使えましたからほとんど不便はなかったのです。
さて、7年ほど前に会社のグラフィック部門にMacintoshがありまして、「あんなの使えたらいいのになあ」とひたすらあこがれていたのです。でも個人で購入するには、ちょっとした車が買える値段に一介のサラリーマンは諦めるしかなかったのです。それから7年ほどの月日がたち、時代はこのインターネット全盛時代に。1996年3月、突如またパソコンがほしくなりました。そして幸いなことにぼくの給料でも買える程度にMacintoshの方が値段を下げてきてくれた。もうこうなれば悩むことなく買うしかないじゃないですか。それまで2、3カ月購入すべき機種を調べていて、最終的に 当時一番新しくて素人にもなんとかなりそうな「Performa6310」に決めました。
購入するにあたっては安いにこしたことはない(当り前田のランチクラッカー)のでいろいろ雑誌などで調べましたが、故障などアフターサービスのことも考えて、地元大津市内で購入を決定。雑誌にも広告を出している「KITCUT」(電話0775-27-1133) を訪れました。なにしろ初めて行くショップでしたので、とりあえずインターネットをやりたい旨を伝え、「Performa6310」で大丈夫と言われ、すぐに購入(この時、特に一緒に購入したものはありませんが、後にメモリ16MBを32MBにして、ALPS-2000のプリンターを購入)しました。
ところでなんでまたAppleの箱はこんなに大きいのでしょうか。購入して車(2ドアハッチバック)の後部に入れるのが実に大変でした(前席では入らない)。どうしてこう意味もなく大きいのでしょうか。この続きものの中でおいおい書いていこうと思ってますが、その後に手に入れたAppleの昔の箱はそれなり思慮ある大きさで持ち運びしやすいのに、この差はなんでしょうか。特に箱は捨てずに保存(故障の際のケースになるとかで)を雑誌なんかでは呼びかけているのでしかたなく残しておくのですが、場所ふさぎで困っています。なんかよい解決方法があるはずですがAppleさん御一考を。
購入後さすがMacと感心したのはキーボード、マウス、本体を結んで電源に入れたらすぐに使えたこと。もっともぼくは数カ月前から研究してましたからさわれて当り前なのですが、これはたぶん何もパソコンをさわったことがない人でも本当に簡単に使えそう。インストールそのものに時間もかからずさっそくワープロなどしたい人にはおすすめパソコンかもしれません。<つづく><1/26/97>