CD NEWS02月28日号

毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年03月01日午前06時00分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp

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◎☆☆☆☆「70%ー夕暮れのうた」Chara

1.70%ー夕暮れのうた
2.小さな手のひら(Live Version)

 Charaのニューシングル。タイトルは「ナナジュッパーセント ユウグレノウタ」と発音します。レコード店に問い合わせる時は、ちゃんと伝えましょう。この分かりにくいタイトルに象徴されるように彼女の描く世界は一見簡単そうな言葉が並びますが、解釈が結構難解なのです。しかもいきなり曲として聞きはじめるとCharaの独特な歌い方も影響して、時々彼女の発する断片的な言葉の方が印象に残っていき、なんか別の世界を構築してしまうのです。(そらぁ、あんたは思い込みが強いから、と突っ込み入れられたらその通りなんですが(^_^;;;)、言い返せない、あはは)そんなわけで、邪道と知りつつも歌詞を早めに眺めて、ああ、そういう歌なんだ、と先に納得してしまうことにしています。読んでも70%も分からないのですが、この薄ぼんやりとした雰囲気ってとっても好きです。
 作曲の方で共作でクレジットされた渡辺善太郎(元「オー!ペネロープ」のメンバー。前は「詩人の血」だった人)は、このところ、Chara作品ではすっかりお馴染みの人ですね。「オー!ペネロープ」「詩人の血」など一連の活動でも不思議な味を持った人です。
 
 カップリングは「小さなてのひら」のライブバージョン。作詞作曲Chara。このライブは、1998年10月22日に東京・NHKホールで行われたライブ(CHARA CONCERT TOUR "DOCK" & THE AURORA BANDファイナル)を収録したものです。これまたChara's Wolrdは実に子守歌のように僕らの心の中に溶け込んでいきなごみます。Charaの心のこもった歌声に会場もシーンとして聞き入っています。眠れない夜はこの曲にリピート設定して(僕ならそうする、リピート好きだもん)ベッドに入ります。
 3月17日にニューアルバムのリリースが予定されています。
 (Epic、ESDBー3901、816円)


◎☆☆☆☆「JOY」TRF

1.JOY
2.Reason of love
3.JOY(instrumental)
4.Reason of love(instrumental)

なんと、なんとTRFではあーりませんか。実は初期の頃のCD NEWS(まだWEB上ではなくってあの頃は、紙上でしたが)では、「trf」をよく取り上げていたんですよ。なつかしいじゃあーりませんか。なんかユニット名が大文字になってしまって、変な貫禄ついたんじゃないか、とひそかに心配しておりましたが、そんなん余計な心配でございました。彼らは変わりませんねえ。聞いて踊って楽しめるそんなコンセプトの曲作りは今も変わっていません。ありがたいことです。

 タイトル曲はYUKIがしっとりと歌うバラード曲で、なんとテレビ朝日系土曜ワイド劇場のエンディングテーマソングになっているそうです。TRFが土曜ワイド劇場のエンディングですよ、すごい時代になってきました。歌詞はYUKIと工藤順子、作曲(編曲も)は原一博。エンディング近くのコーラス部分なんて最近のDCTのような雰囲気があって興味深いです。YUKIのヴォーカルが最後まで聞かせてくれます。
 まこりんはずっとオーディオの前でおとなしく聞いているようなイメージがあるそうなのですが、とんでもない。勝手に踊って歌っています(人には見せられん! 入場料取っても見せられん)、そういう人(勝手に体が動き出してしまう人)にはカップリングの「Reason of love」がおすすめです。DJ KOOの作詞作曲。実に気持ちよく踊れます。

 「JOY」「Reason of love」のいずれの曲にもしっかりインストバージョンが収録されているってことは、カラオケの練習に励めよ、そしてしっかり踊ろよ、ベイビーっつう気持ちが込められているようです(また思い込みか?)。

 (avex tune、AVDDー20295、1020円)


◎☆☆☆☆「東京タワー」今滝真理子

1東京タワー
2.追憶
3.Heart〜あなたへと続く道〜(Take ||)
4.東京タワー(Instrumental)
 今滝真理子は、どうも関西人らしい。大阪出身らしい、何しろ、浪花の町を会社勤めをしていて、自転車で書類届けをやったりしながら、大阪城を眺めては「あそこで歌うんだ」とひそかに決意していたらしい。とはいえ、別に秀吉太閤さんのお城の中でコンサートをするわけではなく、そのそばの城ホール(大阪城ホール)のことを指すのですが。
 好きだった人と別れた部屋にポツンと座っているとだだっ広いことに気付く。何気なく外を見たら東京タワーが見えていた。こんな素敵なことなんで今まで気付かなかったんだろう、と反省しつつ失恋から立ち直っていく、というストーリーの歌のなのだが、イメージが鮮明に湧いてきますね。
 東京タワーですよ、あのモスラがサナギをくっつけた由緒正しいテレビ塔です。僕の知り合いの落語家さんには、大阪のシンボル通天閣がいつも見えるようにと、わざわざその近くまで引っ越して住んでいる人がいます。窓を開けると東京タワーとか通天閣が見えるというのはなかなかいいものです。ちなみまこりんちからは窓を開けると、比叡山が見えます。最近花粉も運ばれてきて窓開けるのも大変ですがねえ。緑あふれる自然ですがこれもまたぐっといいでしょう。

 「東京タワー」は1回聞いただけですんなり耳に残る歌です。結構日常生活の中では、大事なものを見落としているということが多いように感じます。

 (ファンハウス、FHCFー2452、1260円)


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Coming Soon


 <反省>もっと幕張の話を、というリクエストがありますので、近く最近更新のない「I'm…」で紹介しましょう。

 それはさておき、以前お話していた6100/66AV with G3カードですが、気になっていたPC750の温度問題。このPC750自身にはちゃんとフィンが付いていて、熱対策が施されているので熱暴走などの心配はないのです。それよりも本当は心配なのは、ベースとなるPowerPC601への影響対策です。ここには熱を放射させるものは付いているものの、それだけなのです。この中は四角くなっているのでファンを入れるのに最適です。で、入れることにしました。クラボの若林さんの御協力で付けていただきました。ま、素人は下手すると何をやらかすかわかりませんからね。G3カード取り付けただけでも結構な冒険ですよ、指切ったりしてね。結構危険を伴うので、同様の取り付け考えている人は気を付けてください。静電気対策をした手袋なんてのがありますから、こういうのを利用するのもいいかもしれません。
 これが結構効果があって、ほっておけば1時間くらいで63℃まで行っていたG3そのものの温度も近くの601へのファンが好影響を呼んで2時間くらいそのまま電源を付けたままシャーロックの索引作り程度の動きをさせておいても55℃でピタッと止まっています。以前は67℃までいっていたのですが。

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<今週の一句>花粉症 だとばかり思い ただの風邪(mako-rin詠める)
風邪蔓延 回りみんなが うつっている(いろんな人がひいている、とmako-rin詠める)

筆者/copy right=フルタマコト
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