CD NEWS 03月14日号


新鮮、出来立て保証マーク
毎週日曜発行
   
   mako-rin's CD NEWS     
   
更新日時=2004年03月13日午後03時20分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp

CD印の飾り棚線マーク  

◎☆☆☆☆☆「UC YMO」Yellow Magic Orchestra

Disk-1
■01.コンピューター・ゲーム (サーカスのテーマ)
■02.FIRECRACKER / ファイアークラッカー
■03.TONG POO / 東風
■04.LA FEMME CHINOISE / 中国女
■05.TECHNOPOLIS (オリジナル・アルバム未収録Single Ver)
■06.INSOMNIA
■07.RYDEEN
■08.BEHIND THE MASK
■09.SOLID STATE SURVIVOR
■10.RADIO JUNK
■11.JINGLE (Y.M.O.)
■12.NICE AGE
■13.TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE)
■14.THE END OF ASIA (オリジナル・アルバム未収録Ver)
■15.CITIZENS OF SCIENCE (オリナル・アルバム未収録Multiplies Ver)
■16.開け心―磁性紀のテーマ (初CD化・Stereo Ver)

Disk-2
■01.CUE
■12.BALLET / バレエ
■03.U.T
■04.GRADATED GREY / 灰色の段階
■05.体操
■06.恋人よ我に帰れ feat.Mari Nakamoto (初CD化)
■07.君に、胸キュン。 -浮気なヴァカンス-
■08.CHAOS PANIC (オリジナル・アルバム未収録)
■09.音楽
■10.LOTUS LOVE
■11.KAI-KOH / 邂逅
■12.過激な淑女 (オリジナル・アルバム未収録)
■13.THE MADMEN
■14.YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF / 以心電信
■15.PERSPECTIVE
■16.M-16:from PROPAGANDA (初CDパッケージ化)
■17.ポケットが虹でいっぱい (from TECHNODON)
■18.BEHIND THE MASK :Bonus Track SEIKO CM Ver (初CD化)

 しばらくCD NEWSから遠ざかっていると、改めて書くのがなんだかすごく照れくさくなっていることに気が付く。毎週、Macに向かってキーボードを打ち込んでいたころは習慣化していたので照れることはありませんが、やっぱり懐かしいのが一番大きな原因かな。懐かし過ぎて改まるとなんだか照れくさいものです。でも、結局はそういいながら書いてしまいます。根が単純で厚顔無恥なんでしょうか。
  
 懐かしいといえばYMO(なんだか無理矢理の結び付け方、相変わらずです、はい)、このベストアルバムは結構、買う価値あると思います。この手のベストものって本当に気を付けないとピンキリがありますので注意が必要です、そこの旦那(急に「まことちゃん」口調になる)。単なる寄せ集めのくせに高いものだったり、過去のベストものの再発だったり。タイトル変えたりしてね。その手のだましのテクニック満載の商売ばっかりやっていると、リスナーに愛想つかれてしまうことに気がつかないレコード会社もいけないのですが。もっといけないのはだまされているのに気付かず買ってしまうリスナーもちょっと問題だ。僕なんか文庫本で同じ本を4冊も結果的に持っていて自分の記憶力にあきれていたら、オリジナルの単行本も一冊持っていることに気が付いて、さすがにこの時は落ち込んだものです。CDにはそこまで失敗した記憶はありません。ただ、ナイアガラレーベルものだけは節目節目に購入しているので同タイトルのものが何枚も並んでおります。
 
 さて、「究極の」と名付けられたこのCD、まず、坂本教授による丁寧なライナーノーツがとても充実していて良い。 教授は選曲・監修・全曲解説・リマスタリング(エンジニアは、NYC スターリングスタジオの、Ted Jensen)を担当しています。この種の動きとしては大滝詠一の一連の廉価版CDは、彼のライナーを読むだけでもおおいに価値がある。それだけ楽曲を愛していることが伝わってきます。むしろ、その姿が極めて普通で、そういうことができない大多数のアーティストの方がどうかしているような気すらしてきます。

 レコード会社だってアーティストに強制的に書かせたらいいのではないか、と思う。そして原稿料という名目で支払うという形にしてはどうかと思います。レコードビジネスってどうも才能を削って頑張っているアーティストへの収入が不当に安いように思われるのですが、どんなもんでしょう。

 さらに、結構レアな音源を収録している点がいいですねえ。アルファーレコードものがきっとベースだと思うのですが、アルファーって不思議なレコード会社でほとんど機能は休止しているみたいなのにYMOとユーミン(ものだっけ?)で生きながらえていたのです。結構YMOなんていろんなリミックスものが出て面白かったなあ。

  YMOっていつ聞いても新鮮な気持ちにさせてくれる楽曲がそろっていて、今から聞けばちゃっちい音すら、なんだか愛おしく感じてくるから面白いです。このサウンドを最初に聴いた時の思い出が蘇ってくるから、全身が鳥肌状態になってくる。

 それで、まこりんが気付いたのはこの時代、YMOと表裏一体だったスネークマンショーの存在。「THE END OF ASIA (オリジナル・アルバム未収録Ver)」「.TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE)」「Jingle "Y.M.O." _1980」。オリジナルプログラムも含めた全集を聞きたくなってきましたね。ところどころに出てくるスネークマンショーに妙に心奪われたりする。無茶苦茶だったけれど、ラジオの意外性も開拓していた一派のネタをじっくり、そして最新作もじっくり聞いてみたいなあ。

  (SONY MUSIC、MHCL-295〜MHCL-296、3150円)



◎☆☆☆☆「LOVE OVERFLOWS -ASIAN EDITION-」DREAMS COME TRUE


■01.THIS IS IT! YOU'RE THE ONE! I KNEW IT! - 「うれしい! たのしい! 大好き!」 ENGLISH VERSION -
■02.24 / 7 - ENGLISH VERSION -
■03.FLOWERS - ENGLISH VERSION -
■04.ONE YESTERDAY - DCT MIX -
■05.THE FIRST DAY WITHOUT YOU
■06.IT'S ALL ABOUT LOVE
■07.CHRYSALIS OR BUTTERFLY
■08.BEFORE NOW - 「いつのまに」 ENGLISH VERSION -
■09.LOVE OVERFLOWS - 「しあわせなからだ」 ENGLISH VERSION DCT MIX -
■10.LOVE LOVE LOVE - ENGLISH VERSION -

 DREAMS COME TRUEの久々のアルバム。メンバーの数は減少したけれど、やる気はいっぱい。ドリカムが元気がないとやっぱり世の中、面白くありません。この元気さこそが彼らの持ち味なんでしょう。テレビ番組もいつの間にかなくなってしまいましたが、今こそゆったりとした中でのんびりと再放送でもしてもらいたいもの。 陣内孝則とのからみは面白かったなあ。もう一度やってほしいなあ。

  さて、このアルバムのセールスポイントは、ホンダ オデッセイのCM曲「LOVE LOVE LOVE」や「THIS IS IT! YOU'RE THE ONE! I KNEW IT! (うれしい!たのしい!大好き!)」でおなじみのヒット曲をなんと英語ヴァージョンにした5曲、それにオリジナルの英語曲計5曲を加えた全10曲を収録されています。英語バージョンってこれまでもコンサートなどでやってきてはいるのですが、ドサッと集めたところがいい。副題にASIAN EDITIONとあるのが少し気になります。

  ひょっとしてアメリカ本国デビュー、世界制覇デビューなんてことをもう一度やってくれてもいいなあ、と思っています。単に歌詩が英語になったというばかりか、アレンジも新しいところも聞き逃さないでほしい。つまりオリジナルを知っていると二度三度楽しめることができる仕掛けになっています。僕は『BEFORE NOW - 「いつのまに」 ENGLISH VERSION -』なんてしみじみと聞いてしまいます。

  初回限定盤には、吉田美和、中村正人のインタビューがあって、アルバム全曲解説や秘蔵映像などを収録したスペシャルDVDがおまけに付いています。 これがなかなか収録時間もたっぷりあっておまけ(とはいえ、通常盤よりも400円高)とはいえ良く出来ています。アルバム解説も文字を読ませる以外に、こういう手法で行うのも斬新な方法でいいかな、と。でもこんなものばかりだと解説ライターの仕事も減りそう。
 
 (ユニバーサルミュージック、UPCH-9138、3200円)

音符印の飾り棚線マーク

Coming Soon


<反省>
◎またまた御無沙汰しておりました。CD NEWSです。2003年11月以来です。3月にちょっと休みを取れまして、更新準備をしておりました。本業優先というのは、社会人として当然のことでしょうが、なかなかWEBを更新できないのはかなりプレッシャーになっているみたい。時々、更新している夢を見ます。もう一つ良く見る夢は高校時代の受験勉強の悪夢。かなりうなされます。ろくに勉強らしきことをしなかったのですが、これが社会人になって何年もたつのに、突然襲ってくるわけです。やっぱりちゃんと勉強しないといけないなあ、と思いながら遊んでいたその中途半端さが記憶の底に重く沈み込み、突如大記憶爆弾悪夢の巻としてやってくるのでしょう。そのたびに世界史のページがフラッシュバックしてきます。なんで世界史なのか分からないのですが、僕のニューロンはそうなっているみたい。うーむ。

◎Macで今のお気に入りといえばiPodです。これはほぼ手放せない。車の中でもトランスミッター越しにラジオで受け取ってステレオで聞いています。オーディオメーカーで、iPodを格納したらコントロールも既存のボタンでできるカーステレオ(言い方古いか?)を作ってくれないないかな。そこそこの音で(どうせ車の中さ)、車で堪能できるマシンさえあればいうことなしです。オートチェンジャーなんて不要だし、有り余るほど曲を入れられて、こんな素晴らしいものってそうないと思うのですが、今のところVW NEW Beatleだけが純正(?笑)なのがもったいない。ボディもオーディオの中に入れられたら最高です。

◎PowerBookは今のところCPUのアップ待ち。熱暴走しない、とっても早い、ペンティアムなんて目じゃないCPU待ちでございます。それよりブラックボディーも復活してほしいなあ。やっぱりプロならブラックです。

◎周囲の友人が次々にPBG4(iBookG4)に移る中、諸般(主に先立つもの)の事情でPismoG3のままです。そろそろと思いつつ半年が経過。まだあと半年悩みそう。

◎さああ〜次は、メールマガジンもちゃんと発行できるかちょっと心配(笑)


<今週気付いたこと>体に静電気がたまっているときって肩凝りがよけいに激しくなる。電気を放出しても肩凝りは残る。

筆者/copy right=フルタマコト
メールください!
手紙マーク
cdnewsjp@yahoo.co.jp

前号に戻る戻るマーク ホームに戻る 進むマーク次号に進む
ホームに戻る