CD NEWS 05月05日号


新鮮、出来立て保証マーク
毎週日曜発行
   
   mako-rin's CD NEWS     
   
更新日時=2002年05月06日午後09時30分


Presented by Makoto Furuta,1991-2002(c)
  
 
cdnewsjp@yahoo.co.jp  
  

 
CD印の飾り棚線マーク  

◎☆☆☆☆☆「イムジン河」ザ・フォーククルセダーズ


■01. 「イムジン河」
■02. 「悲しくてやりきれない」
■03. 「イムジン河 カラオケ」
■04. 「悲しくてやりきれない カラオケ」


 久しぶりのCD NEWSでございます。少し緊張しますね、やっぱり。

 で、復活第一弾は、同じようになんと34年ぶりに出て来たザ・フォーク・クルセダーズの本来なら、メジャーデビュー第2弾シングルレコードに収録されるはずだった「イムジン河」です。

mako-rinはザ・フォーク・クルセダーズの大ファンでして、当時深夜放送ラジオで聴いたデビューシングル「帰ってきたヨッパライ」(当時180万枚セールスしたとんでもないシングルです)にコロリと夢中になり、その勢いでレコード店に第2弾シングルを申し込んだのでした。うーんところが、突如、発売中止になりその理由を理解できない少年mako-rinはただショックに打ちのめされ大変がっかりしたものです。とにかくあきらめきれずにレコード店をあちこち探したのを昨日のことのように記憶しております。

 この「イムジン河」は、1960年代に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で作られた曲をフォークル流にアレンジしたもの。しかし、政治的クレームがつき発売中止に。テレビ・ラジオでは放送禁止となりファンの間では“幻の1枚”として語り継がれておりました。

 で、フォークルのメンバー、加藤和彦がこの逆境ともいえる土壇場の状況の中でこしらえた、代わりの楽曲が「悲しくてやりきれない」。これまた曲調の良さから大ヒットし、名曲として今も歌い継がれております。こうして改めて聴くとフォークルのすごさに感心します。当時、「悲しくてやりきれない」は「イムジン河」を逆回転させて作った、という噂も出ましたが、今、両方を聴き比べてみますとイントロ部分などはそっくりでどっちだか分からない、雰囲気も似ております。

 でも34年ぶりでようやく購入できてなんだかほっとしたような。

 (AGENT CON−SIPIO、AGCA-1003、953円)


◎☆☆☆☆☆「アキラ 1」小林旭


■01.ダンチョネ節
■02.ズンドコ節
■03.アキラのホイホイ節
■04.アキラのツーレロ節
■05.ノーチヨサン節
■06.アキラの炭坑節
■07.アキラのデカンショ
■08.アキラのおいとこ節
■09.鹿児島おはら節
■10.アキラのソーラン節
■11.アキラのノーエ節
■12.アキラのラバさん
■13.アキラのストトン節
■14.アキラのまっくろけ節
■15.一筆啓上参らせ候
■16.地底の歌
■17.囚人部隊の歌
■18.恋の山手線


 アキラものです。しかも今回はなんと4枚も。小林旭ってナイアガラなんですね。われらが師匠、大瀧詠一が1985の大傑作「熱き心に」(作詩 阿久悠、作曲 大滝詠一・編曲 )以前から師匠は「ゴー!ゴー!ナイアガラ」で何度も小林旭の楽曲をかけていました。で、今回この4枚組が師匠監修でリリースされたことを大変うれしく思います。

 実はmako-rinもその昔、8トラックのカセット時代から旭の歌声を親父の車で聴いておりました。もちらんレコードも。まとめて旭の声を聴けるなんて幸せなんですね。この人の歌声って若干高い声が時々とぼけた味をかもし出して楽しいんですね。しかも永遠の銀幕のスターですから。現存する永遠の銀幕のスターってそうはいませんよ。

 しかもこの人がスクリーンに出てくるとカラッと明るくなってくるんですね、それが魅力。こういうスターって最近いないでしょ。いるだけで燦々と輝いているような人。これは本当に貴重な文化遺産だとmako-rinは思うわけ。

 で、上記にタイトルを見ただけでももうぶっ飛びものでしょう。「アキラのソーラン節」なんてまだ序の口。「アキラのストトン節」はては「アキラのまっくろけ節」ですもん。うーん、ちょっとくらくらきます。でも歌声を聴くとこんなに愉快な気持ちにさせてくれるアーティストはそういませんよ。

日本コロムビア、1500円)


音符印の飾り棚線マーク

Coming Soon


<反省>
◎あっと言う間にゴールデンウイークになってしまいました。さすがにマスクは不要ですが花粉症が続いております。ちょっと調子がいいので薬を飲まなかったのですが、突如、鼻水がどっと出て来て花粉症が去っていなかったことを思い出させてくれました。ずるずるですわ。相変わらず。

◎このまま何も変わらないのはいけないと、取急ぎアップロードいたしました。細かい事情は次回にでも。


<今週気付いたこと>あれ、いつの間にか一気に5月になりました。

筆者/copy right=フルタマコト
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