毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年05月31日午後05時10分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
1.peace of Mind〜strings
2.Palace Memorises
3.輝く季節(とき)の中で/In the Shining Season
4.Flying
5.Tin Field
6.Heaven's Song
7.大空(おおぞら)の記憶/Sky Remembrances
8.Aurora
9.Prime Season
10.Brightness
11.Magic Warriors
12.L'oiseau Bleu
13.Afternoon Tea
14.Asian Blue〜月が泳ぐ海
15.Wish
シンセサイザーによるサウンドで、西の「東祥高」(西なのにアズマなんですね)と並んで僕が大好きな東(ひがし)の「S.E.N.S.」の最新CD(通算26枚目)は、ベストアルバムとなっています。
アルバム「『故宮』オリジナルサウンドトラック|・||」サントラ、「輝く季節の中で」サントラ、「ミセスシンデレラ」サントラ、「Asian Blue」、「出逢った頃の君でいて」サントラ、「組曲|| やさしさの選択」、「Wish」、「L'oiseau Blue」、「組曲|| やさしさの選択」といった1994年から1998年のアルバムからのセレクションとなっています。この時代のS.E.N.S.って、テレビ関係の仕事が多かったようですね。ドラマでS.E.N.S.の楽曲が流れてくると、ドラマそのものよりも曲の方に関心がいってしまうのでドラマの筋が追い掛けられない、不器用なmako-rinです。
ちなみに、1988年から1993年までのベストものは「STATESMENT」(FUNHOUSE、FHCF-2145)として1994年2月にリリースされています。
Sound Earth Nature Spirit(S.E.N.S.)の名前に恥じない彼らの音楽は、聞く人の心を、この国に、このアジアに、この星に、この宇宙にといった具合にどんどんスケールアップさせながら聞かせ、なごませます。スケールが雄大なのですが、とてもその聞かせ方が自然で、心憎い演出がされています。きっとこういうのをさりげない心配りというのでしょう。
S.E.N.S.の各時代の代表的な曲が集まったベストものをこのようにまとめて聞くのは実に楽しいことです。このベストアルバムを聞いてS.E.N.S.の音楽が気になって、今度は一枚一枚のアルバムを逆に聞き始めても、彼らの一貫した姿勢は変わらないことにきっと気が付くはずです。その入門のようなきっかけになれば素敵なことでしょうね。
(FUNHOUSE、FHCF-2456、3059円)
1.ヘンなあだ名はイヤ
2.ミルク好き
3.ヘンなあだ名はイヤ(Perfect Klub groove Remix)
4.ヘンなあだ名はイヤ(カラオケ/Karaoke)
5.ミルク好き(カラオケ/Karaoke)
なんだか得体の知れないこの謎の人「DANCE MAN」、風貌は、松鶴家千歳さんに似ているけれど(そういえばこのファンキーなノリの良さでは、千歳師匠の「夕焼け小焼け」も絶品でした。分かるかな分かんねんだろうなぁ〜)、ヘアーが70年代しています。アフロヘアーっていいます。大事なノリはディスコが今のようにDJ主体より、そのあたりのサラリーマンも金曜日の夜ともなると変身して集う「デスコ」(「おぢさん、それは『ディスコ』って発音するんだよ」「ええっ、デスコだろ」「いや、ディスコだって」「ね、だからデスコ」「ディ…もういいです。デスコで、いいです、デスコや、デスコ。ナイトフィーバー、ナイトフィーバー、フィーバーってかなり古いね、どうも。年期入ってます」
脱線、閑話休題、中村八代。それにしてもこのシングルCD「ヘンなあだ名はイヤ」は、なかなか癖になるもの。そう、も〜う、一度聞いたらリピーターになってしまう。なにしろ歌詞がめっちゃむちゃくちゃなのに、妙に説得力があるし、このミラーボール光り輝くナイトフィーバー、ナイトフィーバー、でしょ。好きです、こういうむちゃなCD。で、よくクレジットを見ると原曲「BELIGHT MY FIRE」(DAN HARTMAN)とあります。もう、すごいね、原曲ってことは、これは日本盤(翻訳ではないでしょうね、これ)ということで、こんな無茶な歌詞くっつけてDAN HARTMAN怒ってこない? でも、なんかもうオリジナル曲に近い飛び方していますね、これ。ついでに調べたらカップリング曲「ミルク好き」も原曲はJACKSON SISTERSの「I BELIEVE IN MIRACLES」ってことで徹底しています。なんでも1970年代や80年代のダンス曲にオリジナルの日本語の歌詞付けて名曲の良さを再度知ってもらおう、という狙いらしい。
ダンス☆マンはミラーボール星からやってきたミラーボール星人ということだそうだが、良い子の皆さんはマに受けないように。それに彼をサポートするTHE BANDMANはJUMP MAN(guitar)、STAGE CHAKKA MAN(moriage)、HYU HYU(drums)、WATA-BOO(keyboards)、TOCA(bass)、O.L.(chorus)、DJ.ICHIRO(DJ)という地球人と宇宙人の混成バンド。くれぐれも良い子の皆さんはマに受けないように。真面目な良い大人もね。
それにしても変なあだ名は嫌ですねぇ。共感を持ちます、僕は。「中学時代にもどしてしまっただけで、いまだに『ゲロンパ』」なんて歌詞、ちょっとすごいですが、僕なんか電車の中で中学校時代の同級生に出逢ったら、今でも「ちゃんづけ」で「まこちゃん」だもん。しゃべっているのはどうみてもおっさん同士ですから、も〜う、周囲の乗客がパニックになるって(^_^;;)。「ヘンなあだ名はイヤ」でも、さすが名曲だけあって、歌詞が少々ヘンであっても実に堪えますねえ。
だんだん、曲がいいからヘンな歌詞でもいいような気がしてきちゃいました。「ミルク好き」なんてコーラス部分「ララララ ララ酪農」だもん。いいねえ、これ。でも牛乳についての知識が生まれるので、この歌は全国牛乳普及協会(なんてのが、もしあったら)のテーマソングにしてもいいくらいの出来。「さかなさかなさかな」に対抗するにはこれしかない(?)
こういう無茶なCDってもっとヒットしたら、世の中おもしろいでしょうねえ。だんご3兄弟よりも、こっちの方が僕は好き。なにしろ、一番すごいのはavex groupのvelfarre recordsからリリースされていること。avexが真剣に取り組んでいる姿勢が好きです。こういうのはavexのように本気でやらないとダメです。
(velfarre records、AVCV-33002、1223円)
◎☆☆☆☆☆「A Place Under the Sun」中山美穂
1.A Place Under the Sun
2.A Place Under the Sun(Reversion)
3.noon moon
4.A Place Under the Sun (Instrumental)
そしてミポリンです。「ヘンなあな名はイヤ」の歌詞によれば「女の子なんて特にかわいいヤツ…ひびきがいい『クリリン』あわせて言う『キョンキョン』」という例になりそうなミポリンですもん。あだ名からしてかわいいじゃないですか。
でも、中山美穂ちゃんもミポリンと呼ばれながら、ついにビールを美味しそうにぐびぐび飲む年頃になりました。それにしても実に旨そうに飲むから、僕もつられてつい購入してしまいました。実に単純じゃ〜ありませんか。(CMの影響受けやすい人間です、実に、まあ、情けないことに)あとは巾着茄子を手に入れるだけ。
そんな中山美穂のイメージもこのCDを聞くと、ほう〜、なるほど、なかなかいいではないですか、とさらに中山ファンが増えそうな雰囲気があるから憎い。なんとまあ1年1カ月ぶり(その間ビールなど飲んでた)の新曲となります。さて、アコースティックギターとミポリンのヴォーカルだけで迫ってくるこのシングル、実にシンプルな構成ですが、それだけに大変ストレートに心情が伝わってきます。中山自身の作詞したこの「A Place Under the Sun」はせつない恋心を優しく歌います。
リミックスの「A Place Under the Sun(Reversion)」もサンプリングなどによるグルーヴ感が少し落ち着き過ぎた曲に動きを付けてくれています。オリジナルともどもミポリンの独特なヴォーカルが和(なご)ませてくれます。
カップリングの「noon moon」は4ビートの懐かしめ的1曲で、これも実にいい感じの出来。
(キングレコード、KIDS-421、1020円)
<反省>先週のCD NEWS弘田三枝子の「レオのうた readymade JBL mix」の紹介でパルナスのネタを振ったら、nao-netさんからメールが。
「そっとかみしめてごらん/ママのあたたかい心が/お口の中にしみとおるよ/パルナス
甘いお菓子の/・・・・・・・/不思議な国のロシアの/夢のお船で運んでくれた/パルナス、パルナス
モスクワの味/パルナス、パルナス、パルナ〜ス」
…と送ってくれたのはいいのですが、途中の「・・・・・・・」部分、どうも分からないらしい。僕もどうしても思い出せない。そのため、この一週間ずっとフラストレーションがたまっています。誰か知っている人いらしたら、どうか教えてください。
WEB更新、今週もなんとか日曜日に間に合わせようと努力しましたが、どういうわけか月曜日にこれを打っているわけでして、間に合いませんでしたね。
花粉症報告。だんだんマシになってきたとはいえ、薬は飲み続けています。うっかり忘れると、「鼻水たら〜りの介」になってしまう。
『いつの間にか、実に静かにMac OS 8.6がリリース。ダウンロードできるのですが、アップルのサイトは余りにも混みあって、仕方なくアップルに実費申し込み。2500円(発送手数料込、税別)ならまあまあってとこでしょうか。』ーー先週こう書きました(5月13日)が、まだCD-ROMは送ってきません。こういうところの処理は相変わらずモタモタしているのがアップルの悪さです。…と書いた(5月24日)のは先週。28日についに堪忍袋の緒が切れて(^_^)アップルに「遅いよ」メールを出しました。そしたら、なんと3時間後に「Mac OS 8.6」が到着しました(*o*)w(゚o゚)w OH! kaneda! HIROOKA!(Yoshida Nishioka)。3時間か、うーむ、ふーむ、ええ? メールを打ったから来たのではないでしょうね。たまたま打ったのと到着日が重なっただけ、こう考えるのがおとなってやつでしょうか。でもインターネットが当たり前になれば、注文品が3時間で送ってくるなんとことも夢じゃないでしょうね。それにしてもちょっと今回の処理手続きは遅すぎましたね、アップルさん。2週間もフルに待たせてはいけません。せっかくのアツイ気持ちが冷めちゃいますぜ。
アップルに対する意見はここからメールしよう。「Tell Us ご意見・ご要望に関して」http://www.apple.co.jp/support/tell_us/index.html
月曜日になってCD NEWSを書くのは、なんとなく昔、宿題忘れて、教室で居残りで勉強させられた嫌な思い出が蘇ってきてちょっと悲しい。ーー今週もその気分で書いておりますが、天気が良くって青空が見えているのが先週の雨のMondayとの大きな違い。このように気分はいいのに、居残り勉強どころか、今週は職員室の前の廊下にバケツ持って立たされている記憶が蘇ってきました。僕っていったいどんな小学生だったんだろう。なんかおそろしいトラウマが…。
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<今週の一句>洗車して 休憩すれば 雨雲が(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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