CD NEWS01月07日号


毎週日曜発行
   
   mako-rin's CD NEWS     
   
更新日時=2001年01月08日午後10時15分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp


 
CD印の飾り棚線マーク  

◎☆☆☆☆「fragile/JIRENMA」エブリ・リトル・シング


■01. fragile
■02. JIRENMA
■03. JIRENMA(FPM Young Soul Mix)
■04. fragile(Instrumental)
■05. JIRENMA(Instrumental)


 Every Little Thingの新しいこのシングルCDは両A面という扱いです。「fragile」はフジテレビ系恋愛観察バラエティー番組(フジテレビってこういう企画が好きだねえ)「あいのり」の主題歌。一方のA面楽曲「JIRENMA」は劇場版「頭文字【イニシャル】D Third Stage」のエンディングテーマとなっています。いずれの楽曲もタイアップとなっているのはさすがですね。

 「fragile」には「言葉が不器用すぎて 邪魔ばかりする」(作詞・持田香織)という歌詞があります。好きな人に思いを伝えるのは、とても難しいことなんですね。じゃあどうすればいいのか。まさかアナウンサー学校行って最初から勉強する人は、うーん(ゼロとは言えないなあ)まあ、1000人にひとりくらいいるかもしれませんが、まあ、普通そんな人いないでしょうねえ。

 でも、いいじゃない、そのもどかしさこそが。そのうちあなたの思いもきっと伝わると思いますよ。そのくらいの相手でないと、この先いろいろと大変かもしれませんよ。昔からよく言うじゃありませんか、「巧言令色(言葉をうまくかざり、顔色をうまくつくろうこと。岩波国語辞典より)少ないかな仁」って。

 ちなみにJIRENMA(FPM Young Soul Mix)は、ファンタスティック・プラティック・マシーンの田中知幸が担当。これは実に聞き物だと思います。田中知之は、「オースティン・パワーズ:デラックス」(原題「AUSTIN POWERS The Spy Who Shagged Me」)のサントラ「Bachelor Pad」で偉大なる力を見せたDJです。そのYoung Soulのミックスですから、きっとダンスマンもびっくりでしょう。

 (avex trax、AVCD-30165、1050円)



◎☆☆☆☆☆「よりぬきFPM イン・ザ・ミックス very best of FPM in the mix」ファンタスティック・プラスチック・マシーン


■01. BOSSA FOR JACKIE [Turner=Tanaka Tsurugu]
■02. STEPPIN' OUT [Jackson]
■03. LOTTO [Drau-Tanaka Tsurugi]
■04. SATELLITE BEATS [Tanaka]
■05. TAKE ME TO THE DISCO [Tanaka]
■06. FANTASTIC PLASTIC WORLD (voicw*n*baroque)[France-tanaka]
■07. THERE MUST BE AN ANGEL (PLAYING WITH MY HEART) [Stewart-Lennox]
■08. HELLO & GOOD BYE (new version) [Tanaka]
■09. BACHELOR PAD [Cameron]
■10. ELECTRIC LADYLAND (japanese version)
■11. FIRST CLASS '77 [Sunaga]
■12. Mr. FANTASY'S LOVE [Tanaka-Tsurugi]
■13. L'AVENTURE FANTASTIQUE [Tanaka]
■14. YOU MUST LEARN ALL NIGHT LONG (Dauerfisch REMIX) [Tanaka]
■15. PURA SAUDAGE (Nova Bossa Nova) [Cerqueris-Tanaka]


 ファンタスティック・プラスチック・マシーン(FPM)の名前が出たところで、DJ 須永辰緒氏によるFPMのメガ・ミックスものの紹介といきましょう。どうです、タイトル見ただけでもFPMのヒット大全集といってもいいような選曲でしょう。
 
 しかもこの中には、E.L.T.のところで紹介した「BACHELOR PAD 」がしっかり収録されていますから、今からチェックしてみたい、という人にはぴったりですね。「BACHELOR PAD 」に続く楽曲にはなんと「ELECTRIC LADYLAND (japanese version)」が日本語バージョンが収録されています。これは珍しいというかレアですよね。

 ところどころ「interlude」として映画のセリフのような、それこそ幕間のお遊びがあったりしてこのあたりも結構楽しいところ。よーく考えれば全編お遊びといえなくもないが、これだけのヴォリュームでこうしていっぺんに聞かされると、いやはやどうしてお遊びの域をはるかに越えております。実に巧みで、なによりもリスナーをなんとかして楽しませてやろうとするサービス精神に満ち溢れていることに気が付きます。

 (日本コロムビア、COCP-50434、3059円)


◎☆☆☆☆「あなたのそばにいて」永井真理子


■01. あなたのそばにいて
■02. 行間の天使
■03. あなたのそばにいて
〜with A.Guitar(16:00,Aug,31,'00) version〜


 ペンギンちゃんカムバックとmako-rinは叫びたい。永井真理子、その昔着ぐるみに入ってバラエティー番組やっていました。で、その着ぐるみがペンギンちゃん。でも、もうママになった永井真理子にいつまでもペンギンちゃんでは可哀想ですね。でもmako-rinの心の中はやっぱりペンギンちゃんなのです。

 「あなたのそばにいて」は、バラードです。ラブがテーマ。でも、かなり大人になってからの広がる愛というか、人と人だけの愛情にとどまらないスケールの大きな愛情を感じます。いわゆる包容力に身を任せてこの際何もかも忘れて安心したい、という気持ちもちょっと見てとれます。温かくて大きな愛に包まれた安定志向、うん?、なんだか元ロッカーらしくないぞ、と感じてしまうのはmako-rinが深読みし過ぎか。

 バラードになるとどうしてもすべてに優しくなってしまいがちなので仕方ないのかもしれません。 でも「行間の天使」はちょっと違います。あのロッカー永井真理子らしい一曲。イントロのギターからして跳ねております。やっぱりねえ、永井真理子は元気良く飛び跳ねてほしいよ。いつまでも跳ねて弾けまくってほしいなあ、というのが正直な感想です。とはいえ、いつまでも歌い続けてほしい、というファンの願いにこたえてくれているところがうれしいよなあ。

 永井真理子を知らない最近の若いCD NEWERもいるのでプロフィール、プロフィールと。1987年7月、「OH!ムーンライト」でデビュー。翌1988年9月17 日、日比谷野音を皮切りに学園祭を含む初の全国ツアーを行う。学園祭13本は、「1988年学園祭の女王」と当時注目を集めています。そういやこの時代、何かにつけて「◯◯の女王」って表現ありましたねえ(懐かしいモード)。ツアー全体は、1989年1月まで27本(学園祭含む)をこなす。東京は中野サンプラザの2日間。1990年12月NHK紅白歌合戦に初出場、「ZUTTO」を歌う。

 1992年8月、横浜スタジアムで初のライブ行う。日本人女性アーティストの単独ライブとして は初めての快挙、とか。産休を経て1997年7月、活動を再開。1998年10月約3年ぶりのコンサートツアー1998「You're…」大阪UMEDA HEAT BEATよりスタートしています。

 2001コンサートツアー!は「永井真理子 Concert Tour 2001 〜ちいさなとびら〜」です。さて気になる日程は……。
 3月2日(金)18:30 OPEN 19:00 START=大阪:UMEDA HERT BERT 、指定・立見\4,800(消費税込み)、(問)サウンドクリエーター(電話06-6357-4400)
 3月3日(土) 17:30 OPEN 18:00 START=名古屋:クラブ ダイアモンドホール、指定・立見\4,800(消費税込み)、(問)サンデーフォークプロモーション(電話052-320-9100)
 3月10日(土)17:00 OPEN 18:00 START=東京: 赤坂 BLITZ、指定・立見\4,800(消費税込み)、 (問)ホットスタッフプロモーション(電話03-5720-9999)

 (東芝EMI、TOCT-4245、1020円)


音符印の飾り棚線マーク

Coming Soon


<反省>
◎新世紀も一週間が過ぎてしまいました。相変わらずの生活なので20世紀とあんまり変わっていないけれど、ちょっと寒い。暖冬だったのに一気に冷え込んで寒い思いをしております。昨年より腰の調子がイマイチで、冷え込んだ日には使い捨てカイロが有り難い。特に貼るタイプはいいですね。トイレなんかで落とすことがなくて。昔、受験中にトイレでカイロ(白金カイロとかいって液体燃料で燃えるの)落として、消えてしまい、敢え無く合格リストからも消えた苦い思い出があります。それゆえこの使い捨てカイロ発明者には本当に心から感謝いたしておりますm(_ _)mako-rin。

◎来週のネタはきっと、「MacExpoのサンフランシスコ」ネタでしょうね。と書きながら、まだきょうは8日じゃないの。したがってネタの展開は来週となります。最近カレンダーの読み方よく間違えて恥じかいています。言い訳するとスケジュールをいろいろ見ていることが多くて、時々、現在が一体いつなのか分からなくなって日中に彷徨(さまよ)っているのです。


◎簡単メールはここ!
手紙マーク!不平不満苦情ごみの収集日の問い合わせ、昨年大晦日に注文したそばの出前の行方などさまざまな疑問は、この簡単メールをお使いになりお知らせ下さい普通のメールはこの下の封筒マークからどうぞ。


<今週の一句>新世紀 何も変わらん 僕がいる(字余りmako-rin詠める)

筆者/copy right=フルタマコト
すまぬが そこのあなた ヒマですか? おっ、ちょうど良かった !メールください!
手紙マーク
cdnewsjp@yahoo.co.jp

前号に戻る戻るマーク ホームに戻る 進むマーク次号に進む
ホームに戻る