毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1998年01月12日午後11時31分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎「SHARE瞳の中のヒーロー」杏里
杏里のニューシングルは、いよいよ始まる1988年長野オリンピック冬季競技大会公式イメージソング。記憶力の良い人は1994年に長野オリンピック冬季競技大会公式イメージソングとして、発表され、限定版で発売されたことを覚えているはずですね。開会1カ月前の1998年1月7日に『正式に』リリースされたのがこのシングルとなります。
杏里は、リレハンメル大会の時に反目しあう国の選手らが、非常に近い距離でそれぞれがにこやかに笑う姿を見て「スポーツは戦うものではなく競うもの」と思い、「互いに自分の力を出し合い、思いを分かち合い、喜びも悔しさも分かち合うもの」と感動したそうだ。この「分かち合う」という言葉、つまり「share 」こそがこの曲のキーワードとなっています。
正式リリースに際して、今回は、新たにEnglish Versionが収録されています。長野オリンピック組織委員会を通じて、ヨーロッパのユーロTV、アメリカCBSネットワークを通じて各国でもEnglish Versionが放送されるそうです。いろんな国の人々が杏里の歌声を楽しめるわけですね。(フォーライフ、FLDF-1648、816円)
◎「再生の秘薬」堂埜陽子
昨年秋デビューした堂埜(どうの)陽子のシングル。いつも僕はボーッとしているので、実は紹介するのを忘れていた(CD NEWSでは、よくありがちなことでございます。自慢してどうする)のだけれど、まだ2カ月ほどしかたっていないので構うものか、と思っております。
最近の女性シンガーは、早口でシャウトする人が多いので、聞き取れない。特に川本真琴は、3回ほどビデオに録画して、聞き返しても理解しにくい。でも、おもしろいので、何度でもリピートしてしまう。このあたりハマると“癖になりそう”(by 間貫平ちゃん)なのですよ。
で、2カ月遅れも気にしないのは、この癖になりそう的要素が堂埜さんちの陽子ちゃんの場合、非常に高いのです。まず、レコード会社各社が争奪戦を繰り広げただけあってルックスは抜群です。しかもこの何考えてんだか、よーく分からない歌詞もじっくり読み始めると(これはCD買わないと読めませんが)イメージが様々に広がっていっておもしろい。ますます、この陽子ちゃん、不思議な女性に思えてきます。
カップリングの「I#」を聞くと特によくわかるのですが、川本さんちの真琴さんとの共通点は「めっちゃ早口で」日本語のヒアリング能力試されているようで楽しい点。偶然だと思いますが、二人とも福井県出身、なんか福井方面には、早口言葉の日常化が進んでいるのだろうか、非常に興味があります(なんせ、隣接県に住んでいますからね)。キュートな声も二重丸です。(SONY RECORDS、SRDLー4473、1020円)
◎「BLACK OR WHITE ?」浅倉大介expd.西川貴教
T.M.R.な人にはちょっと気になるシングルだったはずです。古くからのCD NEWSファンには2度目の紹介となるこのCD。そう、なんと再発売ものなんですね。最初にリリースされた時は、まさにaccess人気抜群の頃でaccess解散後、浅倉がソロ(元々浅倉はソロでやっていて、途中でaccessになったわけですが)プロジェクトを始めた時、ゲストヴォーカルで招かれたのが今、最高に輝いているT.M.R.西川君でした。約2年半前のことですが、すでに写真を見るとT.M.R.らしいポーズを決めています(難儀な子ですわ)。そう、すでに難儀なロックアーティスト街道をまっしぐらに走り始めていたわけです。昨年暮れの紅白歌合戦では、白組でトップに歌い、NHKでも民放と同様にしっかりフロントから風を受けながら歌っていました。あんな薄着で、風邪を引かないか心配ですが、どうやら琵琶湖のほとりで育ったためか少々の風は平気、大丈夫のようです。いちびりとサーヴィス精神が合体して、ロック魂で割るとああいうものすごいキャラクターができあがる生きた証明みたいなものです。特別天然記念物とでもいうか。
アーリーT.M.R.をじっくり楽しんでやろう(ヴォーカルなんて今とかわりませんもん。うっかりするとT.M.R.の新曲と間違えそうなほどです)という人にはピッタンコ。過去の浅倉作品も楽しめる一石二鳥のCDです。(FUNHOUSE 、FHDF-1658、1020円)
<反省>ホームページにはいろんな種類があって、本当に飽きさせません。先日、URLを打ち込むだけで、ホームページのHTMLを採点してくれるホームページがあって、うれしがって自分のページをチェックしてみました。実はとんでもない悪い点数を付けられて、3秒ほど落ち込みましたが、逆にやる気がでましたね。悪い所を徹底的に直しました。一部ブラウザの上位で使うタグもあるため、満点とはいえませんが、かなりの点数が取り戻せました。勉強になりますねえ。でも、こうして読んでくださっている皆さんにとっては、ほとんど変化はないのです。このあたり、逆にいえば、少々タグ打ちが間違っていようが、表示はそれほど変わらない融通性があるんですねえインターネットっていいなあ。ますます気に入りました。
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<今週の一句>Mac起動 正月画面 8は少し堅いなあ(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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