CD NEWS02月11日号


毎週日曜発行
   
   mako-rin's CD NEWS     
   
更新日時=2001年02月13日午後11時50分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp


 
CD印の飾り棚線マーク  

◎☆☆☆☆「マーガレット」hiro:n


■01. マーガレット
■02. Precious Song
■03. マーガレット(Nu Groove Version)


 hiro:nのニューシングルは通算3枚目のシングル「マーガレット」。hiro:nが19歳の夏に生まれて初めて作った曲とか。北海道室蘭市の実家の目の前にマーガレットがたくさん咲いているそうで、その風景を思い浮かべて作ったもの。

 大きくなること、大人になることへのあこがれ。でもあこがれだけではすまない現実。恋に悩み、傷つきそれでも生きていかなきゃならない、その現実に気付いた今日という日。この日を記念日としてマーガレットを抱きしめて生きていこう、という非常に前向きな歌で、女のコなら誰でもわかるような気持ちが詰め込まれた曲です。

 イントロから一気呵成(いっきかせい)に歌っていくhiro:n。ドライブ感があってまるで空飛ぶピータパンに手を引っ張られてあちこちを飛び回っているような不思議な感じがします。とても楽しくて思わず大声を出して笑い出してしまいそう。

「恋しても夢見ても大きくなることは/神様と私だけが決めること」って歌詞がとってもいいよなぁー、とこの部分、何度も何度も聞いております。

 カップリングの「Precious Song」は、ちょっとしたきっかけで起きた仲違い。「ごめんね」といえなかったのが今ではとても悔やまれます。別れ道に差し掛かったわけですが、これからどうなるかは分からない。神のみぞ知る、という状況ですが、やっぱり変わらないでいてほしい、という女のコの気持ちが痛いほどわかります。

 hiro:nの可愛いヴォイスは、「マーガレット」や「Precious Song」にぴったり。なんかこわれてしまいそうなか弱い存在なのですが、WEBなどで彼女の歌う様子を見ていると、逆に存在感があるので、そのあたりの微妙なアンバランスさが一味違った魅力になっています。

 (日本コロムビア、COCA-50466、1260円)


◎☆☆☆☆「NO FUTURE」相川七瀬


■01. NO FUTURE
■02. Dearest:my friend

◎☆☆☆☆「〜dandelion〜」相川七瀬


■01. 〜dandelion〜
■02. 〜dandelion〜(TECH ROCK MIX)
■03. 〜dandelion〜(Shining Man Brothers Remix)
■04. 〜dandelion〜(Eden mix)


 相川七瀬のシングルはなんと2連発同日発売ものです。18枚目のシングル「NO FUTURE」は、MBS/TBS系テレビアニメーション「ゾイド新世紀/ゼロ」オープニングテーマになっています。16枚目「midnight blue」(2000年5月)、17枚目シングル「SEVENSEAS」(2000年8月)と同様に布袋寅泰のプロデュース(作詞:相川七瀬、作曲:布袋寅泰、編曲:KANAME)作品。

 テクノポップなイントロから御機嫌なギタープレイが聞こえてきます。もうすっかり布袋ワールドなのですが、相川が歌い出すと、そこはやっぱり相川ワールドにチェンジします。21世紀の恋、ちょっと近くの未来の僕らの恋愛の進行形を歌っているようです。でも未来が「NO FUTURE」という表現も素敵です。

 「Dearest:my friend 」はガラリと雰囲気を変えたバラード。ちょっとダルな感じなのですが、何かの拍子に思い出すようなふっとした甘酸っぱい切なさが込められいるようです。「頑張らないで、愛すべき人よ」という訴えかけは、なかなかのものです。

 続く「〜dandelion〜」は、19枚目シングルで、こちらのタイアップはフジテレビ系「プロ野球ニュース」のテーマソングになっています。で、デビュー以来のおなじみの織田哲郎がプロデュース作品となっています。やっぱり相川七瀬の場合、織田作品がピタリと決まりますね。もちろん布袋の魅力的な作品も十分に分かってですけれど。

 相川七瀬は、1975年2月16日生まれ、大阪府出身、血液型はAB型。織田哲郎プロデュースにより、1995年11月シングル「夢見る少女じゃいられない」でデビューしています。2月21日には、相川の5枚目のアルバム「Purana」(CTCR-18023 、3059円) がリリースされます。

(「NO FUTURE」=motorod、CTCR-40058、1050円、「〜dandelion〜」=motorod、CTCR-40065、1050円)



◎☆☆☆「HELLO,SOFMAP WORLD」歌い手知らず


■01. HELLO,SOFMAP WORLD
■02. HELLO,SOFMAP WORLD(Soul Version)
■03. SOFRP
■03. HELLO,SOFMAP WORLD(Instrumental)


 いよいよCD NEWSもネタ切れと思った人よ、ちょいと待った。確かにこれはソフマップの店内に毎日しつこいほど流れているあの音楽ではございますが、mako-rinの秘かなお気に入りソングなのです。

 以前、日本橋のソフマップでこのCDを見つけた時は買わなかったのですが、それ以来、「あの時買えば良かった」と悔やまれること、悔やまれること。今度見つけたら絶対買うもんね、と決めておりました。

 で、ついにきょうソフマップ梅田店で見つけてしまったんだから、当然ゲットでしょう。店内に流れているのと同じで唯一違うのはナレーションのないところ。本当はナレーション付きバージョンがあれば、もっとうれしかったのですが、ゲットできただけでも良しとしよう。

 忙しくなればなるほど、mako-rinは日本橋界隈でいろんなデジタル商品を見て回りたくなる、という変な習慣があります。原稿に行き詰まったり、いいアイデアが浮かばない時に、夢あふれるパソコンやソフトなど夢がいっぱい詰まったグッズを見ると、刺激を受けて問題解決の糸口を見い出してきたことが多々あったのです。

 もちろん大好きなパソコンを見ていること自体がリラックスできて精神的に良い影響が出ているというのが本当のところでしょう。それでも目下の悩みは、本当に日本橋などに行けるほど時間が無くなってきたこと。こうなれば、せめて行った気分になろう、そんなわけで、このCDの登場になります。

 そう、このCDは現場に行けないフラストレーションを思いっきり拡散させてくれる一枚なのです。それにしてもプレイヤーやアーティストの名前が一切書かれていないのは、不親切極まりがない。達者なコーラスやラップなどはきっと名のある人のはずなのに、こういうところユーザー本位じゃないんだから、まったく。

 それはともかく僕は、とても時間がないのに行きたい時はオリジナルの「HELLO,SOFMAP WORLD」の少年少女合唱団バージョンをリピート状態にしてかけっぱなしにしておきます。ノってくれば、自分でナレーション部分を演じてバーチャルなお客さんに呼び掛けます。とほほ。何やってんだろう。そこのあなた、なんとなく想像できるんでしょうけれど、あんまり真似しない方がいいですよ。

 で、一番のお気に入りは男女が目一杯ハーモニーを楽しんでいる 「HELLO,SOFMAP WORLD(Soul Version)」これさえ聞けば、しっかり寝付かれます。もうこれでソフマップに行けなくても大丈夫。ついでに九州のアプライドのCDなんかも手に入るとうれしいですね。そして最後の疑問。このCD一枚105円は本当のところ高いのか安いのか、よく分からない。けれど、パソコンの「おまけ」でタダでくれないところがなんだかうれしい。

 (sofmap、SP-002 、105円)


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◎今週は喉が腫れております。唾を飲み込むと痛い。頭も重い。早く風邪よ、治れ。で、結石も時折襲ってくるもののなんとか生活しております。連休はほぼダウン状態でございました。


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