毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2001年03月04日午後11時59分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「Da Best of Da Pump」Da Pump
■01. Feelin'Good-It's PARADISE-
■02. Love Is The Final Liberty
■03. Stay Together
■04. ごきげんだぜっ!〜Nothing But Something〜
■05. Rhapsody in Blue
■06. Around The World
■07. Joyful
■08. Crazy Beat Goes On!
■09. We can't stop the music
■10. I wonder...
■11. Com'on! Be My Girl!
■12. if...
■13. Purple The Orion
■14. if...(Tsutchie remix)
■15. Com'on! Be My Girl!(DJ YUTAKA remix)
■16. if... (3Y8M23D mix)
■17. From Summer Time...it's All Right!...(初回盤のみ)
DA PUMPのデビューからの3年半の軌跡を、13枚のシングル曲(全曲リマスタリング)で完全網羅したアルバムがこれ。DA PUMPといえば、同時に冨樫明生サウンドもフルに楽しめる仕掛けになっています。
mc.ATとしての活動がなくなって久しくなりましたが、時おり、DA PUMPの楽曲の中でさりげなく登場してくるので、ファンにとってはDA PUMPと共に一粒で二度美味しい組み合わせになっています。リマスターなのでこれまでのコレクション以外にやっぱり一枚加えておきたいものです。
DA PUMPの楽曲はプロデューサーとしての冨樫がDA PUMPの魅力を思う存分引き出しているので(この組み合わせは最高です)、何も言うことはなし。DA PUMPの元気一杯の若さを見事にリードしています。北海道出身の冨樫と沖縄出身のDA PUMPという日本を横断する組み合わせ。しかも冨樫君は教育大出身の“教師”のような存在です。たぶんDA PUMPにとっては先生というより、良き兄貴として頼れる存在なのではないでしょうか。
ボーナストラックとしてTSUTCHIE、DJ YUTAKA、Toru MINAMIによる初のリミックス収録の全16曲。さらに、初回プレス盤は、特殊仕様盤+New Recording曲<From Summer Time...it's All Right...>付きという全17曲になっています。
(avex tune、AVCT-1089、3150円)
■01. サムライガール
■02. 馬鹿息子
■03. クローバー
JITTERIN'JINNのニューシングル。「サムライガール」という勇ましいタイトル通り、恋に万歳アタックしていくちょっと向こう見ずな様子がコミカルに描かれています。損得勘定なんて全くなし、出たとこ勝負、それでダメなら「当たって砕け散ってやる」という心意気がなんだかうれしい。
本当はなんでもこうありたい、と思います。手を出す前にいろいろ考え過ぎて、その結果、勝てる勝負なのに諦めたり、撤退してみたり……。なんとかなるって、失敗しても、失恋してもきっと命までは取られることはないのですから、堂々とアタックあるのみ、という歌詞が好きです。
コーラス部分のちょっと調和していないところが好きです。「I'm Samurai Girl,bannzai attackするわ」。なんだかウジウジしていなくて「ダメでもともと」の精神で飛び込んでいくところが素晴らしい。周りが反対すればするほど行ってしまうのもよくあることですが、恋する乙女にとってはしかたがないことです。「止めてくれるな、おっかさん」って今どき、乙女のセリフなのかもしれません。
「馬鹿息子」は、たぶん、こんな男の子はクラスに一人はいましたねぇ。ちょっと融通の利かないボーヤでねえ。いつも急に怒り出したりして困ってしまう。でも、ちょっと頭を撫でてあげると、途端にいい子ちゃんになってしまうんだから、もう全く拍子抜けです。
「クローバー」は幼い時の郷愁が蘇るような可愛い歌です。「みんなのうた」になりそうな一曲。二人で摘んだ四葉のクローバー。願いをかけたあの頃。「どこにいて/何をして/誰を好きになっても/いつまでも私のこと忘れないでいてね」、誰もがそんな思い出を胸のうちに秘めているような気がします。ちょっと胸キューンものの一曲ですね。
(日本コロムビア、COCA-15388 、1260円)
■01. new world (Album Mix)
■02. GURUGURU
■03. Desire
■04. We are
■05. Snail
■06. 永遠
■07. rumble fish
■08. Holiday
■09. 135
■10. Wings 510
■11. SUMMER DAYS
■12. BONUS TRACK. Yesterday & Today (Strings Orchestra Mix)
Do As Infinityのこのセカンド・アルバム「NEW WORLD」は、オリコン(オリジナル・コンフィデンス)アルバム・ウィークリーチャート( 3月5日付)では、なんと初登場で第1位の快挙を成し遂げています。
Do As Infinityは、浜崎あゆみ、チェキッ娘などのアーティストに数多く作品を提供している新人作曲家、長尾大(Composer 、Guitar、Programming。1971年3月28日生まれ、千葉県出身)を中心として、ヴォーカルに紅一点、伴都美子(Vocal 。1979年1月9日生まれ、熊本県出身)、ギターに大渡亮(Guitar、Vocal。1971年4月4日生まれ、神奈川県出身)をむかえたユニット。
彼らのWEBは、デビュー前からずっと継続しているストリート・ライブのスケジュールをはじめとする情報公開が「Do As Infinity」の一部となっていて、一日のヒット総数は平均6万件。最高時には16万件のアクセスもあるそうですから一度のぞいてみてください。
非常に軽快でわかりやすい(親しみやすい)メロディーは一度聞くと、印象に残ってそのうち口ずさんでいる、といった具合。歌詞も都市の中の生活のある一部分をうまく切り取ってぼくらに投げかけています。この詩もなんだかなじみがあります。
「Holiday」は21世紀のシュガーベイブの「Down Town」のような気がして、なんだか懐かしくていい気分になりました。サウンドがやたらに未来志向なのに、「隣のテレビのワイドショーが」聞こえてくるような現在進行形の猥雑な、あるいはごった煮の世界が同時に共存していてとてもおもしろい。
でも、このやたらに目標が定まらない、どうしようもない現在というこの国の瞬間をうまく切り取っているところがリアリティーがあり過ぎて、楽曲を聞きながら、考え過ぎて苦悩しております。どっかの緊張感の欠けているソーリに聞かせてあげたい。
(avex trax、AVCD-11880、3059円)
<反省>
◎幕張に行く頃になると、同時に出現してくるのがあの憎っき「花粉症」です。特に今年の東京方面はすごかった。もう顔がひりひり状態で、何度もうがいをしたが、ダメ。関西に戻ってきてからも顔のひりひりと目のしょぼしょぼ、鼻のずるずるは治らない。やたらに顔を洗っているせいか、ますます厚顔無恥になっているよーな。
◎更新作業が進まないのも実は花粉症に関係がありまして、今年医師からもらった飲み薬がやたらに眠くなるのです。もう飲んだらテキメン、3分もあれば眠れます。で、ちょっと効き過ぎのような気がして怖いので、とっても小さい錠剤をさらに二つに分けて飲んでおります。でも、半分でも5分もあればすぐに眠り込んでしまいます。会社でも仕事だけではなく眠さとも闘っております。午後4時頃がピークみたいで、「もう私をベッドに連れてって」と叫んでしまいたいほど眠いのです。ミスタービーンのように、目にせんたくばさみ付けてやろうかしらん。
◎幕張では、花柄や水玉iMacの登場に正直言って、思わず顔をそむけてしまった。ジョブスもこころなしか恥ずかし気でありました。恥ずかしいなら発表せんでええのに。スーツ姿なのでよけいに恥ずかしかった。でもスペックと価格ではこれまでで最高のiMacであることは確か。もしお金があればPowerBookG4やPowerMacG4より、迷わずこのiMacにすることでしょう。そのうちタータンチェックものとか唐草模様とかの仕様もきっと出るはずだから、楽しみにすることにしよう。で、現在までにiMacって何種類出ているんでしょうねえ。誰か数えている人教えて?
◎簡単メールはここ!
!不平不満苦情ごみの収集日の問い合わせ、昨年大晦日に注文したそばの出前の行方などさまざまな疑問は、この簡単メールをお使いになりお知らせ下さい普通のメールはこの下の封筒マークからどうぞ。
<今週の一句>結石に 花粉が加わり もうだめね(字余りmako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
すまぬが そこのあなた ヒマですか? おっ、ちょうど良かった !メールください!
cdnewsjp@yahoo.co.jp
前号に戻る
次号に進む
ホームに戻る