毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2000年03月13日午前00時50分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「クローバー」つじあやの
■01. クローバー
■02. 三日月の夜
「つじあやの」のなんだか知らぬがふわっとした世界が実に心地よく落ち着けて今、mako-rinはまっております。ウクレレを中心とする実にアコースティックな素朴なサウンド。それに同じくらいまっすぐストレート、直球くらいのつじあやののヴォーカルがピタッと音を立てるくらいに決まっております。
「クローバー」
(ビクターエンタテインメント、VICL-35098、1050円)
◎☆☆☆☆「Sunshine Love」Tina(ティナ)
■01. Sunshine Love
■02. Midnight Mail
■03. Sunshine Love(T Jack Swing Mix)
■04. Sunshine Love(Original Track)
今週のCD NEWSは、そう勘の良い方はお気付きの通り、女性ヴォーカル特集です。3枚目のマキシシングルを出したTina(ティナ)。もうめったやたらに(大阪弁でいえば「めっちゃ」)おしゃれでカッコイイ1枚です。「最近、なんかいいCDない?」って誰かに聞かれたら、ぜひこのTinaの「Sunshine Love」をオススメください。あなたのセンスの良さが改めて光るはずです。
「Sunshine Love」のイントロで、僕なんかコロリと参ってしまいました。ああ、こらぁ〜ええわ。さすがオリコンでアルバム「Colorado」(コロラード)」が、初登場で1位を記録しただけの実力はあります。山下達郎のように、多重録音による一人コーラスを実現しています。このコーラスアレンジがなかなか小気味良くて何度も聞いております。
特にア・カペラ主体に作られた「Sunshine Love(T Jack Swing Mix)」を聞くと、Tinaのヴォーカルの輝きがより鮮明に分かると思いますが、声の持つ楽しさ、鼓舞してくれるような温かさが伝わってきます。人によっては元気を取り戻す1曲になるかもしれません。ヴォーカルものの楽しさが詰まった一枚です。
東京出身で、1975年2月3日生まれのTina(ティナ)のプロフィールを見ると、幼い頃からジャズサックスプレイヤーである父親の影響を受け、ジャズをはじめとするブラックミュージックを歌い始めていたそうです。そんなわけでデビュー前からその歌唱力は多くの人たちの注目を集め、1998年11月に、初めてソロで出したアナログ盤「There Must Be An Angel」も発売前から話題を呼び即日完売。そして1999年4月にマキシシングル「I'll be there」(徳間ジャパン、TKCA-71569、1300円)で、待望のメジャー・デビューを。続く7月にはセカンド・マキシシングル「Magic」(徳間ジャパン、TKCA-71638、1223円)をリリースし、現在もロングセールスを更新中です。1999年11月に、待望のファースト・アルバム「Colorado」(徳間ジャパン、TKCA-71712、3059円)をリリース。オリコン初登場で第1位を記録しています。
(徳間ジャパン、TKCA-71840、1223円)
■01. 喜びの詩
■02. sweet days
■03. ちょうちょ
Steady & Co. (Kenji Furuya + BOTS)プロデュースによる、ひふみかおりのマキシシングル「喜びの詩」。ユニバーサルビクターに移籍第2弾シングルで、調子が乗ってきました。イントロのBOTSによるスクラッチやKenjiが作り上げたヒップホップのループが、ゆったりとして明るい楽曲になっています。
「喜びの詩」は、NHKポップジャムのエンディングテーマ曲としても知られています。ひふみかおりの優しい歌声が明るい春の日差しに包まれて、なんだか縁側で日向ぼっこしているような温かくて幸せな気分になれます。「愛しい人を包めるように/その幸せ祈りながら」。優しい気持ちが伝わってきます。
「sweet days」は、ひふみかおりのダブ初チャレンジもの。彼女の優しい歌声の魅力がここでも楽曲いっぱいにあふれ、彼の温もりや散歩する小道が映像として浮かんできそう。甘酸っぱい日々がそこここにあります。3曲目の「ちょうちょ」は、Kenji Furuyaのヒューマン・ビート・ボックスとアコースティック・ギターのみのシンプルな楽曲。これも心に沁み入る一曲です。
ひふみかおりは、1972年11月16日生まれの血液型B型で千葉県出身 。1995年10月にバンダイミュージックよりシングル「究極のメニュー」でソロ・デビュー。以後、彼女自身の独自の感覚で「自分の信じる音楽」を追求。1998年8月その集大成とも呼べるアルバム「ガーベラの丘」を発表、一部の音楽マニアの間では高い評価を受けます。1999年、ユニバーサルビクターに移籍。約1年ぶりのレコーディングに向けて書きためられた楽曲と、詞の世界は更なる成長をみせていて、この作品でのブレイクが期待されています。
(ユニバーサルビクター、MVCH-9037、1019円)
<反省>
◎先週のHI-POSIの「ジェニーはご機嫌ななめ」に対しては、かなりいろんな反響がありました。CD NEWSERの多くは、ジューシィ・フルーツやイリアにいろいろな“記憶”があるみたいで、メールに託された皆さんの数々の思い出や貴重な体験をじっくり読ませていただきました。こういう多くの人に、その時代を懐かしく記憶を蘇らせる楽曲こそ、広く愛された歌といっていいのではないでしょうか。こうしてCD NEWSを続けて書いていて本当に良かった、と思える瞬間です。皆さんのメールに感謝いたします。
◎愛犬ミルク、このところのポカポカ天気に、日差しを全身に受けながらのんびり昼寝を楽しんでいる。とても幸せそうに寝ているので、僕も横になって眠り込んでしまった。あったかいのっていいなぁ。
◎PowerBookの良さを吹聴しているうちに自分の言葉に、「こんないいマシン、なんで僕持ってないのよ、おかしいじゃん」と気付いてしまった(どんなことでも気が付くのは比較的早くない方であ〜る。時間がかかるともいう) 。一旦気付くと、もうダメです。昨日まで早いと思っていたマシンもなんだかそうでないような気がして…。結局、大借金して購入することに決めたら、肩の力がすっと抜けました。なんだ、ずっと潜在的に欲しかったんじゃない。某ショップに電話して「買う」と宣言。あとは金の問題だけであ〜る。来週の今頃は新しいPowerBookを触っているかもしれない。またセッティングに泣くのか、と思うとなんだかとってもうれしい。
◎CD NEWS150号記念「替え歌エンディングテーマコンテスト」の要項については、先々週お知らせしましたが、エントリーナンバーわん、星さん(文字校ありがとうございます!感謝にたえませんm(_ _)mako-rin)の“ものごっつい(By Gannosuke Ashiya)”作品が強烈だったため、なんと以降応募がありません。このことを先週お伝えしたら、星さんから次のようなメールが。「替え歌の応募がないなんて不思議であります。全国の読者は何をやっておるのだ! もっとみんなでもりあげようCD NEWS!! さもなければ、もう1曲応募するぞ〜 星あきら」。 えっ? また応募してくれはるの? うわあ、ものごっつ(By Gannosuke Ashiya,Again)うれしい。でも、星さん、CD NEWSは今や日本全国でなくてこの地球の反対側からも読んでくださっている人がいらっしゃるのです。留学で日本を離れ、少しでも日本の音楽を忘れないように、とCD NEWSお読みくださっているのですが、大丈夫ですかねぇ。
◎で、今回も告知だけは忘れまい。【CD NEWS150号記念「替え歌エンディングテーマコンテスト」要項】応募は必ずメールで、1作品1通としてください。Subjectに「CD NEWS150号記念替え歌」と明記し、
cdnewsjp@yahoo.co.jp
まで奮って御参加ください。発表は、CD NEWS150号記念メールで。まだまだ先ですよ。何月何日になるんでしょうねえ、計算が弱くって、先々のことまでわかりましぇん。
◎簡単メールはここ!
!不平不満苦情ごみの収集日の問い合わせ、昨年大晦日に注文したそばの出前の行方などさまざまな疑問は、この簡単メールをお使いになりお知らせ下さい普通のメールはこの下の封筒マークからどうぞ。
<今週の一句>金ないが PowerBook注文しちゃった どないしょ(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
すまぬが そこのあなた !メールをください!
cdnewsjp@yahoo.co.jp
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