毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時＝１９９９年０３月１５日午前０１時３０分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆☆「the force」T.M.Revolution
１.WILD RUSH(Alubum mix)
２.アンタッチャブルGirls(Alubum mix)
３.THOUNDERBIRD(Alubum mix)
４.あなどりがたきボクら
５.HOT LIMIT
６.Salsa Bazaar
７.AQUALOVERS〜DEEP into the night(Alubum mix)
８.とっておきのおはなし〜新説恋愛進化論
９.DREAM DRUNKER
10.Burnin' X'mas(Alubum mix)
11.True Merry Rings
12.Promised FORCE
T.M.Revolution（西川貴教）のニューアルバム。通算４枚目。T.M.Revolutionの新曲がリリースされると、一日中でもリピートしてかけ流してくれる熱心なファンがいるので、嫌でも聞いてしまう。もちろん嫌なはずがないむしろ大好きです。このサービス精神抜群の近江出身のロッカー（略して「近江ロッカー」って、ふーん全然略してない、ま、いっか）が一旦歌い出すと、それはそれでカッコイイし、存在感抜群に変身してしまうのだから実におっとろしいもんです。ファンがリピートしてくれるのでこちらもいちいちリピートボタンを押す必要がない分だけありがたいな、と思っています。
それにしてもレコード会社（T.M.RevolutionはAntinos＜アンティノス＞）って、売れているアーティストだと、アルバムジャケットからしてもうたっぷりお金をかけています。まるでロッテのチョコレートに出てきそうなとびきりめっちゃメルヘンチックな小鳥を手に微笑む王子様バージョンの表紙と、髑髏に囲まれながらニヤリとする魔王バージョンの裏表紙といった具合。でもよく見ると王子様の肩に魔王の手がかけられているわけです。うーん貴教、危機一髪ってか？ さらにこのジャケット３つに折り畳まれていてビラビラビラっとめくると裏面も楽しめる仕組み。うーん金かけています。おまけもたっぷり付いてますし、CD自身にも僕の大好きなエクストラCDになっていて映像を楽しめて、しめて３０５９円、なんだか他のCDが高く感じてしまうのは気のせいでしょうか。
プロデュースはこれまでの一連の作品を手掛けている大ちゃんこと浅倉大介。シングルヒット曲は、すべてアルバムミックスバージョンにしているところが、こだわりを示す大ちゃんらしいところ。だからシングルをたとえ持っていようとも違いを聞こうと買ってしまうファン心理を見事につかみ、さらにそれを裏切らない作品としているところが浅倉のいいところ。T.M.Revolutionも大ちゃんがいるかぎり思いっきり自分の土俵で横綱相撲が取れるっていうもの。春場所も始まったし、これで花粉さえなければ最高の季節なんですがねえ。間もなくビデオも発売されると封入パンフに書いてありました。
（Antinos、ARCJー９１、３０５９円）
◎☆☆☆☆「THE.LOST.INNOCENT」FANATIC◇CRISIS
１.００６.９
２.メビウスリング
３.火の鳥
４.B.R.E.E.Z.E.
５.Crazy for you
６.Maybe true
７.dear myself
８.MASQUERADE IN THE ROOM
９.龍宮
10.beauties-beauty eyes-
11.Rainy merry-go-round
12.crawl
13.月の虜
14.運命と哀し過ぎる予感
15.[キミガイルセカイ]
FANATIC◇CRISISの２枚目のアルバム。「火の鳥」、「Rainy merry-go-round」、「Maybe true」、「beauties-beauty eyes-」など昨年から今年にかけてヒットした曲が並ぶ。「永遠」という言葉をキーワードにして作られたこのアルバムは、そうしたシングルヒット曲をも見事に飲み込んで全体のテーマ性を損なわないように配慮されているようです。
１５曲しめてちょうど７０分のCDの中で、FANATIC◇CRISISはさまざまなサウンド作りを多方面からアプローチしています。その一方で石月努の描く詞の世界は、一貫してFANATIC◇CRISISらしい『永遠』にシンボライズされるものを次々に提起してきます。このあたりの新鮮さ、実に面白い。いろいろなビジュアル系のバンドがブレイクしている中で、こうした自分達のテーマを忠実に曲にしていくFANATIC◇CRISISの姿勢は、ちょっと違ったテイストを感じますし、今後も注目していっても良いような気がします。
（FOR LIFE、FLCFー３７４４、３０５９円）
◎☆☆☆☆「Someday,Someplace」Every Little Thing
1.Someday,Someplace
2.Someday,Someplace〜HAL'S REMIX〜
3.Someday,Someplace〜INSTRUMENTAL〜
キーボードの五十嵐充がサウンドメーカーのEvery Little Thing（ELT）は、ヴォーカルの持田香織のボーイッシュな雰囲気とは一変する可愛い声とちょっとひょうきんで森本レオの声色が大変上手なギターの伊藤一朗といったメンバーが織り成すユニットです。
この「Someday,Someplace」は、御存じトヨタの「HILUX SURF」のCFソングとして持田も出演してテレビに流れていましたから、御覧になった方も多いことと思います。「ちぃーす！」の持田の挨拶が実にぴったし決まっていました。非常に歌いやすい楽曲なのですのでにカラオケで挑戦している人も多いと思います。ちなみにこのシングルには、ちゃんとカラオケが付いているので練習する方はどうぞ。
前作の「Over and Over」と同様にHAL'S REMIXが付いています。ちなみにこのHALとは、シンセサイザープログラマーの梅崎俊治とコンポーザー、アレンジャーと活躍する佐藤あつしのプロデューサーユニットです。この「Someday,Someplace〜HAL'S REMIX〜」は、持田のヴォーカルがぐんと下げられていてどこか未来的な雰囲気がオリジナル曲との違いを出しています。
（avex trax、AVDDー２０２９３、１０２０円）
＜反省＞先週、月刊「少年」の話を書いたら、松倉さんからメール。『…月刊「少年」って、懐かしすぎるやないけ！当時、「少年は休刊します」という社告を読んで「ああ、休みならまたいつか再開するんだな」と思っていた汚れを知らない小学生のわたくし。その後、休刊した雑誌で再び発行されたものを知りません』と書かれています。う〜ん、真面目に漫画が休んだものと思って待っていた子どもたちが当時たくさんいたんだということをどうか、覚えていてください＜当時の大人たちに
こうした月刊の漫画雑誌が次々に休刊していった背景には週刊漫画雑誌の台頭があるわけなんですが、時代は加速度的に進んでいるはずなのになぜか週に２回発行の漫画とか出ませんね。月に１回発行の漫画雑誌を心ときめかせて待っていた頃がなんだか懐かしいような気がします。あの頃からずっと月刊なのは「相撲」くらいかな（笑）。もちろん当時からの月刊誌はそのままですけれど。
風邪と花粉症のダブルパンチ話を先週書きましたら、奈良の久美子さんから（旦那さまのたつおさん、お元気ですか？ ）対策方法を書いたメールが来ました。引用しますと『…それは、３年ほど前から毎朝飲み続けている「きなこ牛乳」のことです。飲み始めて１年くらい経ったとき、あれほどひどかった花粉症の症状がほとんど出なくなっていることにハタと気づきました。「きなこ牛乳」を飲み続けていて、花粉症の症状が改善した人は多いみたいです。さて、「きなこ牛乳」とは、ナンゾや？→コップ一杯（２００cc）位の牛乳にきなこを大さじ１〜２杯入れて、よくかきまぜて（私はふた付きカップに入れてシェイクしてるんですけど）できあがり。これを毎朝、起き抜けにゴクゴクって飲みます。別に変な味ではないです。結構おいしいんですけど・・。毎日続けていると、だんだん体質が改善されていくみたいで、どういうわけか花粉症の、あのつらい鼻の症状や、連続くしゃみなどが消えちゃったんです！ だけど、花粉の季節だけに飲めばOKっていうような即効性のあるものではありませんので、今から毎朝気長に飲み続けて、来春をお楽しみに・・っていう感じです。一度、試してみてくださいね』ということです。さっそく牛乳にきなこ入れて飲んでますが、おいしいですね。でも速効性はないようです。これってひょっとしてきなこの粉が鼻に詰まるから直るってわけじゃないでしょうねえ。まあ、久美子さんのおっしゃる通り気長に直しましょう。実際、花粉症の対策には体質改善も必要ということですので。
で、マスクの中にガーゼをしますが、このガーゼ水で濡らしておいた方がいいですね。かなり、リラックスできますし、息苦しくないのです。
これだけヒットしたら何も書かないというのもいいでしょうかねぇ、「だんご３兄弟」。だって耳に残り過ぎますよね。スーパーにだんごコーナーができてカセットレコーダーで大ボリューム攻勢するのだけは、どうかもうやめて。
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＜今週の一句＞花粉症 頭がんがん 何も考え（られ）ず（mako-rin詠める）
筆者／copy right=フルタマコト
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