毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2000年03月24日午後02時10分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
【DISC 1 】
■01. A theme of the WONDERLAND
■02. うれしい!たのしい!大好き!
■03. あの夏の花火
■04. 決戦は金曜日
■05. 薬指の決心
■06. 笑顔の行方
■07. あはは
■08. 7月7日、晴れ
■09. LAT.43゜N 〜forty-three degrees north latitude〜
■10. なんて恋したんだろ
■11. Ring! Ring! Ring!
■12. うれしはずかし朝帰り
■13. あなたにサラダ
■14. 晴れたらいいね
■15. よろこびのうた
■16. 朝がまた来る
【DISC 2 】
■01. LOVE LOVE LOVE
■02. すき
■03. 愛してる 愛してた
■04. 悲しいKiss
■05. 三日月
■06. WINTER SONG
■07. The signs of LOVE
■08. 未来予想図
■09. 未来予想図II
■10. 星空が映る海
■11. サンキュ.
■12. 琥珀の月
■13. LOVE GOES ON...
■14. 眼鏡越しの空
■15. 時間旅行
■16. HAPPY HAPPY BIRTHDAY
1989年3月21日発売のファーストアルバム「DREAMS COME TRUE」から10枚目のアルバム「the Monster」まで過去10年間にドリカムがリリースした130曲の中からファン投票によって編纂された「DREAMS COME TRUE GREATEST HITS!」。Epic RecordsとVirgin/D.C.T.とのレーベルの垣根を超えたファン涙、涙、涙の待望アルバムです。
先日、電車に乗り合わせた隣に座る女性がこのCDのライナーノーツを持ちながら、声には出さずに歌っているのを見て、ドリカムが多くの人に愛されていることを実感しました。僕もさっそく手に入れたPowerBookにMP3を使って“録音”。いつでも好きな時に吉田美和の声を楽しもうと思っています。
美和の声は、疲れてげっそりしている時に聞くと、本当に励みになる素敵な声です。僕の一つの自慢は、1989年に彼女がデビュー直後にインタビューし「あなたの一番好きな歌は?」とたずねた思い出。美和ちゃんがいきなり「天使の誘惑」をワンコーラス歌ってくれました。実に今から考えるとぜいたくな時間を持ちました。僕一人のオーディエンスのために黛じゅんのヒット曲(僕もこの歌大好きだったので感激はどれほどのものだったか)を歌ってくれたなんて……。
あっという間にドリカムはメジャーシーンの大スポットの当たる位置に行きましたが、僕はいつも変わらない気さくなこの3人組の歌を聞き逃したことはありません。そんなわけで、Epic Recordsを離れてもこうして大ヒット曲の数々を改めてまとめて聞くと本当に感動して、しばらく声も出せませんでした。
なんだかんだ言わなくともやっぱりドリカムはいいよ。世界市場が彼らに扉をすんなりと開けなくとも、ドリカムの値打ちは決して変わりません。世代を越えた多くの人に愛される歌こそ、吉田が選んだ「天使の誘惑」と同じようにいつまでも僕らの心に残っていくんだろうな、と思います。
ところで2月14日に発売を予定の「DREAMS COME TRUEのDVD」2タイトル(「ドリカムワンダーランド'91」と「ドリカムワンダーランド'95」)と吉田美和のDVD1タイトル(「miwa yoshida concert tour beauty and harmony」)が発売中止なったそう。これは残念。でも僕はレーザーディスク版でもっているんですけれど。多くのファンのためにいつかDVD化してほしいですね。
(Epic Records、ESCB-2075〜2076、3990円)
◎☆☆☆☆☆「6 complexions of Mansfield 」Mansfield
■01.atelier 507
■02.The New Pollution
■03.berry dance rock
■04.especially for espagnol
■05.groove room (for swingers only)
■06.Mansfield theme
このCDこそ、最近、僕が出勤途中の電車の行きも帰りもこればっかり聞き続けているお気に入りの一枚。DJノリくんこと池田政典(いけだまさのり)のソロユニット( T.M.R.みたいなもんね)が 「Mansfield」。
6つの顔を持つMansfield(マンスフィールド)の秘密ってなタイトル。Mansfieldってイングランド中部にあるNottinghamshire の人口6 万人の町であったり、キャサリン・マンスフィールド(Katherine Mansfield 、1888-1923) という、ニュージーランド生まれの英国の女流短篇作家、なんてのが辞書引くと出てきます。
ジェイムス・ボンドとモンキーパンチとルパン三世とオースティン・パワーズ(オースティン・パワーズ:デラックス、原題「AUSTIN POWERS The Spy Who Shagged Me」、日本ヘラルド映画配給)とスパイ大作戦を全部合わせて、日本の午後十時台に視聴率を上げた「ザ・ガードマン」までうっかり加えたしまったような、とってもハードボイルドだど(!)な映画のサントラ音楽ものにしか聞こえないのがこの「Mansfield theme」です。
正直なところ、聞き終わると疲れがドット出そうな一枚ですが、これはもう楽しいし、かっこいい。何よりもこのカッコ良さ、というのが今や映画界で少なくなっている希少価値なんですね。お金ふんだんに使って、撮影のためなら本物のロケットの一台やニ台、平気で実際に飛ばして大平洋をバックに宇宙空間でロケしているみたいなとてつもないスケールを感じます。
それにしてもMansfieldを聞きながら通勤していると日常風景が一変します。なんだか映画のシーンを最前列で見ているような錯覚にとらわれます。そして自分が007やルパン三世あるいはオースティン・パワーズにでもなったかのような気分。結構僕って影響されやすいみたい。通勤、通学が大変、もう学校や会社に行きたくない、っていう人もたまにこんな音楽聞きながら歩いていると雰囲気変わっていいかもしれませんよ。
(日本コロムビア、COCP-50256 、2100円)
◎☆☆☆☆「新・ラーメン大好き小池さんの唄」シャ乱Q
■01. 新・ラーメン大好き小池さんの唄
■02. most
■03. ラーメン大好き小池さんの唄(SEXY ファンク Ver.)
■04. 新・ラーメン大好き小池さんの唄(オリジナルカラオケ)
■05. most(オリジナルカラオケ)
1999年2月発売の「君は魔術士」(BMGファンハウス、BVDR-11014、1020円)以来の久々のシャ乱Qの活動がスタートしました。再開第1弾シングルは、彼らの原点ともいえるあの名曲「ラーメン大好き小池さんの唄」です。1991年12月1日、 NHKホールで行われた「第2回BSヤングバトル」でグランプリを受賞した曲。4人になってもう一度「イチ」から出直そうという気持ちが込められているようです。大阪もバッチリアピールしていますし、関西のファンも応援しましょう。46本に及ぶ全国ツアー「THIS IS シャ乱Q」もスタート。
新しい形になった「新・ラーメン大好き小池さんの唄」は、作詞・つんく 作曲・シャ乱Qのオリジナルに、編曲にダンス☆マンを迎えて、軽快なダンスステップもO.K.な歌として蘇っています。なんかじっくり聞いているとモー娘。が歌っていても決して違和感ありません。ダンス☆マン以外にザ・バンドマンも登場しております。さりげなく冒頭にオリジナル曲がバックに聞こえていたりと、往年の楽曲を知っている人も満足の1曲。シャ乱QにオバQ、実に見事な組み合わせで昔から好きです。
カップリングは「most」。シャ乱Qらしい、つんくのちょっと大人の雰囲気たっぷりのヴォーカルを堪能できます。涙たっぷりのウエットで、ちょっと間違うと演歌になりそうなところが危うくて素敵。ノベリティータイプとシャ乱Q愛憎路線の二通りで今後も活動していく方向性が見えます。
やっぱりつんくの多岐にわたるプロデューサー活動もいいけれど、シャ乱Qにとってはバラ売りのつんく、たいせー、はたけ、まことではなくて、シャ乱Qというバンド活動をしてもらうのが一番うれしいでしょうね。
ツアー中にシャ乱Qのつんくやはたけは携帯電話で、シャ乱Qオフィシャルサイトの掲示板に書き込みやっているようです。相変わらずマメな二人ですが、双方向で楽しめるので大喜びするファンは多いようです。それにしてもこの書き込みってステージからやっている?、のですか。ステージ上なら携帯電話の持ち込みは可能なのでしょうか。
(BMGファンハウス、BVCR-19019 ,1260円)
<反省>
◎なんだかCD NEWS発行遅延記録を更新したみたい。きょうは金曜日。ずいぶん発行が遅れています。「著者急病のため、今週は休ませていただきます」って何度も書こうと思ったけれど、著者はこの通りピンピンしておりますから、そうはいかない。
◎それにしてももうすぐまた日曜日じゃない。中一日って感じ、これほど遅れたのも珍しいですね。そうは言ってもやっぱりこうして書いております。根は小心者なんですから、ほんと。
◎実は遅くなる原因はつかめているのです。PS2とPowerBookPismo。いずれもDVDが再生できるんだからどうしても見てしまいます。劇場映画で見損なった「恋に落ちたシェイクスピア」(Universal)を見ているのですが、こういうことしているから時間がどんどんなくなっていくんですね。でも楽しい。困ったもんです。でもDVDって本編の映画以外にいろいろ付録映像が収録されています。これを見ているだけでビデオより便利で扱いやすくて楽しい、エンターテインメント性に優れているな、と感じました。
◎簡単メールはここ!
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<今週の一句>Pismo やっと安定 うれしいぜ(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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