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アニメタルで、当てたファンハウス、たぶん、と思っていたら、やっぱりの答えに「山のこだま」のようでとてもうれしいですなあ。前回がメタルなら、こりゃ当然出るべくして出た「パンク」版。なつかしのアニメーションの主題歌をメドレーにして、パンクで味付け、という手法。セックス・ピストルズもびっくり、の出来。全体にシャウトシャウトシャウトで、ちょっと息つぎ関係がしんどそうです。もしあなたがカラオケで頑張るなら、酸素不足に気を付けて。では、曲目紹介。まず一曲目「翔べ!ガンダム〜銀河鉄道999〜それゆけガイコッツ〜サムライ番場蛮〜ガンバの唄〜ど根性でヤンス〜今日もどこかでデビルマン〜美しき狼たち」▽二曲目「翔べ!ガンダム〜それゆけガイコッツ〜サムライ番場蛮〜美しき狼たち」の短めバージョン。▽そして二曲目。ブレス関係自信ありの人にお贈りするカラオケーーと至れり尽くせりの出来がうれしい。この分ではまだ「アニラップ」とか「アニレゲエ」あるいは「アニ音頭」(監修Each Ohtaki)などが期待できます。やってくれますよね、ファンハウスさん、と。ところで、この一曲目のアニメ番組名。全部言えますか? (ファンハウス、FHCF-2363)
春です、鈴木さんちの蘭々、最新のシングルは「Who Who Who」。めちゃんこノリの良い楽曲。このシーズンのうきうきした気分をシンセに詰め込んで、実にうまく表現していて楽しい。コーラス部分も、ちゃちゃ(合いの手)もなかなか洗練されていておまけで付いているバックトラックだけ聞いていても体が動いてきます。もちろん、何を歌わせても実にうまく歌ってしまう(ひょっとしたら、演歌系はダメだったりして…)蘭々なので、けっこう難しいこういう歌も平気で歌ってしまう。器用な人であります。「毎日 新発売」なんていうフレーズがなぜかとても気に入っているのでございます。
カップリングは「Spring has come」で、こちらはたぶん、テレビCMでおなじみ。SUZUKI(なんと、彼女の姓と同じブランドの自動車会社があるのです。でも、よ〜く考えたら「鈴木」って確か日本で一番多い姓じゃなかったかな。あと「豊田」とか「本田」のように人名がそのまま自動車会社名になっておりますなあ。ええっ「光岡」もそうだって!! 、外国では「FORD」とか「ポルシェ」もありますな、脱線脱線)の「Let's ・L」とかいうバイクの大宣伝ソングではありませんか。蘭々も出ているのでチェックしているぞえい。こちらは実に『のほほん』としたお茶じゃなかった、曲。バイクに乗って町中を走っているときっとこんな感じになるのでしょう。目に浮かんでくるようです。でもバイクに乗る時は必ずヘルメット着用を(ダブルオー、OODO-5025)
ん、これも春休みのようなヴァケーション持っている学生さんを初め、長期休暇関係など福利厚生がしっかりしている会社にお勤めの人には、きっと心に残る曲でございましょう。2週間の休みは、サラリーマンにとっては非常にうらやましい時間でございます。通勤をする身にとっては、満員電車がさらに圧迫される時期でもございますが、いやいや、僕も学生時代はあっちこっち用もなく、うろちょろしたから人のことはいえません。せいぜい今のうちにうろちょろしてくれい、時間のあるうちは金がないけれど、普通電車の旅は車窓から見える景色がとても穏やかに流れるから、それだけで黄金に値する時間を得ていると思うのですよ。僕も時々、電車に乗って突然ビニール袋から取り出した駅弁食べ始めたり、1本175円(ほど、消費税値上げでどうなったか)のチクワとビールをキヨスクで購入して酒盛りし始めたり、自由きままにやってみたい(たまにするけど)。ところでSHEENのこの歌は、ヴァケーションに入ったカップルの「LOVE LOVE」な関係が危ないのでございます。時間がありすぎるのも時には危ういものがありますな。で、こういう時には二人して旅に出て仲直りをするのが一番(逆効果のこともあるのでご用心)。片道切符を二人で握りしめプラットフォームに立つわけで、なかなか渋いシーンです。この続編が気になるのですが。一方カップリングは「サンデー・ドライバー」。これも彼女と僕の歌。これまた、あてのないドライブ。そのくせ、二人の行きたい方向が合致しない実に、阿久津兄弟の作る楽曲はボーッとしてつかみどころのないシチュエーションが好きなようで、でも、きっとシチュエーションなんてどうでもよくて、二人がいかに仲良く一緒にいられるかが最大の問題ということがよくわかります。(ファンハウス、FHCF-2365)
筆者/copy right=フルタマコト cdnewsjp@yahoo.co.jp