毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2001年04月22日午後10時40分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「Clicked Singles Best 13」ラルク・アン・シエル
■01. Blurry Eyes
■02. flower
■03. Lies and Truth
■04. 虹
■05. winter fall
■06. DIVE TO BLUE
■07. HONEY
■08. HEAVEN'S DRIVE
■09. Pieces
■10. Driver's High
■11. NEO UNIVERSE
■12. STAY AWAY
■13. Anemone
LArc-en-Ciel(ラルク)の最新のアルバムはベスト盤です。1994年10月21日発売の「Blurry Eyes」から2000年7月19日発売の「STAY AWAY」までにリリースしたシングル21曲の中から厳選されたLArc-en-Cielにとって初めてのシングル・コレクションとなっています。
今回の選曲方法としてユニークでインターネットの世界として画期的なのは、「Yahoo! JAPAN」との連携で生まれた期間限定サイトでファン投票を行ったことでしょう。この投票はアジア8カ国で行われるそうです。
こうしてまとめてLArc-en-Cielを聞いてみると、とてもサウンド的に新しいことを積極的にやってやろうという意欲に満ちたバンドであることが良く分かります。シングル発売時には気付かなかった音の仕掛けに今さらながらも発見して大いに感動しております。
ドライブ感いっぱいで何度聞いても楽しい「HEAVEN'S DRIVE 」やイントロでいきなりエンジンスターターの小気味良い効果音がこだまする「Driver's High」もいいですねえ。ドライブの楽しさ、気分の良さがうまく表現されています。天気の悪い日はこの楽曲聞いて我慢をする、というのもいいかも。
そしてもう一曲ラルクの楽曲で大好きな「NEO UNIVERSE」。これもなんだか天使になったような厳かで有り難い気分になるから不思議です。で、続く楽曲が「STAY AWAY 」。選曲とそのオーダーの良さもなかなかの一枚だと感じます。
また、新たにレコーディングをした未発表曲も収録予定。 初回仕様はスーパーピクチャーCDレーベル+3面デジパックとなっておりました。
(KI/oon、KSC2-334、3059円)
◎☆☆☆☆☆「Fool on the planet」 the pillows
■01. Fool on the planet
■02. Swanky Street(1996.8.21)
■03. I think I can(00.11.22)
■04. インスタント ミュージック(1998.11.27)
■05. TRIP DANCER(1996.11.21)
■06. ONE LIFE(1997.6.28)
■07. 屋上に昇って(1995.3.24 LIVING FIELDより)
■08. Midnight Down(1999.1.22 RUNNERS HIGHより)
■09. カーニバル(1999.7.28)
■10. 確かめに行こう(1999.2.21RUNNERS HIGHより)
■11. LITTLE BUSTERS(1998.2.21 LITTLE BUSTERSより)
■12. Ride on shooting star(2000.4.26)
■13. NAKED SHUFFLE(1994.7.2 KOOL SPICEより)
■14. Funny Bunny(1999.12.2 HAPPY BIVOUACより)
■15. ストレンジ カメレオン(1996.6.21)
■16. ハイブリット レインボウ(1997.11.21)
1989年9月結成ということで、今年で12年を迎えるthe pillows(ピロウズ)。「Fool on the planet」、これもまたベストアルバムです。 彼らの活動してきたこの12年間はバンドとして何も大きく変わっていないようです。変わっていないところが実にthe pillowsらしいところと言っても良いのです。
まさにロッカーとしての反骨の姿勢がいつも見られる楽曲は非常に頼もしくもあります。妙に物分かりが良くなって、時代に迎合しがちな、この頼りない我が身と照らし合わせるとき、大いに自らを叱咤させる起爆剤になったり、反省材料を提起してくれたりと時代のリトマス試験紙のような役割さえあるように思えます。
ロックってカッコ良いものでも、カッコ悪いでもなんでもない。 流行り廃れがあるものでもないし、聞いていて得でもないし損でもない。でもその人の生き方をなんとなく伝えてくれるような気がします。
「I think I can」のような暗闇の中で前を歩いて行こうとする時の“激励の歌が”あるかと思えば(少なくともmako-rinはそう思っている)、時代をじっと観察しながら痛烈に批判する「インスタント ミュージック」があったりして、僕らの心に常に問うてきているような気がします。
彼等の言葉に耳を傾けて、ちょっと早い歩みを緩めてふと考え込んでもいいし、全く相手にせずに無視するのもいいと思っています。いずれにしろ、アルバムを一度聴いてほしい。(初回製造分のみ ダブル・ジャケット&ステッカー封入)。
(キングレコード、KICS-850、3059円)
◎☆☆☆☆「Chick-A-Biddy(チカビディー)」ジッタリンジン
■01. 恋は突然
■02. CHU-CHU-CHU
■03. およめさん
■04. SWEET CARA
■05. おじいちゃん
■06. CHOCOLATE PRINCESS
■07. PLEASE DONT' CRY
■08. GOOD LUCK
バンドものといえばやっぱりJITTERIN'JINN(ジッタリンジン)も忘れてもらっては困ると思うんです。このアルバムは以前、SOLID RECORDS(SCCD-5013)からリリースされていたものが日本コロムビアでの取り扱いになった再発もの(ライセンスのクレジットはSOLID RECORDSになっています)。
このほかに「TENTASTIC !」(日本コロムビア、COCP-31365、2625円)、「here,rattler,here!」(日本コロムビア、COCP-31366、2625円)が同時に発売されています。つまりジッタリンジンの1995年から1999年の自主レーベル作品が一挙に再発されたわけです。いつでもどこでも気軽にJITTERIN'JINNのCDが楽しめるようになったのが何よりもうれしいですね。
この「Chick-A-Biddy(チカビディー)」は、一度聞くとすぐにJITTERIN'JINNものと分かるのですが、ポップチューンの大ラッシュ。スカありレゲエありR&Bも、カントリーも、ブルースまでも。でも、どこをどう聞いてもやっぱりJITTERIN'JINNはJITTERIN'JINNなのです。ここがすごいところ、どなりも、ペタペタ音も、何から何まですべてJITTERIN'JINN。これ、すごい。
ちなみにこのアルバムがリリースされた1995年当時のJITTERIN'JINNのメンバーは、HAL(春川玲子、Vo.Accordion.Harp.G、1968年10月24 日生まれ)▽JINTA(破矢ジンタ、Guitar.Vo. 、1965年3月30 日生まれ)▽MATSUZOH(浦田松蔵、BASS、1964年5月17 日生まれ)▽IRIE(入江美由紀 、Drum.Percussion、1965年12月1 日生まれ)の4人組でした。
ナイアガラのウォールオブサウンドあたりと比較すると、ベニヤ板のような壁を一瞬想像してしまいますが、この厚味(薄味?)が程良くいい雰囲気が出ていて、ちょっとハマルと、なかなか他のサウンドはぜい肉が付いているように感じてしまうから不思議なんです。無駄のない均整の取れたところが大きな魅力なのかもしれません。
(日本コロムビア、COCP-31367、2415円)
<反省>
◎陽気がよくなったり、急に冷え込んだりと、何か非常に不安定な日々が続きます。でも花粉症の方は相変わらず。スギからヒノキに変わったみたいなのですが、どちらかといえばヒノキの方がタチが悪くて、くしゃみ連続、鼻水1トン、顔がかゆいわ、のどが痛いわ、ともう最悪です。Macの前でも集中できません。花粉の吸い過ぎで頭まで重くなっています。うーん。
◎遅れがたまりにたまって3週分。でもマイペースでなんとか取り戻します。
◎簡単メールはここ!
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<今週の一句>マスク人 互いの顔見て 照れマスク(字余りmako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
すまぬが そこのあなた ヒマですか?おっ、ちょうど良かった!メールください!
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