毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年04月18日午後11時30分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆「Every Little Thing Every Best Single+3」Every Little Thing
1.Feel My Heart
2.Future World
3.Dear My Friend
4.For the moment
5.出逢った頃のように
6.Shapes Of Love
7.Time goes by
8.Face the change
9.FOREVER YOURS
10.NECESSARY
11Someday,Someplace
12.Over and Over
<Bonus Track>
13.(When)Will It Rain(Instrumental)
14.キモチ
15.Dedicate
Every Little Thing(ELT)は、ボーイッシュな持田香織(ヴォーカル)のとっても可愛い声とサウンドメーカーの五十嵐充(キーボード、プログラミング)、森本レオのものまねをやらせたら天下一品の伊藤一朗(ギター)といった非常に個性的なメンバーから成るユニットです。このアルバムは1996年8月にデビューした彼らELTのこの3年近くの足跡を振り返るベストアルバムです。
デビューシングル「Feel My Heart」をトップ曲に、セカンドシングル「Future World」、サードシングル「Dear My Friend」、そして大ヒットした8枚目のシングル「Time goes by」(98年2月)、最新シングルの「Someday,Someplace」まで収録しています。ほぼリリース順に入っている大変お行儀の良いアルバムなのでELTの音の変遷もこれ一枚で分かる仕組み。
もちろん単なるベストものだとつまんないので、ちゃんとボーナストラックも用意されています。CD
NEWSではかねてから主張していますように、「単なるシングルものの焼き直しベストアルバムは勘弁してほしい」ってこと。これが意外とあるんですよ、レコード店の棚に。クレジットじっくり見られて埃被っている可哀そうなそういうCDをなくしてあげたい、そんな気持ちです。その代わり1曲でもテイク違いや貴重な音があるなら喜んで取り上げましょう、って姿勢です。<Bonus Track>収録の「キモチ」は資生堂「ヌーヴ」のCMソングで新しく収録した曲。インストものは「.(When)Will It Rain」「Dedicate」の2曲。全15曲のうちアルバム未収録曲はなんと7曲も入っています。
畳み掛けるように次から次に迫ってくる五十嵐のサウンドは、非常にドライブ感があって、思わず「WOW !!」って叫んでしまいそうです。カラオケでELTの楽曲を続けて3曲も歌うとランニング・ハイならぬシンギング・ハイになってしまいそう。…ということは持田はきっとライブステージでは、ナチュラル・ハイ状態になっているんですね。
(avex trax、AVCD-11714、3059円)
◎☆☆☆☆「口笛ふくのはもうやめた」HI-POSI
1.口笛ふくのはもうやめた
2.マイムマイム
3.冒険者たち
4.skinflint FPM LUXUARY drum'n' bass
HI-POSIのニューマキシシングル。HI-POSIは、もりばやしみほ(ヴォーカル、キーボード、パーカッション)と近藤研二によるユニットで、1988年に結成。東芝EMI、BIOSPHERE RECORDS、キティレコードを経て、1998年信藤三雄設立のコンテンポラリー・レコーズ(CONTEMP RECORDS=CTPR)に。98年6月に移籍第一弾アルバム「グルオン」をリリースしています。
このマキシシングルはホフディランの小宮山雄飛とのコラボレーション(collabration)によるタイトル曲「口笛ふくのはもうやめた」、ファンタスティック・プラスティック・マシーンによるリミックス曲「skinflint FPM LUXUARY drum'n' bass」、そしてHI-POSI(もりばやし)によるセルフ・プロデュース作品「マイムマイム」「冒険者たち」が詰まっています。とってもポップなサウンドはまさに「CONTEMP RECORDS」にふさわしい作品となっています。
僕のお勧めは「口笛ふくのはもうやめた」でしょうね、やっぱり。もりばやしのキュートな歌声、こういうwhisperヴォイスたまりませんわ〜(^_^;;)。そしてこの弾けるようなサウンド、いいですね。「マイムマイム」なんて楽曲も、もりばやしの声を聞きながら眠ってしまいますもん。今ようやく起きたところです。風邪薬の効き過ぎかなぁ。「冒険者たち」も聞けば聞くほど眠りの世界に入ってしまうし、このCD聞いたらあなたもとっても気持ちよくなるはずです。
ファンタスティック・プラスティック・マシーンの「skinflint FPM LUXUARY drum'n' bass」も完璧にはまってしまいます。楽しいインストもの。ちなみにskinflintとは「非常なけちんぼ」のこと。関西弁でいえば「どけち」のことですねえ。変なタイトル。
(日本コロムビア、COCP-50046、1460円)
1.LOVE-Destiny-
2.LOVE-since 1999-
3.LOVE-Destiny-(Instrumental)
4.LOVE-since 1999-(Instrumental)
浜崎あゆみのニューシングル。キムチ、レバ刺し、お菓子の大好きなAyuは、3月にリリースした「ayu-mi-x」(AVCD-11716〜11717、2枚組3150円)が好評。この2枚組アルバムは、Ayuのファーストアルバム「A Song for ××」(AVCD-11691、3059円)のリミックスものという位置づけ。1枚目がクラブ・リミクサーらによるクラブサイド、2枚目は、アコースティック・オーケストラサイドという構成です。
さてタイトルのシングルはシャ乱Qの「つんく」が絡んでいます。つんくは「LOVE-Destiny-」の作曲(作詞は浜崎あゆみ)、「LOVE-since 1999-」の作詞・作曲、さらに「LOVE-since 1999-」では、Ayuとデュエットしています。フジテレビ系ドラマ「セミダブル」の主題歌で、なんとこのドラマでは、つんくは俳優としても登場しています。おそるべしシャ乱Q、おそるべしつんく。で、当然というべきでしょうが、このシングルは両曲ともA 面という扱いなのです。一瞬つんくが谷村新司?と聞き間違えるほどちょっと太い声で登場しているのがおもしろい。作詞・作曲名だけつんくをクレジットしておいて、「謎の男性ヴォーカルは誰でしょう」っていう売り方もできたように思えます。なかなかこの二人のデュエット決まっていて、なんか半年に一度くらいの割合で新曲を二人でリリースしてほしい気がします。
ところでエイベックス・トラックスのシングルがちょっといいなぁ、と思えるのは必ずInstrumentalバージョンを用意してくれているのでカラオケの練習にもってこいという点。シングルCDは2曲程度の収録なら結構スペースも空いているんだから他のレコード会社も見習ってほしい。ひょっとしてInstrumentalもの入れるのってコスト的に高くなるのでしょうか?
(avex trax、AVDD-20309、1020円)
<反省>まずはいつものように風邪&花粉症の報告。杉、ヒノキのダブル花粉症に悩むmako-rinにとって雨の日はありがたい。やっぱり花粉の飛翔が少ないのです。例の石綿金網みたいなマスクをはめなくても快適。マスクがない生活も気持ちいいもんだ。この間宿直勤務をしていたら急激に連続くしゃみに襲われて、そばにいた学生アルバイト君が丁寧にその回数を数えていてくれました。記録は8回。さすがにこれだけ出ると胸が痛くなります。でもそばで冷静に数えてくれるこの人の感性が素敵です。こんなこと書きながらちょっと熱が出ている様です、mako-rinは。
最近CD NEWSERがぐっと増えているのがうれしくて光栄なことなのですが(どうやらその原因はなんかの雑誌に紹介されたようで)、mako-rinが当該の雑誌をちゃんと見て確認していないので未確認情報でなんともいえないのですが、新しいCD NEWSERからのメールによると「日経ビジネス」4月12日号の「遊」というコラムらしいとか。そのほか最近新しくCD NEWSERになった方、きっかけを教えていただければ幸いです。
メールマガジン登録処理は実は今どき珍しい手作業なので新しいCD NEWSERが増えるたびに手続きをして、「WelcomeMail」をせっせと出しています。これがなかなか大変です。誰か自動でやる方法(もうできるだけ具体的に)をお知りでしたら教えてください。
そんなことを書いているとまたもや連続くしゃみに襲われて背中が痛い。早く花粉よ、納まってくれえい。
ボヤァーとしていたら、何時の間にやらWEBは2万アクセス超えていました。みなさんの御来場に感謝いたします。ありがとうございます。
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<今週の一句>花粉症 くしゃみ連続 風邪やんか(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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