毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1998年04月20日午前01時55分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆「KE-SE-RA-SE-RA」Jack&Betty
昨年11月「未来がうまれる瞬間」でデビューしたJack&Bettyのセカンドシングル。Jack&Bettyは紅一点の中川優美(Vocal)と松永俊彦(Guitor)、高間有一(Bass)、渋谷憲(Drums)の計4人で構成するバンド。紅一点のバンドに類型的なことですけれど、ヴォーカルの女性がやたらめったら元気そのもの。中川も小さい頃から歌うこととスポーツが大好きな活発な娘さんだった、とか。高校2年の時に初めてオーディションを受けて「本選」へ。、このオーディションでギタリストの松永と出会ってJack&Bettyのバンド活動をするためにメンバー探しを始めています。アルバイトしつつバンド活動を続けていた高間と小樽からプロミュージシャン目指し上京してきた渋谷と合流しています。渋谷は一日中ドラムのことを考え、語っている、とか。
中川の声は高くて伸びやかな声が印象的です。タイトル曲「KE-SE-RA-SE-RA」は「私のことに気が付いてよ」と思った時にかける呪文とか。どうも「なんとかなるようになるさ」という時に使う「Que sera sera」とは違うような…感じ。でも早く自分のことに気付いてほしければ呪文唱えている間にさっさと打ち明けてしまえば、と僕なんか思ってしまいますが、まあ、そうなれば歌そのものが成立しないか。TBS系テレビ「愛のヒナ壇」のオープニングテーマソングにもなっています。(FOR LIFE、FLDFー1655、1020円)
◎☆☆☆☆☆「evil and flower」Bonnie pink
僕が大好きな国立商店(Web:http://www.inv.co.jp/~kshowten 〒186-0004 東京都国立市中1-18-36,S.I.ツインビル203 電話042-576-7567 Fax042-576-8717)という皮革製品を通信販売しているお店が東京にあります。Power Bookをはじめノートパソコンのパームパッドなどを実に細かい手作業で作っていて、非常にリーズナブルな値段で提供してくれています。パソコンに革というのは実にピッタリでして、あの20周年Macのデザインにも使われているほどです。その国立商店の遠藤さんから「『BONNY PINK』(スペルはこれで合ってるのでしょうか?)というアーティストはとても面白い歌を歌いますね。『Forget me ,not』って言うのでしょうか?詳しい曲名は知らないのですが,僕はてっきり外国のアーティストが歌っているのかと思いました。ちょっと「いい感じ」ですね(*^^*)」というメールが先日届きました。
スペルはどうやらBonnie pinkが正しいようです。僕も遠藤さんの意見に賛成。非常に「いい感じ」がするアーティストだと思います。写真を見るととてもキュートで理知的な女性です。彼女の3枚目のアルバムがこの「evil and flower」ですね。そうキュートな中にも、凛としたある種の芯の強さを感じる人だと思います。トーレ・ヨハンソンのプロデュ−スで2カ月間、スウェーデンでレコーディングした曲の数々。何度聞いても飽きないのです。聞けば聞くほどもっと聞きたくなる歌、そしてBonnie pinkの声。最近の女性ヴォーカリストの中でCD NEWSが目下一番の「Push」(おし)で推薦する一枚です。どうか一度じっくり聞いてください。ちなみに遠藤さんの聞いた曲「Forget Me Not」(ポニーキャニオン、PCDA-01038、1020円)はシングルですでに発売中です。
(ポニーキャニオン、PCCA-01190、3059円)
◎☆☆☆☆「THE DETECTIVE IS BORN“代官山物語”オリジナル・サウンドトラック」MARIほか
探偵ものがどうも流行りそうな気配です。やっぱり松田優作の復活の影響が大きいのでしょうか。それにしても優作はえらいもんです。死んでも復活するんだもん。まさに銀幕のスターそのものです。
さて、そんな中、探偵もののビデオができました。まさに優作そっくりな佐々木潤が好演します。これがビデオ「THE DETECTIVE IS BORN“代官山物語”」(日本コロムビア、COVA-6120、6090円)です。代官山でロケーションした、とってもハードボイルドな作品です。このビデオに関わっているメンバーがすごい。コモエスタ八重樫、テイ・トウワ、野宮真貴、SHEENA、鮎川誠、小林武史、UA、ムッシュかまやつなんだかすごい。ビデオを見ながら、どこに登場するかチェックするのが楽しみ。小山田圭吾は何度も登場するし、小森のおばちゃまも。
アッタリ前だけど、音楽も素晴らしい。当然オリジナルサントラも登場しました。それがこれ。ちなみに音楽監督は佐々木潤。主役の港マリを扮する夏木マリがビデオ画面上に目一杯にフェロモン流していますし、ライブをうまく使って「いいじゃないの幸せならば」を歌っています。それにしても第2弾もどうやら野宮真貴が再び出演しそうなプロモーションビデオが付いていますし、なかなかこのシリーズコアなファンからも注目されそうな気配。時々チェックをしておきたいです。なお、ビデオとCDの限定版セットも発売(7980円)されます。(日本コロムビア、COCA-15072、1800円)
<反省>ずいぶんマヌケな話ですが、花粉症と思っていたうちの半分は、どうやら風邪だったようです。昨日風邪薬飲んだら、かなりマシなりましたもん。花粉症だけを仇にしていて申し訳ないことをした、許せよ花粉症。風邪さんもお仲間でした。ま、こんなこと書いても花粉症が「ふーん、ほなボチボチ直ったろか」なんて症状をやわらげてくれるわけもない、か。ま、気分の問題ですわ。
花粉症もう少しの辛抱だ。
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<今週の一句>花粉症 目薬会社も まるもうけ(mako-rin詠める)
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