CD NEWS04月23日号

毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2000年04月27日午前00時00分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp

CD印の飾り棚線マーク

◎☆☆☆☆☆「last mambo in tokyo」 コモエスタス


■01. BOSSA 747
■02. MAMMA MIA ! MEXICO
■03. Mambo No.2000 (Last Mambo in Tokyo)
■04. Mambo Kuroneko readymade version
■05. VIVA! ROCK with turkey enocky version
■06. BOSSA BAROCCO

 コモエスタ八重樫選曲&小西康陽監修の「GOOD NIGHT TOKYO」を2000年01月30日号で紹介しましたが、DJコモエスタ八重樫のニューユニットが「comoestas」。もうこれは御機嫌なラテン・ブレイク満載のミニアルバムといえそうです。

 CDを光ピックアップがトレースし始めると、僕らはいきなり「Comoestas Air Line」に搭乗することになります。飛行機ダメ、高いところ全くダメダメな人でも、この「BOSSA 747」を聞きながらなら、うっかりしてというか魔が差して機上の人になってしまうでしょう。こうなりゃ後は、もうだまってこの一枚を聞くしかない。そんな追い詰められているけれど結構楽しみが一杯詰まった午前のひとときなのかもしれません。

 ピチカート・ファイヴの「ゴーゴーダンサー」の一部が聞こえたりするヘッドフォンを調整していると、時々エアプレインの爆音が遠くに聞こえたりして楽しませることにかけては一生懸命なのがよく分かります。

 そうこうするうちにタイトル曲でもある「Mambo No.2000 (Last Mambo in Tokyo)」が聞こえてきます。大量にこだまするMambo Mambo Mambo Mambo Mambo Mambo Mambo Mambo Mambo 。そうあなたの頭の中はもうすでにMamboによって完璧に制圧されているのです。でもだからといって大変とかそういう緊急事態では一切なくて、気分は高揚しつつMambo Mambo Mambo と気がつけばスキップしているかも(あるいはマンボを踊り出す一団の一人になっているかも)しれません。

 そして、一気に「Mambo Kuroneko readymade version黒ネコのマンボ」(おやどっかで聞いたことあるようなタイトル!?)に突入していきます。これは先に発売されている*********(レディメイド)のアーティスト揃い踏みアルバム「LA GENERATION READYMADE 2000」にも収録されておりましたっけ。

日本コロムビア、COCP-50257 、2100円)


◎☆☆☆☆「接吻のテーマ」ダンス☆マン


■01. 接吻のテーマ
■02. 英語を使って話したい
■03. ワンBOXのオーナー(REMIX MAN Mix)
■04. 接吻のテーマ(Grow That Soul Mix)
■05. 英語を使って話したい(Grow Sound Mix)
■06. 接吻のテーマ(Lomg Version)
■07. 接吻のテーマ(Karaoke)
■08. 英語を使って話したい(Karaoke)

 通算4枚目にあたるダンス☆マンのマキシシングル(といいながらも8曲も入っていたりする)は、ダンスもののクラシック的名曲「セプテンバー」(原曲はEARTH,WIND & FIREの「SEPTEMBER」)で来ましたか、なるほど。いつもながら、選曲の見事さと、この変ちくりんなのに、ぐっと来てしまう日本語歌詞に脱帽。そして一度聞いたら、もう耳から離れないインパクトの強さ。

 名曲のイメージをぶっ壊しにして…、なんて堅いこと言わないで楽しんでほしい。1970-80年代の名曲なんてほとんど今の人にとっては新曲そのものなのだから、空耳アワーのような日本語歌詞がついている方がオリジナル?って思う人が出てきても不思議ではありません。原曲の良さを知り抜いているダンスマンだからこそできる一種の達人芸のようなものです。

 でも、そんな名人ダンス☆マンもついに、ネタが尽きたのか、緊急的に作詞家を求めているようです。今年10月に予定しているサードアルバムに収録する歌で、原曲「GOT TO BE REAL/CHERYL LYNN」が課題曲で、これにおもしろくもおかしい空耳的トンデモない日本語歌詞を募集しています。採用にはいくらから知らないけれど賞金が出るから、おいしいかもしれません。締め切りは、6月30日。E-Mailでは、
kunikuni@av.avex.co.jp
へ。ファクスは03-5413-8804。郵送の場合は、〒107-8577東京都港区南青山3-1-30、住友生命青山ビル エイベックス洋楽部「ダンス☆マンの仕事募集」係。原曲に合わせて歌ったテープなども一緒に送るとベターかも。

 「CD NEWSメールマガジン150号記念替え歌募集」と違っていきなり『賞金』ってところが、豪華でいいですね。零細個人WEBMASTER の力の限界を感じるところです、とほほ。でも、おもしろそうだから僕もこそっと応募しちゃおうかな(笑)。あなたもどうです、星さ〜ん。

 ダンス☆マンはミラーボール星人(ということになっている)。1996年ひょんなことからライヴハウスで見い出され翌年velfarreで初ライヴを開催。 98年3月「背の高いヤツはジャマ」でデビューし、現在までにアルバム『ミラーボーリズム』 セカンドアルバム「ミラーボーリズム2」がリリースされています。今年は大阪、福岡で初のライブが予定されています。その名も 「銀河(ギャラクシー)ツアー2000 」ツアー・スケジュール。ダンス☆マンが、ザ・バンドマンを連れてはじめて全国をまわる。す、すごい。

スケジュールは
☆5月11日(木)=東京「六本木velfarre」、開場:18:00、開演:21:00=(問い合わせ先)ヴェルファーレ 03-3402-8000
☆5月15日(月)=大阪「梅田HEAT BEAT」、開場:19:00、開演:20:00=(問い合わせ先)ヒートビート 06-6363-6166
☆5月19日(金)=福岡「DRUM LOGOS」、開場:19:00、開演:20:00=(問い合わせ先)ドラム・ロゴス 092-751-3811
☆5月27日(土)= 北海道「札幌KING XMHU」=開場:20:00 開演:22:00=(問い合わせ先)キング・ムー 011-531-1388
☆5月28日(日)=愛知「名古屋 O÷ZON」= 開場:19:00 開演:21:00=(問い合わせ先)オゾーン 052-242-0780

 なんだかとっても熱いステージになりそうです。大阪のキタでも15日は、そこいら辺に“お約束の”アフロヘアーの若者や、昔とった杵柄で、ロンドンブーツにアフロの40歳代も登場しそうで実に楽しみです。

avex trax、AVCD-30083、1223円)


◎☆☆☆☆「SHOCK HEARTS」THE YELLOW MONKEY


■01. SHOCK HEARTS
■02. DEAR FEELING
■03. SHOCK HEARTS-Karaoke-

 「バラ色の日々」「聖なる海とサンシャイン」に続くイエモンのニューシングルが「SHOCK HEARTS」。相変わらずというかかなりというか吉井和哉の歌詞はとってもきわどくて、そのへんがいかにもロックらしくて素晴らしい、と僕は思います。ロックって決して優等生の音楽じゃないもんね。

 それでいながら、同音異義語や日本語と英語の同音など言葉を巧みに使っていて、ストレートな表現は避けているところがとっても奥ゆかしくて好きです。タイトル曲は、大鵬薬品「チオビタドリンク」CMソングとして4月半ばから放送されているので、ファンなら知っているはず。なんだかC調(死語か?)な歌い方がとってもしっくりきます。

 ジャケットイラストは、デビルマンなどの作品でおなじみの永井豪さん。セクシーな女の子が3人並んでいて、「ハレンチ学園」なんかを連想してしまいます。とても色っぽい昆虫に変身してしまうイラストがおもしろい。JR大阪駅前に関西で初めて進出店舗を構えたばかりのマツモトキヨシの全店(全国400店舗)ではこの『SHOCK HEARTS』のジャケットのイラストが入った商品購入袋が使用されてます。袋はなくなり次第終了するそうなので早めにチェックか? でも、もうないかも。

 (BMGファンハウス、FHCF-5007、1050円)


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Coming Soon


<反省>
◎なかなか、更新できませんでした。ごめんなさい。ここんところiWeekの準備や高校時代の友達とのボランティア活動などに伴う会議がほぼ毎日のようにあって全く身動きが取れない状態でした。帰ってきてMacの前に座ろうとするのですが、そばのベッドにそのままダウンしてしまうのです。

◎で、たまたま高校時代の同級生たちとの集まりが母校の近くであったので、学校そばの食堂「美冨士」に行ってきました。真野さん御夫婦が経営されているこの食堂は、学生時代、いつもお腹を空かせた僕らをどれだけ喜ばせたことでしょう。70歳を越えられたお二人は、今もカウンターに立って現役です。これが何よりもうれしかったことです。今も高校生の胃袋を満足させてくれています。それでメニューを見たのですが、実に値段が安いのです。ここの丼やラーメンは、普通のお店の2倍から3倍もある(それでも高校時代は全部汁まで飲み干せました)すごい量なのですが、値段はほとんど昔と変わっていないのです。「たくさんお金をもらってはいけないと思って…」そう真野さんはお答えになりましたが、僕は思わず「ありがとうございます」とお礼を言ってしまいました。関西のローカル番組の食べ物レポートに必ず出てくるタージンもしっかり色紙を書いていてそれもちょっとうれしくなりました。ちなみに僕の大好物だった「合格うどん(そば)」は560円です。お餅がたっぷり入っていて旨いんです。今度もう一度行って食べてみようと思っています。最近ではたこ焼きも営業品目に入っていて300円。これもそんじゃそこらの量と違うんで1人前で腹一杯になってしまいます。

◎連休まであと1週間ほど。今年も「業界Macな会」は大阪市内でMacを中心にした楽しいイベント『iWeek2000 MacDays in GW』を手作りで開催します。5/4(祝)〜5/6(土)11:00〜18:00の3日間。もちろん無料です。場所は、大阪市北区天満橋1ー8ー30、大阪アメニティーパーク(OAP)ビル2F、12F、38F(JR桜ノ宮駅下車)です。今年は2000年を記念してプレイベント・前夜祭:5/3(祝)14:00〜19:00 も開催します。場所は同じ大阪 OAPビル2F(JR桜ノ宮駅下車)で入場無料 です。詳しくはhttp://iweek.vow.ne.jp/ を御覧ください。

◎簡単メールはここ!手紙マーク!不平不満苦情ごみの収集日の問い合わせ、昨年大晦日に注文したそばの出前の行方などさまざまな疑問は、この簡単メールをお使いになりお知らせ下さい普通のメールはこの下の封筒マークからどうぞ。

<今週の一句>ざるそばと 天丼食べて動けぬ 美冨士かな(mako-rin詠める)

筆者/copy right=フルタマコト
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