毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2001年05月27日午後04時45分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆☆「prism」m-flo
■01. prism
■02. prism <LIVING in TOKYO Remix> Remixed by Taku
■03. prism <Universe Mix> Remixed by DJ KRUSH
■04. prism <SUNSHIP VOCAL> Remixed by Sunship
■05. prism <Instrumental>
■06〜10. come again リミックス用素材
2012年に宇宙中の惑星からアクセスして参加できるEXPO。三波春夫さんなら「宇宙の星からこんにちは」と歌うでしょうか。ともかくこのバーチャルエキスポ体験をアルバムに収めてしまったのがm-floの最新アルバム「EXPO EXPO」でした。
このCDの最初に(厳密にいえば2トラック目)収録されていたのが「prism」です。愛にあふれる素敵な宇宙旅行をテーマに(それにしても壮大なテーマなのでぜひ続編を期待したい)した近未来ヒップホップになっています。このアルバムを象徴する作品だけにm-floのメンバーの大のお気に入り。宇宙空間から地球を眺めているような絶妙なテンポとグルーヴ感を生み出しているところが聞きどころとなっています。
「prism」はアルバム「EXPO EXPO」制作初期段階に完成していて当然、シングルカットのリクエストがメンバーの間で最も強かったのも不思議ではない。シングル製作にあたってm-floのメンバー、Taku、DJ KRUSH、Sunship によるリミックス3ヴァージョンを収録というちょっとそこらにないぜいたくなマキシシングルの完成となった次第。
さらにこのシングル完全限定生産で、Takuの発案により、スタインバーグ社と共同で一般公募によるリミックス・コンテストを行っています。何と今回のCDには世界初の試み(多分ね)として6曲目以降にm-flo の「come again」リミックス用ヴォーカル素材収録しています。グランプリ作品は今年秋冬リリース予定のm-floリミックスアルバムに収録というから、あなたも挑戦を!
そして可愛いジャケットにも注目。「EXPO EXPO」でアートワークデザインを手掛けたポジトロンがクレイアニメーションタッチの可愛いm-floキャラクターによるフルCGビデオ&ジャケットにも注目。
(avex trax、RZCD-45022、1050円)
■01. ハッピー・メロディー
■02. 小さな星〜星になったゆっぴいへ〜
■03. ハッピー・メロディー(instrumental)
■04. 小さな星(musical box)
先日大阪で開催されたiWeekの会場で、女優の石井めぐみさんに久しぶりに出会いました。彼女は会場にある子どもたちがMacで遊ぶ「iKids」コーナーの一画でCDを発売していました。それがこのCDです。
とても悲しいことですが、石井さんのご子息で“ゆっぴい君”こと優斗さんは1999年9月9日にわずか8歳の若さで逝去されました。石井さんは悲しみを乗り越えて、その後、重度の障害を持つ子どもたちが生き甲斐と希望を持って暮らしていけるような社会を実現しようとWEB「てんしのわ☆ホームページ http://www.ne.jp/asahi/tenshi/ring/」を立ち上げました。
石井さんは全国を回って御自分の講演会などを通じて、障害を持つ子どもたちが教育を受ける権利が守られるよう行政や学校に働きかけて、子どもを育てている家族の負担を少しでも軽減できるように訴えています。
このCD「 ハッピー・メロディー」の売り上げの一部は、そうした「てんしのわ」基金に使われます。もし、このCDに御興味をお持ちの方は、「てんしのわ☆ホームページ http://www.ne.jp/asahi/tenshi/ring/」で、購入申し込みができますので一度御覧になってください。
「ハッピー・メロディー」は、音楽家稲積真幸さんとのデュエットもの。作詞・作曲は石井さん。なんとDTMでやってしまいました。すごい。さらにこのCDのジャケットまで全部石井さんがMac一台で作ったということですから、石井さん&Mac恐るべし。もちろん稲積さんのサポートがあったのでしょうが、すごいなあ。Macを使う有名人は数多いでしょうが、ここまでバリバリに使いこなしている人はそういないはずです。
「ハッピー・メロディー」はかなり正統派のデュエットで、石井&稲積の非常に真面目な音への取り組みが感じられます。この楽曲はそのまま結婚式などで使われてもなんらおかしくない。ひょっとしたら、徐々に歌う人が増えてくるかもしれませんね。カップリングの「小さな星〜星になったゆっぴいへ〜」はその名前の通りにゆっぴい君に捧げられた一曲で、ゆっぴい君の夢を引き継ぎ彼がくれた勇気と幸せををいつまでも守り続けていこうという思いが伝わってきます。
オルゴールバージョンの「小さな星」も素敵ですのでお聞きのがしなく。
(Powder House、PHMS-00101、1050円)
■01. CORAZON
■02. Rollin' Fall in Love
■03. Delight
■04. CORAZON (instrumental)
■05. Rollin' Fall in Love (instrumental)
■06. Delight (instrumental)
DA PUMPのニューシングルは、日本テレビ系全国ネット「劇空間プロ野球2001」4、5月度イメージソング。ラテン調の一曲。別れた彼女の思いがいつまでも心に、部屋に残ります。思えば思うほど逢いたい気持ちばかりがつのります。
歌詞(作詞=ISSA & m.c.A・T)に出てくる「Triste Corazon」とは、「悲しい勇気(男らしさ)」。自分から動くのも良しとしない。すでにもう負け犬になっているのかもしれません。メランコリー(気が塞ぐ)ほど落ちこんでしまう。もう見えない君をまだずっと追っています。日本語にするとちょっとダサくなりがちな部分にスペイン語を持ってきています。これが結構新鮮な感じがします。
ところでメンバーのSHINOBUが、NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」に出演中しているのを御存じでしょうか。時間があれば見るように(昼の再放送の方ですが)していますが、興味のある人は必見です。mako-rinは沖縄に行きたいのにチャンスがなくてまだ行けてないのです。このドラマを見るとなんか行きたくて落ち着きません。
「Rollin' Fall in Love」は、すごいタイトル付いてますが、『恋に巻き込まれていく』なんて訳しましょうか。激しそうな恋の予感がありますが、これは、どちらかというと踏ん切りがつかずに行ったり来たりしているオトコノコが主役。でもやがて「迷わないことが気分がいい」ことに気付きます。そう、もうどんどん突き進むしかありません。そう、グルグル回り込んでいくドリルのように。 Beauteen TVCMソング。
(avex tune、AVCT-30041、1260円)
<反省>
◎きょうは日曜日。知っております。3週遅いのです。5月の下旬に差し掛かろうというのに、まだ4月の29日号だもん。十分遅いの理解しております。でも、マイペースでいくぞぉ。自慢じゃないけれど書けない時は書けない。うーむ、困ったもんだ。
◎各地より花粉症の問い合わせありがとうございます。「治った」、と言いたいのですが、まだ油断すると突然鼻水が開通してしまいます。うっかり電車の中で眠れません。くぅう。で、まだ薬飲んでいますが、かなりマシです。だってマスクは不要だし、のどのイガイガはマシだし。頭が重くなる回数はちょっと減ったしで、
<今週の一句>涼しさも 夜は寒さに 風邪みたい(字余りmako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
すまぬが そこのあなた ヒマですか? おっ、ちょうど良かった!メールください!
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