毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年05月05日午後05時10分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「ときめきのリズム」川村結花
1.ときめきのリズム
2.マイルストーン
3.ときめきのリズム(TV-mix)
連休中、張り切り過ぎてすっかり疲れてしまった人に心地よい曲を、というのが5月02日号の狙いです。そう言いつつも、なんと執筆しているのは「子どもの日」の5日なんですね。ええかいな、こんなことで。かなりのお疲れモードになっているmako-rinですが、その理由は<反省>で。
なんといっても疲れの回復剤は、川村結花の新曲「ときめきのリズム」ではないでしょうか。タイトルからしてときめくのですから、とってもありがたいことです。これまでの一連の作品とは違って、作詞は川村自身ではなく、松本隆が担当。「うれしいと君の名を呼ぶ」、こんな瞬間が誰しもあるはずです。そして続く「それだけで不思議に胸がキュンとなる」。きっと、もう、YMO好きのナイアガラーには居ても立っても居られない言葉のはずです。
曲調もこれまでの川村作品と比べればかなり明るくてアップテンポ。川村のこういう軽快な曲もいいなあ、と思った次第。コーラスとか弾ける感じが至るところにあるなぁ、と思っていたら、なんと「1999年のコカ・コーラCMテーマソング」になっているとか。なーるほど。
で、やっぱりせっかくの川村のシングルなんだから、ゆったりとした心安らぐ一曲がほしい、という人にはカップリングの「マイルストーン」でしょう。作詞・作曲は河村結花。彼女の人生の求道者のような気持ちが込められた作品に、魅了されてしまいます。ちなみのこの「マイルストーン」は「神戸国際会館オープニングキャンペーン作品」。
(Epic Records、ESDB-3909、1020円)
◎☆☆☆☆「Endless Moment」平松愛理
1.Endless Moment
2.旅の途中
3.Endless Moment(オリジナルカラオケ)
さらに連休に送るさわやかサウンド第二弾は、平松の愛理ちゃん。出産&育児休暇を取っていた平松は、今年1999年でデビュー10周年を迎えます。これまで在籍していたポニーキャニオンからユニバーサルビクターに移籍して、活動を再開しました。クラリオンガールの塔堂なつのプロデュースも手掛けています。
なかなかしっとりとした作品。大人の雰囲気を漂わせながらも、春から初夏の爽やかな季節を舞台に、ミディアムバラードの曲に包んで僕らの前に差し出してくれます。平松は一時期「OLの教祖」と言われたことがありましたが、教祖らしい心配りです。彼女は、頼れる上に、とっても優しくって、ちょっと成長した女性たちに「ちゃんと仕事や恋をやっているかな」と聞いてきます。
どうやら「OLの教祖」に、一層磨きがかかって洗練されて、それが全面的に出ないスマートさをも身に付けたようです。別に押し付けがましくもなく、お茶をすすりながら、ゆったりした時間の中でさりげなくわたしたちに問いかけてきています。しかも「なんなら何でも聞くわよ」っていう広い心を持った頼もしい存在は変わっていない。別に女性でなくても頼れる姉貴として相談してくる男性もいるかも。 TBS系ドラマ「はれ時々くもり」の主題歌。
カップリングは「旅の途中」。これまでの平松愛理の雰囲気を伝えているのは、こちらのテイクでしょう。毎日が旅の途中って感じがいいのですが、この曲は復活して新生平松愛理としての一歩を記す楽曲でもあります。まだまだ旅の途中という感覚が、これからの平松にぴったりです。
(ユニバーサルビクター、 MVDH-9015、1019円)
◎☆☆☆「Eternal Message」観月ありさ
1.Eternal Message(Orijinal Mix)
2.I NEED YOU(Orijinal Mix)
3.Eternal Message(Orijinal Karaoke)
そして最後は「観月ありさ」といきましょう。顔がとっても小さくて、スタイル抜群の観月ですが、この間のテレビドラマ「天使のお仕事」以来ちょっとふっくらしたように思えます。このふっくらした加減もなかなか可愛いです。
ツーカーセルラー東京CFイメージソングにもなっている「Eternal Message(Orijinal Mix)」は、永遠のメッセージというタイトル通り、まさに携帯電話のCFらしい設定になっています。「伝えたい言葉があふれだして/急に声がききたくなるから」、恋人の元に走っていきたくても叶わず、どうすればいいか。そう、こんな時はもう電話しかありませんね。電話しながら走っていくというドラマチックなシーンを目指す時は、やっぱり携帯電話しかありません。走りながら電話するなんだか慌ただしい世紀末の恋なのかもしれません。
カップリングの「I NEED YOU(Orijinal Mix)」は、いつも二人でいることが当たり前で、離れることになろうとは思いもよらなかったカップルの女性側からの思いを描いています。恋人たちはほんの少しの言い争いとか小さな出来事がきっかけで別れてしまいます。なんで別れたのか、本当のところは分からないのかもしれませんが、「I NEED YOU」とまだ、あなたを必要とする気持ちを歌に託します。スローな楽曲、観月は抑制の効いた声で、切々と女性の気持ちを歌います。なんだか天使が歌っているような気がするのは「天使のお仕事」のイメージが強力なせいか?
(avex trax、AVDT-20049、1020円)
<反省>「MacDays in GW〜iWeek」に全精力を傾けていたために通常のWEB更新ならび
にメールマガジン発行が遅れたことをおわびします。
まずはいつものように花粉症の報告。メールマガジン読者には5月2日に特別号外としてのお届けしたので御存じでしょうが、5月1日についに寝込んでしまいました。明け勤務の疲れも出たのですが、なんだか鼻水が全くとまらなくなってしまい、薬も効かず、この日から行く予定だったiWeekはキャンセル。自宅でバタン、キューとなった次第。会社から自宅までマスクをして連続くしゃみをする怪し気な男がJRに乗っておりました、連休のド最中のJR利用者を脅かしてしまいました。すまぬ。でも本人はしんどくて赤い顔をしておったのでした。
そんでもって5月1日から4日間といえば大阪のOAP(大阪アメニティパーク)で開催された「MacDays in GW〜iWeek〜」でしょう。花粉症対処で前日爆睡し体調を整えて2日から最終日の4日まで連日、ボランティア活動に行ってきました。「何のためにもならないのに」と家人には言われましたが、Macをお持ちの方なら、この気持ちお分かりいただけると思います。皆さんの温かい応援のおかげで、期間中なんと1万人以上もの人たちが訪れてくださって感謝しております。特に最終日は雨という生憎の天気になったにも関わらず、たくさんのファンが詰め掛けてくださって感激です。4日間の記録が「MacDays in GW〜iWeek〜リポートbyiMUG(http://qube.tandemsite.co.jp/users/imugweek/index.htm)」にあると思いますので御覧ください。
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<今週の一句>連続の くしゃみはばかり 床に臥せる(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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