CD NEWS05月28日号


毎週日曜発行
   
   mako-rin's CD NEWS     
   
更新日時=2000年05月31日午後10時50分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
  
 
cdnewsjp@yahoo.co.jp  
  

 
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 ◎☆☆☆☆☆「RISE  I (ライズ ワン) 岡本真夜  


■01. TOMORROW
■02. FOREVER
■03. Alone
■04. そのままの君でいて
■05. 泣けちゃうほど せつないけど
■06. サヨナラ
■07. 大丈夫だよ
■08. 想い出にできなくて
■09. Everlasting
■10. 宝物
■11. この星空の彼方
■12. 大スキ!
■13. Will…
■14. ANNIVERSARY
<初回特典>
■Extra. Alone 〜AOR version〜 12ングル


 今年デビュー5周年を迎え、待望のベストアルバム発売。 で、このアルバムリリースが予告された頃(4月13日)、岡本真夜ちゃんは、なんといきなり結婚、妊娠の発表をしました。2000年1月17日にフリーで、舞台美術の仕事をしている、コンサートスタッフの岡井一喜氏と入籍したそうです。おめでとうございます。出産予定は11月とか。

 そんなわけで、このベストアルバムリリース後の6月28日発売を予定していたニューシングル「KEEP ON GOING!」は、 真夜ちゃんの体調がすぐれず、レコーディングが難しくなって、中止になっています。でも、 7、8月に予定されている東京・名古屋・大阪のコンサートは予定通り行うそうです。

 「RISE I 」 (ライズ ワン) の内容は、デビュー曲「TOMORROW」から「この星空の彼方」までのシングルヒット11曲 に、真夜のプロデュースや楽曲提供を行った中で、真夜自身がセルフカバーとして発表した曲中、 「Will…」(中山美穂)、「大スキ!」(広末涼子)、 「ANNIVERSARY」(石井聖子)の3曲を合わせた、計14曲を収録しています。 5年間の真夜の軌跡みたいな一枚。

 初回盤は、スペシャルパッケージ仕様で人気曲 「Alone」の未発表「Alone〜AOR version〜」を収めた12cmシングルとの2枚組です。

 (徳間ジャパン、FLCF-3791、1223円)


◎☆☆☆☆「HEAT CAPACITY」T.M.Revolution


■01. HEAT CAPACITY
■02. HEAT CAPACITY Instrumental
■03. HEAT CAPACITY Split-Attention L or R ch!

 こんばんわ、T.M.R.ファンのmako-rinです。ども。前回取り上げたのが1999年6月27号CD NEWSの「陽炎 -KAGEROH- 」ですからほぼ1年ぶりの登場となります。

 前回は、「the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D」という実に長い名前が付いていたのですが、ようやく短く(それでも14字もあるところが御愛敬ですが)T.M.Revolutionの昔の名前で出ています。ま、西川貴教という名前もあるのですが、これならT.M.R.と略しても大丈夫です。

 今回も浅倉大介がきちっりサポートしているので、ファンには安心のサウンドです。T.M.R.のあのコンパクトな体のどこに隠れているのかいまだに謎の、目一杯インパクトある歌声が還ってきました。コンパクトでインパクトなんですから、もう。

 で、大ちゃんのサウンドも負けていません。この二人のコンビネーションは、お互いに譲り合わないところが素晴らしい。それぞれが互いの長所を思いっきりぶつけてくるから、けんかでもやってのか、とつい思ってしまうほどエネルギーを感じてしまいます。

 実は、じっくり大ちゃん、turbo(貴教)の二人の聞き比べをしたい人には3曲目の「HEAT CAPACITY Split-Attention L or R ch!」がオススメです。なにしろ右チャンネルがturboのヴォーカルのみ、左は演奏(一部バックコーラスにturboが出てきますが)という具合。聞き比べにはもってこい。やっぱりア・カペラにするとturboの声量のすごさと歌のうまさがよくわかります。

 ところで、この手法は初めてかと思っていたら、なんと前回の「陽炎 -KAGEROH- 」でも2曲目の「陽炎 -KAGEROH-・Split〜Attention L or R ch ! 」でしっかりやっていました。そのうち浅倉サウンドなんだけど全編ア・カペラなんて歌が出来たりしてね。

 (ANTINOS RECORDS、ARCJ-140、1020円)


◎☆☆☆☆「ロケットマンデラックス」ロケットマン


■01. プロローグ
■02. 小心者克服講座(新ネタ)
■03. 留守番電話サービス
■04. ロケットマンのロケットマンボ
■05. 交通情報
■06. ドオテモイイジャン
■07. ヘイ!パス!!
■08. 次の会議
■09. ロケットマンのサンバ
■10. 不動産屋
■11. お前の母ちゃんremix
■12. おとうふ
■13. 小心者克服講座remix live version

 DJふかわりょうのソロプロジェクト「ロケットマン」。ロケットマンを中心に、小西康陽、コモエスタス、坂井壱郎、田中知之、福富幸宏の各DJがよってたかっておもしろくした最新のアルバム。これは音楽CDのジャンルに入れてしまうと本当はいけないのかもしれませんが、スネークマンショーのふかわ版といえば、分かる人には分かる。分からん人には漫談ショーといえば、とっても“もっさくて”好きです。でも音楽のセンスは抜群なのでやっぱり音楽の範疇に入れてもいいかな、と。

 ふかわクンはテレビに出ているときは、口下手な芸人のような感じの人なのですが、年末にピチカート・ファイヴの大阪公演では、しっかりピアノに座って「小心者克服講座」をこなしていました。テレビでの役回りより、こうしたライブの方が、彼の魅力を大いに引き出す場であるように思います。

 ネタの内容は、小学生にもわかるギャグですが、ひょっとしてふかわクンは学生時代いじめられ続けていたのか、あるいはいじめの達人だったのか、いずれにしろ、細かな分析と突っ込みがシロウトくさくて親しみを覚えます。彼のやり玉にあげる子どもってよく考えると、そういう子どもって実際にいましたね。ひょっとしたら、自分のことだったかもしれない。

 僕が一番気に入ったネタは「次の会議」。会議参加者の次の日程を決めるのは、実際大変です。こういうことはよくあることかもしれません。また、テレビの生番組を扱った「交通情報」も、以前、某国営放送で、ローカルニュースの生番組を思い出してしまいました。本番中、原稿の順番を間違えたあげく焦って、原稿そのものを下に落としてしまって、右往左往しているうちに1本もニュースが読まれないまま終わったという当人にとっては大変悲惨ながら視聴者としては忘れられないおもしろい現場を見たことがあります。今では中堅どころのアナウンサーになっていますが、今でもあの姿が忘れられません。生番組って何があるか分からないんです。

日本コロムビア、COCP-50324、3059円)


音符印の飾り棚線マーク

Coming Soon


<反省>
◎CD NEWSの本文はともかく、この最後の文章だけは必ず読むという人がいて、そういう事実を聞くと落ち込みながらもちょっと喜んでしまう変な性格、直さねばならないでしょうか。

◎で、ちょっと体調も悪くて一日寝込みましたが、どうやら息を吹き返しました。全身に汗をかくと、直るのですね。風邪かな、やっぱり。

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<今週の一句>体調悪く 寝ながら 書ける筆無精(mako-rin詠める。めっちゃ字余り)

筆者/copy right=フルタマコト
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