毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2000年06月07日午前09時35分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆☆「ここに居る理由」
beret
■01. ここに居る理由
■02. ここに居る理由(beret Remix)
■03. ここに居る理由(Susumu Yokota Mix)
新しい街で生きていく理由は、「やりたいことがここにあるから」と答えればいいのだろうか。それこそが「ここに居る理由」。大好きな君がたとえここに一緒に居なくても、新しい仕事がここにあり、それがやりたいことなら、それこそが生きていく理由。ちょっと難しいけれど、新しい生活をする人、ちょっと五月病にかかりそうな人に聞いてもらいたい。
互いに高めあうことになれば、それが一番いいじゃないかと思う。「君のためだけに」といわない優しさ。お互いにお互いが負担にならないように、この感じ、分かるかなぁ?
「離れて暮らす理由は難しくはない、やりたいことが、そこにないだけ」。非常にシンプル。いつまでもお互いにべっちゃりしていたいカップルにはちょっと理解しがたいことなのかもしれないけれど、こういう付き合い方ってサラッとしていて結構、快適なのかもしれません。
なんだか冷たい気がする人もいるかもしれませんが、世の中、いろいろな価値観があります。「ひとりでいても ふたりでいても 変わらないまま笑っていたい」。これです、これ。
beret(ベレイ)は、北海道旭川市出身の後藤圭子(ヴォーカル/作詞担当)と奥原貢(コンポーザー/アレンジ/プログラミング)の二人からなるポップユニット。1997年夏結成。昨年6月「やさしい花びら/暖かい場所」でメジャーデビュー。「ここに居る理由」は3枚目のシングル。7月にはファーストアルバムを出しますが、そのなかなか新鮮な中に郷愁を感じるサウンドと深く考えさせる歌詞が魅力的で、CD NEWSおすすめのアーティストです。
(Sony Records、SRCL-4821、1020円)
◎☆☆☆☆「YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW」COSA NOSTRA
■01. You Make Me Feel Brand New
■02. Just When I Needed You Most
■03. Play That Funky Music
■04. Just When I Needed You Most(NAKED mix)
ビックビーツ、ソウル、ドラムンベース、フレンチ、ヒップホップ、スカ、ラテン、ゴスペル、パンクそしてロック…ともかくなんでもかんでも入ったCOSA NOSTRAのアルバム「yippee!」(SRCL-4578、1999年 8月21日リリース、3059円)を今度はリミックスして作ったのが「yippee remixes !」。これは、2000年4月16日号CD NEWSで紹介しましたっけ。
長田定男らが所属するCOSA NOSTRA。なーんでか知らないけれど、SMEではなくて「HEAT WAVE 」から一枚リリースしたのがこの洋楽カヴァーのマキシシングル。THE STYLISTICSの「You Make Me Feel Brand New」、RANDY VAN WARMER の「Just When I Needed You Most」、WILD CHERRYの「Play That Funky Music」と、もうとってもムードのあるなつかしい楽曲ばかりで、この選曲見ただけでCDショップに走る人がいるかもしれませんね。
そして、その選択は正解、と申し上げておきましょう。原曲のイメージをそこなわずに、それでいてCOSA NOSTRAらしい遊びがあって、聞いていて楽しい。CDの帯にある「コ−ザノストラ ラブな曲のカヴァ−集」というのは、本当。好きな人といるときにさりげなくかかっていると落ち着きCOSA NOSTRAに心から感謝いたしたくなる一枚。
(日本コロムビア、COCA-50519、1260円)
■01. 風の子
■02. 魚の手紙
■03. グリーングリーン
In the Soupのメジャーデビューマキシシングル。TBS『キャイーン・寛平の女神の誘惑』のエンディング・テーマ。渋谷の交差点に立って、風の行方を探しているハナたれ小僧は、誰にも負けない風の子のちょっぴり大きくなった姿。小さな時に描いた夢は今でも変わらないけれど、あの頃の純粋な思いだけはなかなか戻ってこない。だからこそ風に思いを託して全身に、その大きな力である風の後押しを受けて飛び上がってみたい(ちょっと解釈間違ってるかもしれないけれど)、そんな誰もが持つであろう、幼い日々の思い出を感傷ばかりに走らずさらりと歌っているところがすごいです。
1996年5月、八谷健太郎(ギター)、草場敬普(ベース)、吉田慎一郎(ドラムス)の3人と、演劇活動のかたわら路上でギター片手に弾き語りをしていた中尾諭介(ギター、ヴォーカル)が合体して「Lo-nin」(後に改称してIn the Soupに)を結成。
パンク、ハードロックなどを愛する3人と、吉本興業の漫才の大会で優勝したことのある中尾のファークが渾然一体となって不思議な魅力を放っています。彼らはライブバンドとして大成することを夢見ていて、目標は、アメリカでWOOD STOCKに出場することだという。このなんだかわかんないところも魅力かもしれない。あの「グリーングリーン」も彼らにかかると原曲以上にパワーのあるもの変わってしまう。
風が上昇気流となって、アメリカまで連れて行ってほしい。In the Soupは、「スープの」という意味以外に口語表現で「苦境(困難)に陥って」という意味があります。困難に陥っている人をさりがなく元気づけてくれる一服の涼風かもしれません。
(日本コロムビア、COCP-50323、1260円)
<反省>
◎いよいよ、松本伊代、メールマガジン版は150号まであと少し。なんだか緊張してきましたね。そのくせ、日曜日のHP、月曜日のメールマガジン発行の原則が大いに崩れております。なんだかなあ〜。ま、それでも千里の道も一歩から、海原千里万里、と昔から言うではありませんか。小さなことからこつこつと。
◎日本に誇るプロバイダー「BIWA ローブ」の接続がここんところ10日間、おかしい。ほとんど接続できないのです。で、たまに繋がると100通程度のメールの飲み込みに20分くらいかかっています。前なら3分もかからなかったのにね。困ったもんです。
◎簡単メールはここ!
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<今週の一句>とりあえず ビワ調子いいうち アップロード(mako-rin詠める。めっちゃ字余り)
筆者/copy right=フルタマコト
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