毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年06月14日午後11時00分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆☆「Crazy Beat Goes On!」DA PUMP
1.Crazy Beat Goes On!
2.Baby, Baby,Baby
3.Crazy Beat Goes On!(Karaoke)
4.Baby, Baby,Baby(Karaoke)
なかなかかっこいいダンスヴォーカルユニットが、ISSA、KEN、YUKINARI、SHINOBUの4人で構成するDA PUMPなのです。テレビでは、息も付かせぬ、激しい動きの素敵なダンスに目が奪われてしまいがちになるのですが、ヴォーカルのISSAの歌唱力はなかなかのものです。だって、あれだけ激しいダンスパフォーマンスをこなしながらさらりと歌ってしまうんですから、たいしたものだと思います。
でも、このシングルCD「Crazy Beat Goes On!」を取り上げたのは、m.c.A・T&富樫明生がタッチしているからです。昔からのCD NEWSERならきっと笑いながら同意してくれるんじゃないかと思います。僕はm.c.A・Tの一連の作品が好きで、一時はずっと聞き続けていたものです。最近はアーティスト活動の一線から身を退いて、プロデュース業に専念しているようです。なんかのきっかけでアルバムくらい出さないかな、と少しは期待しているんですが、どんなもんでしょう。DA PUMPのこの「Crazy Beat Goes On!」を聞いたらすぐにm.c.A・Tが、富樫明生がタッチしているナ、ってすぐに分かりました。(実際、シングルには、作詞:m.c.A・T/作曲:富樫明生のクレジットが入っていて、プロデュース名にはAKIO TOGASHIが見られます)
アスファルト続く都会の中で、しなやかに、元気いっぱいに、そして言葉でない優しさでぐいぐい引っ張っていこうとする男の子(かなり主体性があっていいじゃないですか)が主役。強引ながらも、失恋で涙する女の子を励ますISSAのヴォーカルが、全体に緊張のあるドライブ感を生み出しています。「Crazy Beat Goes On!」はサントリーC.C.レモンのテーマソングで、TBS系「文武両道」のエンディングテーマでもあります。
カップリング「Baby, Baby,Baby」は、もう富樫作品そのもの。なんだか懐かしくさえも感じられます。いいなあ、こういう楽曲との出逢いって。サビの部分なんて、僕はm.c.A・Tがノリウツッテいる、と思いました。HIP HOP、ユーモアが溢れていて、友情から愛情君の恋物語、耳を傾けてみてください。
(avex tune、AVDT-20048、1020円)
1.パンチドランカー
2.ROCK STAR
3.TVのシンガー
4.ゴージャス
5.Tactics
6.球根
7.BURN
8.JAM
9.LOVE LOVE SHOW
10.悲しきASIAN BOY
11.SO YOUNG
12.真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)
なんだか暑い日が続きますねえ。さっきJR大阪駅のホームに立っていたら、もう夏のような暑さを全身に感じて、難儀ななあ、と感じました。大阪や京都って夏、もうとんでもないくらい暑いんですよ、で地下街とかビル、電車に入ると空調が効いていて、とても涼しくて有り難いのですが、その温度差が激しくて、すぐに風邪をひいてしまうのです。そんなふうに暑かった昨年夏を含めた1998年4月から約1年にわたり113本という驚異的なバンド史上初のロングツアー「PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99」を行ったTHE YELLOW MONKEYの元気もんたちの記録CDがこれ。
上記のように収録曲は全部で12曲73分28秒。3日に1本ライブをやっているようなすごいスケジュールなのに、吉井和哉のエネルギッシュなこと。吉井のヴォーカルに声援で応える客席の様子が手に取るように分かり、貴重なアルバムといえそうです。音だけではなく封入ライナーは、写真が細々と掲載してあってツアーの雰囲気がよくわかります。THE YELLOW MONKEYとしても初のライブアルバムで、かなり気合いが入っています。
クレジットを隅から隅まで探したみましたが、ライブ録音した特定の場所が書いてありません。きっとどこの場所だってイエモンのことですから生真面目に一生懸命やったのでしょう。どこだっていいか。よく聞けば、どこか分かる部分(例えば「ありがとう鹿児島」とか叫んでいます)もありますが、とにかく熱気が伝わってきます。ライブならではの歌詞の不一致も、アドリブもなかなかそれはそれでいいですし、スタジオ録音では聞けない音も楽しめます。
暑い時に熱いライブアルバムを聞くのも、ちょっと暑気払いにいいかもしれません。でも涼しくはならないのでお間違えなく。そいでも「真珠色の革命時代」はなかなか美しい楽曲で、ちょっと涼しくて気持ちいいかな。寝ながら効いて寝冷えしないように。…と思ったらいきなりイエモンらしいにぎやかなステージが戻ってきたりして。12曲目は15分35秒ありますのでうっかりストップボタンを途中で押さないように。
(FUNHOUSE、FHCF-2457、3059円)
◎☆☆☆☆「REBECCA Complete Edition」REBECCA
1.Rasberry Dream(remixed edition)
2.Cheap Hippies(remixed edition)
3.When a woman loves a man(remixed edition)
4.フレンズ(remixed edition)
5.Cotton time(remixed edition)
6.Bottom LINE(remixed edition)
7.London boy(remixed edition)
8.76th STAR(remixed edition)
9.Smile(remixed edition)
10.Moon(remixed edition)
11.Olive(remixed edition)
12.One more kiss(remixed edition)
13.Virginity(remixed edition)
14.Maybe Tomorrow〜Nippon Budokan Last Live version〜
テレビ番組、特に連続ドラマというのは、時々見ますが、まともにすべての回数を見た試しがありません。帰宅が遅れたり、宿泊勤務などで1回見落とすとあとはどうでもよくなってくる…ってことはあんまり真剣に見ていないのですね。作っている人には申し訳ないけれど、上手くタイミングが合えば視聴させていただきますってな具合。そんなテレビドラマとの淡白な付き合いですが、もう一つ忘れられないのは、テーマソングです。最近はレコード会社やら、スポンサーやら経済的システムってんでしょうか、詳しい事情は分かりませんが、そういったタイアップがかなり巧妙になってきているようで、どの番組もテーマソングに使われた楽曲はある程度の売れ行きを確保できるのですから、レコード会社としては、こうしたタイアップを無視はできない状況になっています。最近ではむしろCDのジャケットにシールが貼られて「○○のテーマソング」なんて親切に教えてくれる仕組みもできています。探しているファンには便利この上ないです。
新曲がすべてテーマソングの候補となるかといえばそうではなくて、テレビドラマのプロデューサーの圧倒的な思い入れで過去にヒットした楽曲が使われる場合もあります。僕はこういうプロデューサーのセンスをテーマソングの中にも求める傾向がちょっぴりありますので、レベッカの「フレンズ」を主題歌にしたプロデューサー氏のセンスもいいのではないかなあ、と思っています。残念ながら、ドラマ「リップスティック」(フジテレビ系)の方はどういうわけか見たことないのですが、たぶん、いいのでは?(見ているCD NEWSERの方、いかがでしょうか? )
1990年1月に日本武道館でのコンサート後に無期休止宣言を出して1991年2月に正式に解散していますから、ずいぶん時間は経っているのですが、NOKKOの歌声はいつ聞いても新鮮そのものです。昨年BMGジャパンから「のっこ」としてアルバムもリリースして活動を再開しているのは去年のCD NEWS 12月13日号でお知らせした通りです。彼女の特徴ある、それでいて人を包む優しい歌声がこのようにドラマの主題歌で再ヒットするのはうれしいことです。それにしてもレベッカのベストものって何種類あるのでしょうか。この間もリリースされたような記憶があるのですが…。
ちなみに今回は元メンバーの土橋安騎夫がプロデュース。もちろん「フレンズ」も収録の全14曲です。
(SME、SRCL-4536 、3059円)
<反省>ちょっとマシかな、と思っていたのに、ここんところ花粉症ひどい。くしゃみ、鼻水、止まらない。おかしいなあ、梅雨になるといつも止まるのに。
ちょっとばたばたしていて、更新が遅れました。ごめんなさい。暑かったので家に戻ってバタン、キュー。顔がほてって、本当に夏みたい。
風呂に入るのが楽しい。ほっとしますねえ、やっぱり。この瞬間が一番好き。でも僕はカラスの行水なのですぐに出ちゃうけれどリラックスタイムなのです。
PowerBookG3の新しいの出たみたいですね。まだ見に行ってませんが。
先日、大阪で開催されたビジネスショー見に行きましたが、今年はお祭り的なものは少なくて、ちょっと地味でした。一番華やかだったのが携帯電話系でした。携帯電話以外に、技術的なトピックスがなくてちょっと心配ですね。新しい機器を眺めて未来に夢馳せるのが、このショーの楽しみだったのに。携帯電話なら今日買える未来ですからね。
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<今週の一句>熱が出る ウナサレル熱に ああしんど(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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