毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年07月18日午後11時35分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「ノンストップ・トゥ・トーキョーe.p. JBL maxisonic series #2」pizzicato five
1.ノンストップ・トゥ・トーキョー
2.ルーム・サービス
3.ボサノバァ 3003
4.マドモワゼル
5.ノンストップ・トゥ・トーキョー(ラジオ エディット)
pizzicato fiveの JBL maxisonic series第2弾。前作「darlin' of discotheque」と同じ仕様の紙ジャケット。なかなか凝っていて金がかかっています。pizzicato fiveのように出すCDがチャートに入るのが当たり前になってくると、興味の対象は、メディアがどういう扱いをするか、という点になるかもしれません。僕の興味は、テレビなどの他メディアで、さりげなくどういうふうに彼らの曲が使われているか、という点です。よーく耳を澄ませてテレビを観ていると(変な表現)、一日に1回以上は彼らの楽曲が流れているんです。
pizzicato fiveを全く知らない人がいるかもしれませんが、そういう人もきっとこれがpizzicato fiveの楽曲だよ、と説明すれば、絶対に一度は聞いているはずなんです。だんだん空気のような存在になってきました。これはpizzicato fiveファンにとってはうれしいことです。いつでもチャンネルを変えれば聞けるのですから。
タイトル曲「ノンストップ・トゥ・トーキョー」はバカンスのある夏にふさわしい一曲。それにしても欧米並みにゆったり1カ月くらいのんびりと休暇を取りたいものです。1カ月のんびりするためにはやっぱりお金を稼がないといけません。そうするとやっぱり働かなくてはなりません。働き過ぎると今度は休みが取れません。どうも変なメビウスの輪に捕まっているかのようです。夢はpizzicato fiveのように優雅に休みを取りたいのですが、なかなかそう簡単には実現できないようです。
「ルーム・サービス」は野宮真貴ちゃんが歌うと実にそれらしい。何もしないでバカンスはホテルの部屋で一日中眠り続ける、というのもいいかもしれません。何をするのも嫌で、ホテルのベッドでぼんやり眠り続ける、これはある意味では究極の贅沢かもしれません。あとのことは全てルームサービスに任せて。時間の使い方は人それぞれですから。
そしてpizzicato fiveのメンバーだけができる贅沢なリミックスが「ボサノバァ 3003」。パッチワークのようにあちこちに出てきた楽曲のタイトルを当てるクイズにも使えそうで、これであなたのpizzicato fiveマニア度が判る、というのは今、僕が考え出した嘘。でもかなりの楽曲が散らばっています。
ところで「マドモワゼル」を聞き出すと、僕は、反射的に自分の携帯電話を確認してしまいます。実は、この楽曲の某フレーズが呼び出し音とほぼ同じなのです。で、「電話か」と思って見てしまうわけ。ちょっと困ります。この呼び出し音、第三者が聞いても不快にならないように1年半前に自分で作ったのですが、そろそろ変えなくては、と考えております。あれ、また鳴っている、CDだろうと油断していたら、本当に携帯電話でした。ありゃ、りゃ。 それにしても偶然とは恐ろしいものです。
(日本コロムビア、COCA-50119、1470円)
◎☆☆☆「toi et moi(トワ・エ・モア)」安室奈美恵
1.toi et moi
2.toi et moi(A & S NY Bounce Remix)
3.toi et moi(TV Mix)
安室奈美恵のニューシングル。人気テレビゲームソフトのキャラクター、ポケットモンスターの劇場版アニメ映画「ポケットモンスター・幻のポケモンルギア爆誕」=東宝洋画系=のエンディングテーマソングです。
母となった安室ちゃんらしい選択かもしれませんが、安室奈美恵がアニメーションのエンディングテーマソングを歌うのはやっぱり驚きです。浜ちゃんが声優に挑戦するのは全く意外性はないのですが、どうもこのあたり、子どもを抱えた芸能人の苦悩の選択があるように感じられます。
なんだかんだいっても、やっぱり子どもに人気のあるポケモンだもん、母や父は、弱い立場なのですね。しかもこの仕事引き受けたら、何より子どもに自慢ができますし、誇らしくもあります。映画会社がそのあたりを見越して仕事を依頼していたら、かなりやるなあ、と思います。松ちゃんなら断ったでしょう(断ることが松本らしい選択になります)、そんなわけで浜ちゃんなら引き受けても何ら不思議はないのです。
「toi et moi」と聞いて、ある年代の人々にとって反射的に「或〜る日突然…」って歌ってしまうのを僕は見逃しません。(でも僕はインタビューしたことがあるから言うのではないですが、白鳥英美子さん、大好きです。お元気ですか?)さて、いきなり英語のラップで始まって、子どもたちもびっくりしたでしょうけれど、これは北米でもポケモンが人気あるのを意識したのでしょうね。きっと向こうに輸出するつもりなんでしょう。ワールドワイドな政策です。でも歌詞は子どもたちにも分かりやすいものになっていて、勇気、希望をもって愛のために戦い、自分との戦いを進めていこう、という応援歌です。愛も戦いもテーマになっているのがちょっと気になるところですが、まあ、ポケモンですからね。
(avex trax、AVDD-20335、1020円)
1.やきとりサンバ Yakitori Samba
2.すなぎもエレジー Sunagimo Ereji
3.やきとりサンバ Yakitori Samba (Teriyaki Mix)
4.やきとりサンバ Yakitori Samba (Karaoke)
ビジュアル的には、どうひいきめにみても絵が汚い、というか汗臭い、というか。どう見てもただの「疲れたおっさん」たちにしか見えないのが、この「OYAJI DANCERS」です。ところがダンス始めたら、バチッと決まるのでサザンの桑田くん他、知る人ぞ知る、の存在に。どうも東京のローカル番組「エクスプレス」(TBS)や「土曜一番!花やしき」(フジテレビ)などで活動しているらしくて、関西ではいまいちピーンとこないおっさんたちですが、この「やきとりサンバ」は楽しいので御紹介いたします。
メンバーは、リーダーのパパイヤ鈴木(本職=振付師)、「おやじダンサーズ」は、中嶌ジュテーム(本職=某ハイテク企業主任、得意分野=バレエ、タップ)、橋本マニア(本職=役者、得意分野=大声ダンス、ストーキング)、松本ドカン(本職=某アナウンス学院講師、得意分野=ジャズダンス)、大津年金手帳(本職=某乳酸菌飲料社員、得意分野=笑顔ダンス)、長谷川16t(本職=日本液体運輸トラック運転手、得意分野=おっさんロックダンス)という6人です。うわー、もう、とってもくせありそう。個性の固まりってとこでしょうか。どうしてもビジュアル関係を確認したい人は、あくまでも自己責任(リスクは自分自身で持つ、なんだか堺屋経済企画庁長官みたいね)でもってhttp://www.aurora.dti.ne.jp/~p-chime/oyaji.htmlを見てください。苦情は一切受け付けませんのでよろしく。
とはいうものの、このどう見ても「おやじ」で、ダンスなど踊れそうもない人たちが、踊り出すと結構決めてしまう、という意外性は面白いかもしれません。ただ、欲をいえば一度そのダンスを見てしまうと、インパクトが強いわけですが慣れてしまいますから、次に何を見せてくれるかに新たなカギが握られているように思います。ダンスを取ったらやっぱりただの「おやじ」だったという落ちもいいでしょうし、心は「瞳に星光る二枚目青年」でも構いません。落差を生かした驚きはいつまでも持続しそうにもないのでどんどん、次なるインパクトで勝負してほしいと思った次第です。
(BMGファンハウス、BVCR-19007、1260円)
<反省>
◎現在、大変凝っているものが、あのスター・ウォーズのボトルキャップです。50種類ある、という話ですが、これまで購入している中で一つもダブりがないのが自慢。見事に違うものが入っております。友人知人からは、ダブっているのを交換しようと、お誘いを受けていますが(皆、集めてんのね)、まだ交換するに至らずなのです。こんなもん集めてどうするんでしょう。でも鉄腕アトムのシールに始まった収集癖、もう直りません。スーパーの積み上げているボトルのおまけ袋をじっくり触って中身を想像している僕って第三者が見たら…(この間レジの人に「大変ですね」って声かけられた、あー恥ずかしい)。
◎尿路結石で苦しんでおります。今回でトータル3回目です。これまで無事おしっこと共に流れているので、本人はそれほど心配していませんが、石が体内で動く時の激痛だけは本当に憂鬱になってきます。あまりの痛さにあぶら汗さえ流れてきます。最悪病院に走らなければなりませんので、早く尿と共に去ってくれることを願うばかりです。ちなみにあの花粉症はまだ直っておらず、いろんな薬が増えてコレクターとなっております。(ちゃんと飲んでます<お医者様)
◎医者が勧めた縄跳びとビール飲み。お茶も飲むようにして、とにかく水ものをガバガバやっております。あまり飲み過ぎて、眠っている途中で1回は起きてトイレに行く日課になっております。膀胱が広がってしまわないかとちょっと心配。
◎ニューヨークで開催されるMACWORLD Expo/New Yorkまであと少し。P1がどんなものか楽しみ、楽しみ。早く見たいですね。いろんなサイトで話題もちきり。これはやっぱりiMacに続くAppleの大ヒット作になる可能性があります。でもね、この間、友人と日本橋行って、Winマシン見たのですが、結構デザインがいい線いっているものがあってね、それで少し気になっているの。重量も圧倒的に軽いし、あれで、MacOS走っていたら、即ゲットしているんですけれどね。もう、あとはP1見るしかない、と。
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<今週の一句>Macも 夏で売れて 株上昇(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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