毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時＝２０００年０８月０７日午後１１時５５分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「Melodies Of Life」白鳥英美子
■01. Melodies Of Life 日本語バージョン
■02. Melodies Of Life 英語バージョン
■03. Melodies Of Life INSTRUMENTAL
■04. Galwayの空
ゲームやっていますか？ と質問するのはゲーム好き歴10年のmako-rinでございます。そうはいってもなかなかじっくり腰を落ち着けてやるヒマがなくて（ヒマなんて自分で作るものなのですが）、どかんと大作に挑んでおりません。この夏発売されたプレイステーション（SCE）の人気ゲームソフト「ファイナル・ファンタジーIX」もまだやっていません。もうゲーム好きとしてはお恥ずかしい限りです。
でも、エンディング・テーマソングはもう何度も聞きましたよ。僕の大好きな白鳥英美子の起用ですもん。「Melodies Of Life」。スクウェア、なかなか侮れません。いいセンスしています。。
ちょっと脱線しますが、今や大人気ののプレステですが、プレステが発表された当時、いくつかのゲームソフト制作会社は任天堂のスーパーファミコン（あるいは６４）のロム内蔵用ソフト開発をやめてプレステ用のCD-ROMソフトにプラットフォームを移しました。果たしてその結果、ソフト会社はもうかっているんでしょうか。いつも思うのですが、プラットホームとしてのハードを提供して会社はたくさんのリスクを引き受けながら開発しているから、後からしっかりソフトメーカ−から回収するという論理、なるほど分かるのですが、いつももうけが一局集中化し過ぎているような気がするのです。
ある程度の初期投資が回収できたら、シェアリングする、つまりソフトメーカ−へ還元していく姿勢を取っていかないとより良いソフトなんて絶対提供できっこないと思うのです。いろんなスタイルのハードが出てくるのはゲームの発展の歴史からいって当然のことですが、そのたびにゲーム好きはマシンを買わなくてはなりません。マシンを買ってもそのスペックにふさわしいソフトが出なければ、ただの箱ですから消費者であるユーザーこそが一番末端でリスクを引き受けていると言っていいのかもしれません。そういう意味でもゲームメーカーは再考するべき時に来ていると思います。フェアにシェアリングする企業がどんどん出てくればきっとゲーム業界も今以上に活況を呈するに違いありません。
で、白鳥さんに戻ります。どうです、この透き通るようなのにあたたかみが全身を包んでくれるような歌声は。この歌声を聞きたくてひたすらエンディングを目指すというのも意味ある冒険ではないでしょうか。英語バージョンも素晴らしい。カップリングに相当する「Galwayの空」は、2000年の春、白鳥がかねてより憧れであったアイルランドの地を訪れた時に感じた、さまざまな思いが綴られた曲。アイリッシュサウンドが印象的です。
「ファイナル・ファンタジー」をはじめ、R.P.G.の一番の良さは単にゲームという閉ざされた空間の完結だけではなくて、ゲームを終えて、じゃあ、僕たちの現実社会をどうしていけばいいのかを考えさせてくれる点でしょう。ゲームの世界だけが理想社会だというのでは、ちょっと寂しすぎるじゃあありませんか。白鳥の歌声は現実社会に生きる僕たちへの応援歌かもしれません。
（キングレコード、KICS-811、1300円）
◎☆☆☆☆☆「BEAT BALL」DA PUMP
■01. intro“BEAT BALL”
■02. Com'on! Be My Girl!
シャープMD-J CF ソング
■03. Let's get back your Love album version
LAWSON PRESENTS DA PUMP LIVE 2000 キャンペーンソング
■04. Nice Vibe!＜feat.BETCHIN' with m.c.A・T＞
Beauteen CF ソング
■05. We can't stop the music
東映映画「ドリームメーカー」主題歌
■06. Back To Your Heart
■07. One and Only album version
ブルボン プチポテト CF ソング
■08. SOUL ALIVE
■09. Little Loneliness 〜しあわせの隙間〜
■10. Joy My Life
ブルボン TYCO CF ソング
■11. TRIBE OF LOVE
■12. No Cry,No more Cry 〜What is Freedom?〜
■13. I Wonder...
デサントアスレチックウェアCFソング
■14. Mo' Fight! Mo' Bright!
■15. outro“BEAT BALL”
富樫明生プロデュースのDA PUMPのニューアルバム。DA PUMPの活躍はとてもうれしいことですが、富樫明生がプロデュース業に専念するようになってあのm.c.A・Tの活動も時を同じくしてなくなってしまったことをm.c.A・Tのファンの一人として残念に思っています。
富樫クンがDA PUMPというまさにm.c.A・Tをあるシーンではしのぐ表現者を見つけたことによって、彼の楽曲がより多くの人たちにアピールできるようになったことは率直に言って喜ばしいのですが、たまにはm.c.A・Tにもシングル程度でいいから歌う出番をあげてほしいものです。とは言うものの、このアルバム４曲目の「Nice Vibe!＜feat.BETCHIN' with m.c.A・T＞ 」のようにさりげなくm.c.A・Tが顔をのぞかせているとなんだかとても得をしたようでうれしくなるのです。
それにしてもどうです、DA PUMPのアルバム収録曲のそばにクレジットしておきましたが、CFやキャンペーンソング、映画主題歌などのいわゆるタイアップものの多いこと。これだけあれば一度や二度はDA PUMPの楽曲を聞いたことがある人も多いはずです。先にリリースされた10枚目マキシシングル「I Wonder... 」や11枚目マキシシングル「Com'on! Be My Girl!」なんて収録曲３曲全部がタイアップ付きでした。まさに人気者そのもの。
ダンス・ヴォーカルユニットとして登場したDA PUMP、バラード曲に挑戦しながらも得意のラップをフィーチャ−した楽曲は同世代の共感を呼んでいます。汗がそこここに飛び散る彼らの激しいステージを見ていると、もう元気の固まりのようでうらやましくもあります。
（avex tune、AVCT-10080 、3059円）
■01. 山田君
■02. P.S.
■03. 七色の夢
■04. 山田君 (instrumental)
■05. P.S. (instrumental)
宮崎県方面のテレビをじっくり見たことがないので分からないのですが、そちらの方ではテレビコマーシャルで、電話番号に「ー0930(オクサマ) 」と流れるものがあるそうですね。いったい何のコマーシャルなのかmako-rinは気になりますが、そこに目を付けたのが、この女子高校生２人組の一人、児玉美代。しっかりバンド名を「0930(オクサマ)」としてしまった。まあ、いいか、１９や３２６なんてあるしな。奥様だってあってもいいじゃないか。今、高校生なら、そのうち結婚して、本当に奥様になることもあるだろうから、名前にウソはなさそうで、好感が持てます。
学園ものの「山田君」、こういう心優しい男子生徒って絶対、各高校に一人はいるはずです。「いっつもさわやかな笑顔ふりまき、成績優秀、スポーツマン」「失敗作のケーキを残さず食べた山田君」。こういう男の子をしっかりゲットすることは奥様（0930）への第一歩というものです。ま、結婚だけが人生ではありませんから、ボーイフレンドとしてもきっともってこいでしょう。ましてや友達なら、これはきっと一生ものです。こんな男子生徒、本当にいるなら、もう、絶対３重丸ものです、はい。
ぞうさん公園をライブハウスとし、ぞうさんのすべり台をステージとし日々活動している、とか（小さな子どもたちも公園貸してあげてね）。TEENS' MUSIC FESTIVAL'99全国大会にオリジナル曲「山田君」で出場。メンバーは児玉美代 （ボーカル、ハーモニカ、タンバリン 担当）は、1982年12月27日生まれのやぎ座 で、自称「気の強い小心者でがんばり屋さん」。梅原恵里 （ギター、ボーカル担当）は、1982年5月9日生まれのおうし座で、素朴でボーッとしてて落ち着きがない性格とか。なんかわざとプロフィールおかしくしてない？ ま、ともかく1999年４月に「0930(オクサマ)」結成、宮崎県西都市在住。
でも歌声聞くと、うーん、そうかもしれんなぁ、と妙に感心してしまうところがあります。これも困ったものです。こういう女子高校生、いいじゃありませんか。WEBの二人の似顔絵も妙にこれまたリアリティーあって親しみ感じます。なんだか宮崎県のテレビCMがとても気になるmako-rinなのです。「山田君」、淡い恋がとても新鮮に感じられる、なかなか気分爽快な楽曲なのです。
（日本コロムビア、COCA-50377 、1260円）
＜反省＞
◎医者の勧めに従って、禁酒、禁ミルクで丸１週間。なんだか御飯がおいしくて困ります。また体重増えてしまいます。ちなみにこれから３カ月で体重も減量しなくてもなりません。８月１日現在、７０キロです、あはは。WEBやメールマガジンで体重報告して、少しでも減らす作戦に出ました。毎週体重報告いたします。
◎で、禁酒、禁ミルクで体調がすこぶる悪い。土曜、日曜続けて寝込んでしまった。でも昼間寝るのはしんどいですね、暑くて暑くて、日本の夏は金鳥と暑さでございます。楽しみにしていたストリーミングの勉強会行けなくて残念。微熱少年だもん、仕方ないか。
◎同僚は、この減量キャンペーン実施中を知りながら「餃子食べに行かない？（行ったら、ビール飲んでしまうでしょ）」、「焼き肉喰おうぜ！（おおお、喰いてぃ、とっても喰いてぃ）」と弱点を突く攻撃に出てきます。辛うございます。今に見ておれ、γーGTP値、どっと下げてやるもんね。
◎最近、朝早く目が覚めます。もう午前６時ごろに起きてうろうろしております。いつもなら牛乳ぐぐっと飲むところなんですが、水なんですね、ちょっと寂しい。ああ、また食べ物の話になっちゃう。でも朝早く起きて出勤するのは気持ちいいですよ。太陽もまだそれほど登っていないし、涼しい。出勤路も空いております。
◎で、誕生日メールどうもありがとうございました（これ狙って、先週あざとくも日付け書いたのですが、やっぱりしっかりバレておりましたか、あはは、恥ずかし）。非常に最悪コンデションで、ベッドに寝たままの一日でした。でもおかげで本が読めてうれしかった。ごろごろしているのも結構辛いもんです。
◎簡単メールはここ！
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＜今週の一句＞誕生日 熱が下がらず 寝込みまくり（mako-rin詠める）
筆者／copy right=フルタマコト
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