CD NEWS08月20日号


毎週日曜発行
   
   mako-rin's CD NEWS     
   
更新日時=2000年08月20日午後00時20分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
  
 
cdnewsjp@yahoo.co.jp  
  

 
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◎☆☆☆☆☆「Blood Type AB-Lover」hiro:n


■01. Blood Type AB-Lover
■02. Summers
■03. Summers (YUKIHIRO FUKUTOMI REMIX)


 めっちゃ正直に告白すれば、hiro:nのこのデビューマキシシングルよりも、僕のお気に入りは5月に先行リリースされたシークレットカセット「Thmee 2001/TV STAR'S VOICE」(日本コロムビア、CLIP-9001、100円)。でも、若干時間が立っているので、CD NEWS的には、正式なデビューシングル盤の紹介でいっておこう、と思います。

 hiro:nは、日本コロムビア・ヒートウェーヴTRIADが大プッシュする女性アーティスト。先週紹介した鈴木 朋のように才能あふれるシンガーソングライターなのです。某所でゲットしたウサギのシールには彼女のデーターが非常に細かい文字で印刷されています(なぜか英語で)。

 「1976年6月5日生まれの双子座で、血液型はAB型。北海道室蘭市出身 。幼稚園から高校までピアノを習う。ジャクソン・ファイブの影響を受け、高校に入りキーボードとして兄のやっているバンドをはじめ、いくつかのバンドを掛け持ち。高校3年の時にティーンズミュージックフェスティバルの全国大会に 2人組のユニットとしてア・カペラで出場、かなりのインパクトを与える。 高校卒業後、大学進学のために上京。オリジナルの曲を作り始め、本格的に歌を歌い始める。今年、ヒートウェーヴよりメジャーデビュー」、というプロフィール。

 で、タイトル曲「Blood Type AB-Lover」は、hiro:n自身、AB型だとわかったのが約2年前(おいおいおい!)「それまで自分は絶対「A型」だと信じてた。……なのでショック100倍」とか。しっかり者と思っていたら、結構、抜けていてとても親しみを感じてしまいます。で、「くやしかったから『AB・AB』と言いまくってみたい!」ということでこの「ABの歌」が誕生しましたとさ、めでたしめでたし。

 hiro:nよっぽど悔しかったのでしょう、AB・ABのオンパレードです(笑)。血液型なんてそんなものです。いざという時変わってしまうのです。先日電車に乗り合わせた女性が「最近、血液型変わったの…」と彼氏に話しておりました。「血液型が変わるの」なんて中学校の保健体育の時間でも習わなかったぞ、もう少し聞いていたかったのですが、電車が降車駅の大阪駅に着いてしまったので、聞き逃してしまった。三ノ宮駅まで同行して聞けばよかったかしらん。

 「Blood Type AB-Lover」、「Summers」の作詞・作曲はhiro:n。編曲はいずれも福富幸宏で(3曲目でリミックスもやっていま)す。

 (日本コロムビア、COCP-50349、1260円)


◎☆☆☆☆「女神の舞」観月ありさ


■01.女神の舞
■02.Believe in your way<
■03.女神の舞 (FU FHA HA H"AA MIX REMIXED BY CHOKKAKU)
■04.女神の舞 (INSTRUMENTAL)


 つんくプロデュースの作品。フジテレビ系ドラマ「ナースのお仕事3」の主題歌。早いもので1996年7月にスタートしたこのドラマもシリーズ3作目となりました。共演は、松下由樹、長塚京三のおなじみのメンバーに神田うの、藤木直人らといった非常にバラエティー豊か。

 実は帰りが早いとこのドラマが見られるのでウオッチングしていますが、なかなかコミカルで楽しい。どう数えてもこの病院、患者数は5人程度ですが、なぜか全景が写ると総合大病院になっているから不思議です。たぶん500床くらいありそうなんですがね。

 最近のつんくの作品らしく無国籍ながらも、そこはかとなく異国情緒に富んだ楽曲。非常にダンサブルなナンバーですが、どんな歌でも観月ありさは非常に器用にこなして歌っています。1976年12月5日生まれの射手座で東京出身。

 女優として多忙なのでそんな気がないのかしれませんが、もう少しその器用な才能を生かして音楽の方にも力を入れてほしい。やっぱりプロデューサ−の影響があるんでしょうか。つんくはこの先もずっとプロデュースしていきそうもないのでちょっと残念。なんだかピンチヒッターのようで(それでもそこそこのヒットはするはずです)つんくももう少し力を発揮できる場がほしいのでは。

 (avex tune、AVCT-30027 、1050円)

◎☆☆☆☆「みんなでワッーハッハ!/愛はヌード」TOKIO  


■01. みんなでワッーハッハ!
■02. 愛はヌード
■03. みんなでワーッハッハ!(Backing Track)
■04. 愛はヌード(Backing Track)


 5月31日リリースなのでちょっと古いですが、こちらもつんくプロデュースのTOKIOのシングル。タイトル曲の最初の方(ちなみに両A面という扱いに困る“扱い”なので、こんな変な表現になります)「みんなでワッーハッハ!」は、フジテレビ系「メントレG」のテーマソングです。

 「みんなでワッーハッハ!」は、一度聞いたら忘れないほどインパクトある楽曲なのですが、どこかオリジナリティーに欠ける感じ。「走れ!コウタロー」に似ているし(バンジョーが入っているからか)、早く回転させた声は「帰ってきたヨッパライ」か「ケメ子の唄」だし、そういういろんな要素をパッチして作ったのかもしれませんが…。つんくよ、何考えている? 

 やたらに明るい楽曲で、TOKIO最大のお遊びソングともいえそう。彼女への告白が、とんでもないことを引き起こし、大騒ぎに、そして…、というたわいない歌なのですが、きっとつんく仕事のしすぎなんでしょうね。

 カップリング「愛はヌード」は、関西テレビ系ドラマ「ショカツ」主題歌で、しっとり落ち着いたちょっと大人の楽曲でございます。イントロは某有名ゲームソフトのイントロに似ています。あはは。きっとつんく仕事のしすぎなんでしょうね、やっぱり。

 「愛はヌード」ってちょっとドッキリなタイトルですが、要するに着飾ることなく、本質的な恋をしましょう、というのが主旨のようですね。こちらの曲の方がTOKIOらしいのですが、キャッチフレーズに「プロデューサーに今話題のつんく氏を迎え、今年のTOKIOは、何かが始まります。乞うご期待ください。」と書いてあるのに、うーむ、とうなづいてしまったmako-rinでございました。何が始まるんじゃろうか?

 (Sony Records、SRDL-4687、1020円)


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Coming Soon


<反省>
◎姪、甥がやってきました。「おじさん」と呼ばれます、辛い。結構うるさいので琵琶湖博物館に連れて行き、勉強しながら遊ぶべえ、と思いましたが、淡水魚見て大きな声で「おじさん、シャチはどれ?」と叫ぶので、他人の顔をしたら「おじさん、知らんの?」とダメ押し攻撃。ま、そういいながらも“おじさん”は結構マンモスの骨格見本に興奮したり、子どもからみてもたわいない存在だったでしょう。おおお、情けないやら。

◎禁酒と禁ミルク慣れてきました。冷蔵庫にビールやミルクを見つけても、煩悩に責められる割合は減少してきました(ゼロにはなりません、やっぱり)。でも夢ではよく見て飲んでおります。うまいだな、これが。クウゥッーって言ってしまいそうな夢の場面、まだ悩むこと多き時期ではございます、はああ。修行が足らん。

◎回収騒ぎ食品、まだまだ後から後から出てきます。雪印の原因究明が振り出しに戻ったような状態(雪印の安全宣言っていったいなんだったの、と改めて怒りを感じますが)で、さらに蚊が入ったサンドイッチや蠅が入ったおにぎり弁当を売っていたJR系のコンビニ(どういう衛生状態で作っているんだろう)とか、カビが生えた製品のカビ部分だけ取って再出荷していた揖保乃糸とか。何を考えているのか(きっと何も考えていないよ)と言いたい。きっと消費者なんて相手にしていなくて、彼らの見えているのは目の前のお金だけなんだろう。いいよ、いいよ、もういいよ。消費者だって選ぶ権利はあるんだから、いつまでもそういう無責任なことやっていればいいと思います。



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<今週の一句>遊ぶ遊ぶ 甥っこ姪っこ 遊びまくり(mako-rin詠める)

筆者/copy right=フルタマコト
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