CD NEWS 09/26/99 by makoto FURUTA
CD NEWS09月26日号

毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年09月26日午後11時30分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp

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◎☆☆☆「恋のバカンス」VENUS

1.恋のバカンス
2.Runaway Emotion
3.close to you
4.恋のバカンス(orginal karaoke)

 今回は女性コーラス(ダンス?)グループ特集。なんとも懐かしいタイトルで、シングルをリリースしているのがVENUSの4人組。ザ・ピーナッツのヒット曲「恋のバカンス」(岩谷時子作詞、宮川泰作曲)だもんね。とはいえ、いまどきの若い世代には、ぐっと新しい歌に聞こえるのでしょう。悔しいことにほとんど昔と変わっていない(ちょっとアップテンポくらいか)のにね。こういう歌を聞くとオリジナルのザ・ピーナッツのライブもぜひ見たいところ。年末の赤と白に分かれて歌い合い、南極から応援電報のあるあのロングラン歌番組は次回で記念の50回だから、ぜひ出演交渉してもらえないだろうか。

 「恋のバカンス」は、「Love Letter」(avex tune、AVDT-20032)に次ぐ2枚目のシングルで、テレビ東京系「アルテミッシュNIGHT」と「テレビ東京系 Gパラダイス」のいずれもエンディング・テーマとなっています。

 メンバーは、田中沙斗子(さとこ)(1978年2月13日生まれ)北海道出身 、麻生奈未(1976年4月18日生まれ)岩手県出身、北山えり(1976年12月14日生まれ)東京都出身、寿 御幸(1979年6月28日生まれ)埼玉県出身。ファーストシングルの時と比べると若干のメンバーチェンジがあったもようです。

 コスチュームを見るとちょっとセクシー系に振った感じ。歌はユニゾン主体で、まだまだおもしろみに欠けます。これといった個性が乏しいのがちょっと気になりますが、ともかく若さがありますからこれからなんとでもなりそう。今後どう展開していくかが大きな課題となるのではないかと思います。たとえばザ・ピーナッツものをどんどん掘り下げるとかね。

 (avex tune、AVDT-20052、1260円)


◎☆☆☆「DANCE & CHANCE」ココナッツ娘

1.DANCE & CHANCE
2.DANCE & CHANCE(English Version)
3.ズルい女(English Version)

 ハワイのハイスクールっていうから女子高校生がなんでぇか知らないけれど「ココナッツ娘」なんていうコーラスグループ作って、つんくプロデュースの歌を合唱するんだから、きっと日米の間でなんらかの取り引きがあったに違いありません。日米っていっても国単位でなくて、たぶん、人単位でしょうけれどね。もっと限定すればつんく周辺か?

 ま、細かい詮索はこの際、やめておいて、この「ココナッツ娘」(まあ、なんていう身も蓋もないないグループ名でしょうか、“シャ乱Q”よりよっぽどマシですけれど、こんな特産品でネーミングするなんて、日本のグループならさしずめ「おにぎり娘」になるところでしょうか、なんだか引っくり返りそう)のメンバーは、ミカ=MIKA TODD(1984.5.28)、アヤカ=AYAKA KUMURA(1981.10.30)、チェルシー=CHELSEA CHING(1982.9.26)、エイプリル=APRIL BABARAN(1983.4.15)、ダニエル=DANIELLE DELAVNAY(1983.9.10)の5人組。よーく調べたら日本人が一人混じっていますが、これも細かい詮索はしません。

 7月に「ハレーションサマー」というシングルでデビューしていますので、この「DANCE & CHANCE」は、なんと2枚目のシングルとなります。作詞・作曲はつんく。なかなか歌としては、インパクトありまして「DANCE DANCE」のフレーズがしっかり脳裏に焼き付きます。さすが浪花のシューベルト、つんくです。コーラスグループとして、評価すると、ちょっと辛いものがあります。なんでしょうね。昔、ベッツイ&クリスなんていうアメリカ女性グループがありましたけれど、あんなに上手くもありません。ちょっと片言日本語っぽい感じを引き出そうとしているんでしょうけれど、中途半端。もっとビビアンを見習ってもらいたいと思います。でも、なんでそこにハワイの女子高校生が必要なのか、というあたりが明白に見えてこないのが一番つらいっす。

 ズルい女の英語バージョンが入っているあたり、つんくの世界市場を狙った(?)大がかりな戦略が見えてきますが、ひょっとして単に提供曲を惜しんだのであれば“ズルい男”かも。でも、なかなかいい味が出ているのは、こちらの方かもしれません。

 (SME Records、SRCL-4653、1223円)


◎☆☆☆「What's going on」AN-J

1.What's going on
2.Navigator
3.What's going on(orginal karaoke)
3.Navigator(orginal karaoke)

 ブルボン「Monpoulet」CMソングが「What's going on」。ちょっと鈴木紗理奈っぽい顔だちのチエ=原口千恵子(ハラグチ・チエコ)神奈川県出身、レミ=名知玲美(ナチ・レミ)東京都出身、ミカ=垣内美香(カキウチ・ミカ)神奈川県出身の3人組で構成する本格的女性コーラスグループ。

 レミは、アン・ヴォーグやエターナルのような歌って踊れるダンス・コーラス・ユニットを目指していたところ、同じ考えを持っていたチエと意気投合し、活動を開始。偶然、同じダンスイベントに参加していたミカのダンスと歌唱力にレミ、チエの2人は賛同し、ようやく3人組としての「AN-J」がスタートした、という。小規模なダンス・イベントに積極的に参加を続け人気・知名度的にも、その存在を十分アピールし、待望のデビュー・シングル「笑顔が見える場所〜I WANNA GO〜」(avex tune、AVCT-30006、1050円) が1999年5月にリリースされています。

 レミがメインヴォーカルのようですが、なかなかのハーモニーで聞かせます。ダンスも決まっています。ところで、「What's going on」さび部分のダンスパフォーマンスで、「おやっ」と思ったのは、きっと吉本新喜劇好きの関西人ではないでしょうか。振り付けが池乃めだか師匠演じるところの子猫そっくり。思わず、顔を手で洗って「ニャアー」って言いそうになっていて、それだけで、もううれしい。マニアはこういうどうでもいいところの類似に涙します。いいなあ。
 
 (avex tune、AVDT-20055、1020円)

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Coming Soon


<反省>
◎マムシに噛まれたミルクは元気です。最近ではジャンプして蜂を追い掛けています。懲りない犬です。先日はカマキリと戦かっています。彼の場合、攻撃は、もっぱら口で噛むという行為ですから。カマキリも必死です。ミルクの首輪持って、カマキリを逃がしてやります。なんでこんなに攻撃的なのでしょうか。犬ってこんなもん? 先日、後ろ足ニ本を持って「ミルク逆立ち」と言ったら、同じように噛まれました。まあ、一応主人なので噛むというより、ちょっと腕をなめた程度ですが、その後怒っているのか、顔を会わしてくれません。逆立ちはいけないのでしょうね。二輪車はどうかな?

◎iBook発売間近でしたが、製造をしている台湾が大地震で、出荷が遅れそうな気配。さらにPowerBookもなんだかこのところ市場にいっこうに姿を見せません。颱風18号といえ、この大地震といえ大自然の前では人間は無力です。多くの方が地震や颱風で尊い命を落とされました、御冥福をお祈りします。まずは製造に携わっている方々の生活が一日も早く復興されますように。僕らはPowerBookやiBookが遅れても大丈夫です。

◎おっと!! そこへ行くのは、一言評論家のまこりん先生。あの〜、先生。「ご気分は? 」、「しんどい」--あああ、そのまま立ち去ってしまう。「またもやいつものごとく一言で片付けられてしまった」。そうか最近バタバタで徹夜続きのまこりん先生のことだから、本当にしんどそう。寝ていてもCD聞いて、テレビ見ているとか、ちゃんと眠ればいいのに。

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<今週の一句>ミルクどう? ミルク元気よ ミルクの飼い主(mako-rin詠める)
PowerBook 見かけん見た またアップ? (字余り。mako-rin詠める。)

筆者/copy right=フルタマコト
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