CD NEWS10月17日号

毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年10月17日午後01時15分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp

CD印の飾り棚線マーク

◎☆☆☆☆☆「GODIEGO…WHAT A BEAUTIFUL NAME」GODIEGO

1.GATEWAY TO THE DRAGON -NEW BEAT-ゲイトウェイ・トゥ・ザ・ドラゴン-ニュー・ビート-
2.VISIONS OF LOVE ヴィジョンズ・オブ・ラヴ
3.MY SUNSHINY DAY マイ・サンシャイニーデイ
4.SHE NEEDS HER DADDY シー・ニーズ・ハー・ダディ
5.FOREVER フォーエバー〜いつまでもアイ・ラヴ・ユー
6.ANGELS ARE WATCHING OVER YOUエンジェルス・アー・ウォッチング・オーヴァー・ユー
7.RETURN TO CHINA リターン・トゥ・チャイナ
8.SILENT サイレント
9.RULE OF THE GAME ルール・オブ・ザ・ゲーム
10.THE BROKEN HEARTED ブロークン・ハーテッド
11.LOVE'S A JURNEY ラヴズ・ア・ジャーニー
12.WE'VE GOT TO GIVE THE EARTH A CHANCE 地球を我が手に
13.BEAUTIFUL NAME (new version)ビューティフル・ネーム(ニュー・ヴァージョン)
14.NICE TO SEE YOU ONCE MORE ひさしぶりマイ・フレンド

 ある年齢以降になると「GODIEGO」と聞いただけで懐かしく感じると同時に「BEAUTIFUL NAME」を自然に口ずさんでしまうのはなぜだろうか。「モンキーマジック」「ガンダーラ」の大ヒット で日本を代表するロックグループに成長。ヴォーカルのタケカワユキヒデ(なんと今年ベスト・ファザー賞に選ばれています)の独特の歌い方は誰にも似ていなかったし、当時相当インパクト(今でもその度合は変わっていません)があったためだろうと思います。

 そのGODIEGOが解散してから実に14年ぶりの復活をしました。新しいリスナーのために簡単にGODIEGOを紹介しておきましょう。メンバーは、リーダーのミッキー吉野(キーボード、ヴォーカル)、タケカワユキヒデ(ヴォーカル)、スティーブフォックス(ベース、ヴォーカル)、浅野孝己(ギター、ヴォーカル)、トミースナイダー(ドラムズ、ヴォーカル)の5人組み。ポップスファンにはミッキー吉野は「ゴールデンカップス」(「髪の長い少女」!)で活躍していたことは有名な話で当然、ご存じのはずですが、浅野はロックグループ「イエロー」の前身「M」のオリジナルメンバーや「チャコとヘルス・エンジェルス」で活動していたなんて、あまり知られていないかもしれません。タケカワは東京外国語大在学中の1975年、全曲英語歌詞のアルバム「走り去るロマン」でソロデビュー。当時から一緒に活動をしていたミッキーと96年にGODIEGOを結成、ファーストシングル「僕のサラダガール」(カネボウ化粧品のCMソング)でデビューしています。

 GODIEGOの特徴の原型は、78年の「CMソンググラフィティー」というアルバムにあります。基本的に奈良橋陽子による英語詞に、タケカワが作曲する体制で、日本語詞はオリジナルの英語から訳すというユニークな方式が取られていました。ファーストアルバム「新創世紀」をリリース後、14枚のアルバム、11枚のシングル(この中には、神戸を中心に関西人にとっては、1980年の「ポートピア'81」のテーマソングとして発売されたシングル「ポートピア」が印象に残っている人が多いようです)を出し85年4月ファイナルツアーを行い、4月21日東京厚生年金会館で最後の活動に終止符を打っています。

 GODIEGOの最新ホームページの中で「14年の歳月。その昔、三蔵法師が天竺にお経を求め旅した歳月5040日、約14年。今回のアルバムはメンバーによる作詞作曲のオリジナルアルバムです。サウンドもキーボード中心の旧ゴダイゴからギター中心のサウンドに変わり、歌も全員がリードをとっています。全14曲という聞きごたえあるアルバムです。成熟したゴダイゴを心から楽しんで頂けることをメンバー、スタッフ全員願っております」と書いています。

 ちなみに「ビューティフル・ネーム」は1979年、国際児童年のテーマソングとして全国にTV放映され大ヒット、国際的音楽グループとして注目を浴びました。悪魔たち「聖飢魔||」は消えていきますが、 今世紀の最後の今年、ゴダイゴは再び活動を開始します。なんだかワクワクしてきます。

 もうすぐ赤白に出演する歌手の発表がありますが、ぜひGODIEGOもみたいなぁ。

 (日本コロムビア、COCP-3059 、3059円)


◎☆☆☆☆「CALL MY NAME(JAPANESE VERSION)」the brilliant green

1.CALL MY NAME(JAPANESE VERSION)
2.CALL MY NAME(ENGLISH VERSION)
3.CALL MY NAME(INSTROMENTAL VERSION)

 英語詞にこだわっているといえば、the brilliant greenの川瀬智子も相当なものです。でも、このシングル「CALL MY NAME」を「JAPANESE VERSION」としてリリースしたのは、英語詞だけではなく、やっぱり日本語でも自分の考えを伝えたい、という強い気持ちがあるからだろうと思います。

 なんらかの理由で別れてしまった彼と再び寄りを戻したい、という女性が主人公。もう一度自分を愛してほしい、自分の名前を呼んでほしい、という心情を歌っています。日本語になった歌詞はちょっと翻訳したような堅い感じになっていますが、意識的に翻訳調を選んだものと思われます。

 1995年2月、高校のクラスメイトだった奥田俊作(ベース)と松井亮(ベース)が、ライブハウスで歌っていた川瀬智子(ヴォーカル)をスカウトする形で、京都で結成。97年春、リーダー奥田のHOME STUDIOで録音されたデモテープの新人離れした楽曲の完成度が業界関係者の注目を集めて、SMEと契約しています。

 この歌は、9月8日発売のセカンドアルバム「TERRA2001」の収録曲で、ブリグリのライブでもおなじみのナンバーで、ファンの間では好評です。NHK総合テレビ「POP JAM」のエンディングテーマにもなっています。

 (SME、SRCL-4660、1020円)


◎☆☆☆☆「体温」hitomi

1.体温
2.a little<I need everything>
3.体温<Instrumental>

 hitomiのニューシングルは通算16枚目。彼女の魅力は浜崎あゆみと同様で、自らの言葉で歌を歌っていることでしょう。同じ言葉でもアーティスト自らが書くと説得力が違うように感じます。hitomiのプロモーションビデオなどを眺めていると不思議なイメージのする人だなあ、という印象がしましたが、彼女の描く世界は正直な気持ちが込められていて、同世代の女性から支持されるのもうなずけます。

 hitomiは、幼い頃よりヴォーカリストに憧れ、中学卒業を控えオーディションを受け始めていました。ティーンズ向けファッション雑誌の読者モデルとして活躍していた17歳の時にオーディションで小室哲哉に出会い、1994年11月「Let's Play Winter」でデビュー。小室の勧めもあって、デビュー以来、ずっと自分自身で作詞を手がけています(作曲に関しては98年4月11枚目のシングルCD「空」で行っています)。

 今月13日には、NEW ALBUM「thermo plastic」(avex trax、AVCD-11743、3059円)をリリースしましたが、これに合わせて彼女のホームページのトップページのチェンジがチェンジしています。BBSをはじめ、hitomiの日常がわかる「a day」もかなりこまめに更新されています。

 (avex trax、AVDD-20332、1020円)


音符印の飾り棚線マーク

Coming Soon


<反省>
◎えーん、注文した2300cに不具合があって、送り返したのですが、まだ修理が直ってこない。通信販売の難しさを実感した次第。というわけで、報告はまた今度。

◎16日、ついに発売されたiBookと新型iMacを見に行ってきました(本当は、ちょっとモニター関係に問題のあったiMacの引き取りが目的だったんですが)。iBookは見ため、非常に薄い感じがしてとてもパワーブックG3より実際は厚みがあるようには感じませんでした。デザインのうまさですね。ブルーベリー、タンジェリンのカラーも実に鮮やかで、思っていた以上にいいじゃないか、と感じました。友人に頼まれていたので注文は事前に行っていたのですが、残念ながら初日に手にすることはできませんでした。人のものでも手に入らないとなんと1カ月待ってください、と言われてしまった。でもどこの店もそんな状態で、ショップにはデモ機が並んでいるだけというような残念なiBookデビューとなりました。

◎また、新型iMacも一度に3機種が予定されていましたが、上位モデルは来週に、エントリーモデルの最廉価版は今月下旬に発売が延期されるということで、ショップには中級モデルのiMacが並んでいました。でも5色カラーは踏襲されたので、店内の華やかさは変わらずで子どもたちがゲームを楽しんでいました。横で見ているとなんだか早いぞ、これ。ビデオ編集もできるし、15万円を切っていることに正直めまいを感じながら、本来の用件を思い出し大事に初代iMacを引き取ったのでした。お金さえあれば、どっちもほしいなあ、というのが正直な感想。iBookだって色で迷うくらいなら両方買っちゃえ、とすら思いましたね。それにしも欲しい時に在庫が全くないなんて、アップルよ、これはいつか来た道じゃなかったのか?

◎さて、アップル関係でもう一つ。近く(ちょっとこれだけいろんな事があると、発売日が信じられない)発売されるMacOS9、これが楽しみだなぁ。

簡単メールはここ!手紙マーク!不平不満苦情ごみの収集日の問い合わせ、昨年大晦日に注文したそばの出前の行方などさまざまな疑問は、この簡単メールをお使いになりお知らせ下さい普通のメールはこの下の封筒マークからどうぞ。

<今週の一句>iBook なかなかえんやん きれいやん(mako-rin詠める)
あきてもう iBook擦り寄る 木場ちゃん(字余り。mako-rin詠める。)

筆者/copy right=フルタマコト
!メールをください!
手紙マーク
cdnewsjp@yahoo.co.jp

前号に戻る戻るマーク ホームに戻る 進むマーク次号に進む
ホームに戻る