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CD NEWSががんがんプッシュするSPEAKの4枚目の新曲。そう、昔からのファンはご存じのようにCD NEWSは時々、あまりにも唐突に無名であれなんであれ急激にプッシュ行動に出てしまうことがあります。筆者もそのあたり謎なのですが、あはは。今のプッシュは、この千井塔子(ヴォーカル、ギター)、山田直子(ベース、コーラス)の女性2人ユニット「SPEAK(スピーク)」。なんといってもあふれるパワー。たった2人なのに何よ、この元気さ。そしてイメージキャラクターのカッパ(“なんでやねん”の突っ込み入れたくなりますが)の可愛いさ。なんでもこのカッパ、「カッパのかつ子」の名前もあるそうで、鳳啓助師匠もびっくり、ポテチンよ。
タイトルも「ぬかるな!パワー」、いいねえ、このタイトル。ストレート過ぎて素敵。それにシングルのカバーがこれまた「カッパのかつ子」がギター持って弾いている! これってなんだか心配。スピークとはカッパのアーティストと勘違いしてしまうリスナーも出てくるのでは。「おいおいこのカッパ、なかなかの音やるぜい」みたいな会話が…そんなことないか。でも、日本は広いから一人くらい間違えるおそれがあります。念のため、裏をみたら、ありゃー、カッパだらけ。ひょっとして千井と山田は、カッパの生贄にあったのか?謎が深まる<次回のスピークに続く>(Oo Records、OODO-5035、1020円)
そして、辺見えみりのニューシングルです。タイトル曲とカップリングの「太陽の果実」の両曲を、辺見絵実理の名前で作詞していますが、なかなかのものです。確か辺見はアイドル出身でドラマなどを好演していたはずですが、親の血をひいた才能があるんですなあ。
「心の花」は、あなたへのほのかな愛を「歌」に託した楽曲です。愛しいと思う気持ちがいつの間にか湧いてきて、それに気付いて広大な愛の世界を泳ぎ始める時の戸惑いとか不安を見事に歌にしています。こんな素敵な歌があの「スーパーJOKEY」のエンディング曲だったのですから本当に目が点になってしまいます。カップリングの「太陽の果実」もあなたへの愛がテーマ。太陽が見えた時、あなたへの愛や信頼や希望が見えてきて、悲しみや苦しみを乗り越えていくことができるわけですねえ。象徴的な言葉をうまく使いながら心温まる曲をさらに作っていってほしい、とえみりさんにお願いしたいところ。インスト(コーラス付きだからカラオケって感じ)もしっかり両曲とも付いていて練習(!?)できます。(FUNHOUSE、FHDF-1651、1020円)
なかなか渋くて、秋にふさわしい(初冠雪の便りがあちこちの山から届いているっていうのに、まあ、いいか)アルバムは、中西保志のシングルを集めたこのアルバム。この人にバラード歌わせたら本当に最高ですねえ、泣けてしまいます。大ブレイクはしないけど、じわ〜と浸透していっているでしょ。こういう人の曲ってある日気が付いたら、 誰もが みんな知っている、という曲になるんですよ、きっと。
全部で14曲入って2800円、1曲200円って割り算計算しなくてもいいけど(消費税別)、これはもうバーゲンセールで買わなきゃ損って感じ。14曲目の「恋はいいね」って実にいい曲。どんどん恋しちゃいましょ!・っていうノリがいいねえ。何度でも恋はいいねえ、って人によっては大いなる励みになるじゃないですか。失恋大王を自認する人にとってはテーマソングにしたいような1曲。 (日本コロムビア、COCA-14518、2800円)
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筆者/copy right=フルタマコト cdnewsjp@yahoo.co.jp