CD NEWS11月09日号

毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1997年11月16日午後01時59分


Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp

  • 「ミルク」CHARA

     このCD NEWSでは、すっかり有名犬となったわが家の愛犬(あるいは近所の愛犬)の名前は「ミルク」。まさか、CHARAまでがミルクを知っていた!(なわけないか)。でも、わが家のミルク、私よりも顔が広いので散歩していると、驚きます。知らない人ですら、「おおお、ミルク久しぶり、元気していたか」っていきなり頭さすられ尻尾振っています。飼い主も汗タラタラで、軽く会釈なんぞしておりますが、後で「おまえ、どこで知り合ったの?」ってたずねてもミルクは答えてくれないから困りものです。とにかくあちこちに知り合いが多いようで、時々、家出して帰ってこないなって思っていると、近所で御飯いただいたりしています、うちのミルク。放し飼いはしていないのに、なぜかうまく抜け出しているようなのです、困ったもんです。
     ああ、めっちゃ脱線しているやないですか、CHARAの話でした。ミルクの話が好きな人はホームページのバックナンバーで<反省>の項目を読み返してみてください。この「ミルク」のミルクはやっぱりあの飲むミルクです。そして、そのミルクを飲むのは猫になった自分。泣いたらみんな優しくてミルクをくれますが、あとは本当に放し飼い状態。でもそれは猫が望んでやっていることなので、本当はしょうがないことなんですねえ。でも、こわれやすいこの猫の気持ち、わかってほしい…。なんか、CHARAの歌詞ってすごく繊細で、難しいですね。下手に解釈すると繊細さのために、本当に壊れてしまいます。歌詞もさることながら、ウイスパーヴォイスで歌う声を聞くと実に心動かされてしまいます。
     「ミルク」は、現在発売中のアルバム「Junior Sweet」で大好評のため、急きょ、シングルカットされています。なお。カップリングは、このシングルだけのアコースティック・バージョンとなっています。(EPIC/SONY RECORDS、ESDB-3803、816円)


  • 「Ultra Mix」少年ナイフ

     リミックスアルバム「Super Mix」に続くリミックス第2弾で、完結編。手がけた顔触れを紹介すると、Tei Towa(テイ・トウワ)、Stereo lab(ステレオ・ラヴ)、X JAPANのギタリストのhide、BIS、Alec Empire、Ken Ishii、Buffalo Daughter、Bison Brotherといったようなそうそうたるメンバーが並んでいます。すでに発売されている「Siper Mix」も小山田圭吾、石野卓球、坂本龍一、桑原茂一という顔触れでしたので、この2枚を持っている人はかなりマニアック間違いなし。
     収録曲は全部で8曲。「WONDER WINE」「WIND YOUR SPRING」「MAGIC JOE」「KEEP ON ROCKIN'」「TOWER OF THE SUN」「HOT CHOCOLATE」「BUDDHA'S FACE」「E.S.P」。「HOT CHOCOLATE」なんて永遠に終わらないようなリミックスになっていますし、聞き終わると、大酒がぶ飲みしたような二日酔い気分のようになります。特に続く「BUDDHA'S FACE」がかなりヘビーな空間的出来具合になっていますので、かなりの人がうなされるのに違いない、とにらんでいます。お聞きになる際は、乗り物酔い止めなどを服用されるのがよろしいかと思います。うわあ〜酔っちゃった。  (UNIVERSAL VICTOR、MVCH-19001、2079円)


  • 「モンタージュ」槇原敬之

     日本テレビ系ドラマ「恋の片道切符」のテーマソングを歌うのが、マッキー。タイトル曲「モンタージュ」は、友達の誘いでふと入った喫茶店に、働いている人に恋心をつのらせます。恋をする準備もなにもない時に限って、このように恋は始まるのです。実に腹立たしく面倒なものですな、恋って。彼女のモンタージュを描こうとするのですが、うまくいかない。 描けるのはなんだかピンぼけ写真のようなものだけ。あ〜あ、やんなっちゃった(by 牧伸二師匠)、あ〜あ驚いた、っと。軽快なテンポで歌い流すので、なんども聞き直してしまいました。唐突に起きる恋心に腹を立てながらも、なんだかそれを受け入れてしまう優柔不断さが非常に共感を呼びます。しかも友達が横からチャチャを出すわけです。いらぬお節介をされればされるほど、当事者は、その恋の中にダイビングしてしまう困った状況が現われてしまいます。ところで、テレビ出演の際に、槇原君の着ているあのシャツおもしろいですねえ。半袖と長袖の両方がくっついていて、気分によって、どちらでも着ることができる変なシャツ。まあ、これは良いとして、あの半ズボン姿プラス髭モジャでテレビカメラに迫られると、やっぱり茶の間でひいてしまいますな。
     カップリング「僕のものになればいいのに」は、なんとなく「僕のものに」あたりに、ちょっと傲慢で女性蔑視的で嫌な感じが出ているように感じて好きになれない曲だ。まあ、人によりけりで、こういうのが好きな人には、もうなにも申しません。(SONY Records、SRDL-4429、1020円)


    次号、Coming Soon


    <反省>  先週に続き1日発行が遅れました。すんません。
     風邪のネタです。先週ようやく医者に診てもらいました。薬をもらってめずらしく真面目に飲んでいると、なんとか咳込まずに寝られるようになりましたが、今年の風邪はしつこいなかなか直らない。いいかげんに本人も嫌になってくる。苦い薬を飲むのも嫌だし、飲んだあとに微熱でボーッとするのも腹立たしい。あんまり腹立つのでうがいを思いっきりして風邪のウイルスどもを下水道管に送り届けている、なんかあんまり威勢のよくない対決方法だ。
     「水の国」1万人突破記念プレゼント応募が少ないようです。途中でやめようかな、それはダメ? もう、応募なければうちのかわいいミルクに「骨っこ」でも買うてあげようかな♪ ま、参加のものと思って応募よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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    <今週の一句> かぜひきの ももひきはいて あったかい
    「幸せな結末」 発売目の前 3枚以上購入して(mako-rinまたまた詠める)

    筆者/copy right=フルタマコト

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