毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=2000年11月27日午後11時30分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「天国までの百マイル」F-BLOOD
■01. 天国までの百マイル
■02. TILL THE END
約2年半ぶりにF-BLOODがついに待望の復活の時を迎えました。御存じ元チェッカーズの藤井フミヤ(1962年7月11日、福岡県久留米市生まれ)と藤井尚之(1964年12月27日、福岡県久留米市生まれ)の兄弟によって1997年9月結成されたブラザーバンド(?)がF-BLOOD。
2000年のF-BLOODは、浅田次郎原作(朝日新聞社刊行)の映画「天国までの百マイル」の主題歌(作詞・藤井フミヤ、作曲・藤井尚之)で登場です。「天国までの百マイル」は、バブル崩壊で会社も妻子も何もかも失った男が主人公。
重い心臓病の母親を連れて、伝説の名医がいる町を目指して100マイルの旅に出る、というのがストーリー。この映画は11月25日から渋谷東急3、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル博多駅ほかで全国新春ロードショーとなっています。
「天国までの百マイル」は、アコースティック・ギターをフィーチャーしたシンプルな楽曲でなんだか懐かしいような郷愁を覚えます。フミヤの歌詞も胸に迫るメッセージが込められています。フミヤの歌い上げるようなヴォーカルもお聴き逃しなく。
カップリングは「TILL THE END」(作詞・藤井フミヤ、作曲・藤井尚之)。こちらもフミヤのヴォーカルと尚之のコーラスが存分に楽しめます。ポニーキャニオンからのSMEJ Associated Records移籍第一弾シングル。
(SMEJ Associated Records、AICT-1279 、1020円)
◎☆☆☆☆☆「3 Views Producers」3 VIEWS
■01. Rockin' In Rhythm
(ロッキン・イン・リズム)[D.Ellington-I.Mills-H.Carney]
■02. Shake Down
(シェイク・ダウン)[Yoichi Murata]
■03. Gymnopedies No.1
(ジムノぺディ第一番)[E.Satie]
■04. Birdland
(バードランド)[J.Zawinul>
■05. Hymn For Nobody
(ヒム・フォー・ノーバディ)[Kiyoshiro Imawano-Masahiro Sayama]
■06. Hip On Beat
(ヒップ・オン・ビート)[Yoichi Murata]
■07. Three Views Of A Secret
(スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット)[J.Pastorius]
■08. Digidi Bop
(ディギィディ・バップ)[Tomoyasu Hotei]
■09. Medley/ The Lady Is A Tramp[R.Rodgers-L.Hart]
〜It's Been A Long Long Time
[J.Styne-S.Cahn]〜It's Only A Paper Moon[B.Rose- E.Y.Harburg-H.Arlen]
(メドレー/ザ・レディ・イズ・ア・トランプ〜イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム〜イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン)
■10. Sand-Witch 3-2-3
(サンドウィッチ 3−2−3)[Masahiro Sayama]
“真実の音楽”を目指して活動を開始した村上“ポンタ”秀一をはじめとする「3 Views(スリー・ヴューズ)」の3人。村上“ポンタ”秀一、佐山雅弘 、村田陽一の3人が腕によりをかけて楽しい音楽を目一杯聞かせてくれます。
その第1弾が、「3 Views Producers(スリー・ヴューズ・オール・スターズ)」。PONTA BOX(村上“ポンタ”秀一、佐山雅弘、バカボン鈴木)の持つ強力なリズム・セクション、ソリッドブラスの絶妙なホーン・アレンジ(村田陽一 、西村浩二、荒木敏男 、佐藤潔、小池修、竹野昌邦、山本拓夫)が絡みます。ビッグ・バンドからジャズ・ヴォーカル、バラードまで本当に思う存分音に浸れます。
そして、この村上“ポンタ”秀一の心意気に賛同したのは佐山、村田だけではなく、さまざまなアーティストからも応援のメッセージが届いています。さらに、その中でも3人(組)のビッグ・アーティストたちがこの「3 Views Label」設立の記念すべき第一弾アルバムのレコーディングに実際に参加しています。BR>
その3人(組)のビッグ・アーティストとはいったい誰でしょう。そう、忌野清志郎 (Vocal)、布袋寅泰(Guitars、Synth、Chorus)、ドリームズ・カム・トゥルー(吉田美和Vocal、中村正人)という豪華で多彩な面々。
えっ、JーPOPでないって、そうね。でも、いいじゃないこんな楽しいCD紹介しない手はないって。特に吉田美和 のヴォーカルが光るMedley= The Lady Is A Tramp〜It's Been A Long Long Time
〜It's Only A Paper Moon=はなんだか聴いた後、とっても温かくて幸せな気分にしてくれます。
(ビクターエンタテインメント、VICJ-60664、2900円)
◎☆☆☆☆☆「アカイハナ」CAO
■01. アカイハナ
■02. L.S.M
■03. The night of desire
「ルビー」(2000年4月26日、TOCT-22065)、 「光の風」(2000年7月12日、TOCT-22085)に続くCAOのサード・シングルCDがこの「アカイハナ」。
CAOについてのプロフィールはよく分からない。10月2日生まれの血液型A型で、身長が158cmというのあたりがWEBで分かる唯一の彼女の手がかりだ。1995年に「Love Lights Fields」と言うユニットがデビューしているが、そのユニットのコーラス&バックダンサーとして参加 したのがCAOらしい。1997年に「Love Lights Fields」が解散して1999年、「Tiptory」と言う名前のユニットでデビュー。
「アカイハナ」とは12月が近いせいか、なんだかサンタクロースを乗せた橇(ソリ)を引っ張るトナカイの鼻を想像しがち(そんなのmako-rinくらいか?)ですがちょっと違います。
CAOの歌詞によると、どうやら苦境に立たされた時に泣くんじゃなくて(実際、本当はもう既に泣いてしまっているのかも知れませんが)決してそんな時にも希望を忘れずに、常に心に秘めておこうという象徴が「アカイハナ(赤い花)」のようです。どんなに苦しい時にでも夢と希望を持った赤い花を支えとして明日を迎えるために今日を乗り越えていこうというとても前向きな歌です。
暗い道を灯す、という点では赤鼻のトナカイに通じるものがあります。伸びやかなCAOの歌声が印象的です。2曲目の「L.S.M 」とは「Lip Stick Magic」のことで、これまた赤い色がテーマかな。赤い口紅が起こす奇跡をひたすら信じて祈るような女性の気持ちが込められた楽曲。
うーん、ちょっと男性には理解しにくい歌のようです。男性なら何に思いを託すのでしょうか。(mako-rinは最近あんまりしないけれど)ネクタイあたりでしょうか。でもあんまりネクタイにお願いしている男性というのは見たことがありません。
そうか、CDジャケット写真にある新宿の高層ビル屋上で夕日に染まりながら空を見上げるCAOの赤いドレスといい、やっぱりレッドがこのシングルの大きな統一テーマとなっているんですねえ。
(東芝EMI、TOCT-22114、1223円)
<反省>
◎JR大阪駅(近くには阪急梅田駅もある、大阪の玄関口)西のJR高架下にソフマップギガストア梅田店がオープンしたので、お祭り好きのmako-rinとしてはなんとしても初日に顔を出すのが礼儀と心得て行ってきました。いつもは眠っている時間の午前7時ごろにもう快調に動き回っております。午前8時5分に現場に到着して待つこと2時間余り。広い店内も客で一杯でゆっくり見ている間もありません。
◎それでもせっかく時間をたっぷりかけてやってきたのですから端から端まで見学しなくっちゃ。高架下ということで柱が多くてどことなくあちこちに分割されているような感じ。でも日本橋ではビルの昇り降りが大変なのですが、ここは平面移動なので結構歩いていてもそれほど苦痛に感じません。JRの高架下というのは結構土地がたくさんあるのでこういう形式の店舗は今後増えていくような感じがします。もっとも電車が通ると結構大きな音が頭上でするので、そういう音に寛容な業種(ソフマップの場合、店内に例のテーマソングが流れているのでほとんどかき消されています)でないといけないでしょうが…。
◎うーん、この際だから書いちゃおう。先日、ひゃんなことからIBM Thinkpadを安価で手に入れました。早朝からパソコンショップに並ぶとやっぱり良いことが起きるのですね。で、現在Windowsの見習い中。でもやっぱり操作感はMacの方が簡単かなあ。
◎簡単メールはここ!
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<今週の一句>なんだあれ あらま21世紀まで あと1カ月(字余りmako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
すまぬが そこのあなた ヒマですか? おっ、ちょうど良かった !メールください!
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