毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1999年11月28日午前11時00分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆「innocence」観月ありさ
■01. marmaid
■02. Realize
■03. All my love
■04. Eternal Message
■05. 朝陽のあたる橋
■06. Heaven Knows
■07. 愛のようなもの
■08. Girl friend
■09. Through the Season -album remix
■10. 想い
■11. Days
■12. oh-darling
_____っつうわけで、ちょっと曲目紹介の雰囲気を変えてみました。御意見御希望がございましたら、遠慮なくmako-rinまで。今回は女性ヴォーカル特集です。僕の大好きな観月ありさのニューアルバムは、通算9枚目となります。前作は1997年12月の「FIORE2」というベスト盤ですから、実質的にいえばフルのニューアルバムとしては95年の「ARISA'S FAVORITE〜T.K.SONGS〜」以来となります。ちなみに観月ありさの英語表記は、現在ALISAになっていますからお間違えなく。僕にはRとLの違いがいったいどういう違いがあるのかようわからんのですが…。姓名判断か?ローマ字の? 最近ではメールアドレス判断なんてものがあるらしいので…。
観月ありさの歌って本人の明るい雰囲気とちょっと違っていて、失恋系など暗い感じのものが多いのですが、そのあたりのギャップが結構気に入っています。時には「Eternal Message」のように、少し明るめの(あくまで少しね)励ましソングがあったりして救われます。全体にしっとりとした歌がこのアルバムには多くて非常に心が落ち着けます。特に「All my love」はプッシュ曲。
もちろん、フジテレビ系ドラマ「ナースのお仕事」「天使のお仕事」などで、ありさにぞっこんのファンのためにも「Days」(「ナースのお仕事2」の主題歌)や「朝陽のあたる橋」(「天使のお仕事」の主題歌)もしっかり収録されていますので、白衣や修道服姿のありさを思い出しながら聞けます。それにしてもどうして彼女の演じるナースや修道女は、いつもドジでのろまのズッコケスタイルなのでしょうか。落ちこぼれスチュワーデス松本千秋(大映テレビ。演じていたのは、堀ちえみちゃんね。関西ローカルでちえみちゃんはテレビに出演しています)以来、こういう路線がいつの間にか確立されているようです。でも颯爽(さっそう)としたありさの演技も見たい、というのも切なる希望なのですが(ドラマとしてはつまらないか)…。
(avex trax、AVCT-10052 、3059円)
◎☆☆☆☆☆「Candy」太田裕美
■01. 風をあつめて
作詞:松本隆 作曲:細野晴臣 編曲:羽毛田丈史
■02. キャンディ
作詞:松本隆 作曲:原田真二 編曲:羽毛田丈史
■03.かくれんぼ
作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 編曲:羽毛田丈史
■04. ブランコ
作詞/作曲:太田裕美 編曲:羽毛田丈史
■05.瞳のウフフ
作詞:太田裕美・ROLLY 作曲:ONTA 編曲:羽毛田丈史
ナイアガラーなCDだけは、作詞・作曲・編曲のクレジットを付けることにしました。これが99年の“定説”。太田裕美ちゃんはデビュー25周年のインチキコンサートやったりして26年目(まだ言うか)に突入です。(なにしろ途中、結婚出産などで活動を休止していたのにしっかりその期間もカウントするんだから、やるねえ〜。でもこういうやり方って芸能界らしくって僕は大好きです。引退すると言って復活する人なんてこの世界いっぱいいるもん。ちなみに元漫画トリオのパンチ=書くことが古いねぇ=こと上岡龍太郎はすでに「引退」を表明していますが、ドラクエと一緒で、引退しようと何しようと何度でも復活は可能ですから、あんまり信用しないことにしています。でも朝日放送の人気番組『探偵!ナイトスクープ』どうなるんやろ?)裕美ちゃんってNHK「ステージ101」からのファンにはとっても懐かしい存在です。(チャープスの竹内3人姉妹よ、元気か?)
この人、いつまでも年をとらないというか、全然変わっていないところがすごい。声もこのミニアルバムのタイトル通りキャンディーのように実に甘くて可愛いからいやになっちゃう。ちょっと鼻にかかったもやっとした声が実にナイアガラーにはぐっと来るのでたまな〜い。ミニアルバムという中途半端なボリュームでなくて、正々堂々(?)とフルアルバムで出してほしいアーティストです。
「風をあつめて」(オリジナルは1971年11月20日)はあのはっぴいえんどで、こんな名曲選んでくるセンスが光っています。「キャンディ (オリジナルは1977年11月25日)」は、 原田真二で有名ですね。なに、原田真二って知らないの!? その昔、笑福亭鶴瓶ととっても似たヘアーをしていて、アフロのもっと長い感じね、しばらく区別つかなかった(そんな人いるでしょうか?)、スマッシュヒットが多くて印象的なシンガーソングライターです。「かくれんぼ」は、またまたはっぴいえんどの歌。大瀧詠一のヴォーカルに迫る裕美ちゃんの歌声に注目。「ブランコ」「瞳のウフフ」は太田のオリジナル。ROLLYも詩を手伝っています。毒リンゴに白雪姫が出てくるあたりがポイントでしょうか(爆笑)。「瞳のウフフ」は、アラガン「コンプリート」CMソング。ところでアラゴンって?
(Ki/oon Records、KSC2-318、1835円)
■01.好きな人
■02.チャンス
■03.好きな人(オリジナル・カラオケ)
■04.チャンス(オリジナル・カラオケ)
KIroroのニューシングルは、通算6枚目になります。「好きな人」は、しばらく事情があって別れて暮らさなければならないカップルのお話。遠距離恋愛がテーマで、コンサートではよく歌われるが、これまでCD化されていませんでした。好きな人と一緒にいられないせつなさ、別れのつらさがしみじみと歌われています。今はとっても便利な時代で、携帯電話さえあればどこでも話ができますが、会えなくなると分かると、あなたの声さえ非常に大切なものであることに気付きます。声だけでなく、いつまでも体を暖めあっていたい、そんな素直な気持ちが込められています。
この歌は単にカップルだけにとどまらず、進学のために故郷を離れる友だち、単身赴任するお父さんお母さん、転勤でよその地にかわっていく人たち…、いろんな別れに共通することです。好きな人との別れは、たとえほんの少しの期間の別れであってもとても辛いものです。これからふたりずっといるために、神様が下した試練と受け取ろうとKiroroは言います。
Kiroroというのはユニークな名前ですね。ヴォーカルの玉城千春が小学生の時、地域交流で訪れた北海道池田町で、なんとなく耳に残ったアイヌの人たちの言葉で、kiroru=人間が踏み固めた広い路、の意味▽kiroro-an=強い:健やか:盛ん:大きい:かたくな、の意味…という言葉を参考に、その意味や響きに魅かれグループ名をKiroroに決定したそうです。ヴォーカルが玉城(1977年4月17日生まれ、A型)、キーボードが金城綾乃(1977年8月15日生まれ、AB型)。2人とも沖縄県立読谷高校の同窓生で1995年の高校2年時にKiroro結成しています。
カップリングの「チャンス」は、非常にポジティブに生きる歌で、何の取り柄もないよ、と諦めている人にも大きなチャンスを与えてくれる歌で好きです。こういう歌を嫌味なく歌えるところがKiroroのすごいところで、この音楽業界にとって貴重な人材なのでしょう。もちろん、業界にとどまらず、彼女たちのおかげで、どれだけ多くの人たちが明るい気持ちになることかを考えたら、世の中の貴重な人材ともいえます。アップテンポな曲が印象的。
12月8日にセカンドアルバム「好きな人〜キロロの空〜」(ビクターエンタテインメント、VICL-60501,
3045円)がリリースされます。このシングルの歌も一部バージョン違いで収録予定ですので、ファンには楽しみですね。
(ビクターエンタテインメント、VIDL-30465、1020 円)
<反省>
◎WEBの日曜日発行、メールマガジンの月曜発行、いずれも今回は厳守で臨みました。期限に間に合うと機嫌がいい、なんて…どうもすみませんm(_ _)mako-rin。
◎リンクページ更新したのを機会に、更新していないほかのページも徐々に手直ししていこう、と思っています。もうすぐY2Kもやってくるし。
◎会社の先輩から譲っていただいたPowerBookDuo 230ですが、キーボードがちょっとヘタっておりまして、現在、ドックに入れて使っています。なんら問題なく快調そのもの。前回も書きましたが、仕掛けがしてあってMacOS8.6が入っているのに早い早い。こうなればちゃんとしたキーボード探そうかなぁ(また出費だわ)と考えているmako-rinです。
◎昨日、寒くてもうさっそくセーター出して一日中着ておりました。本日もすごい北風が吹くなか、出社かと思うと、ちょっとつろうございますが、なーにもう冬なんだから諦めるしか方法はないですね。寒さに負けないぞ、思っていたら、夜中に熱が出まして、さっそく負けておりました。風邪かな。
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<今週の一句>iMac kozoとMP3 音は(新型に)負けぬ(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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