毎週日曜発行
mako-rin's CD NEWS
更新日時=1998年10月11日午前11時20分
Presented by Makoto Furuta,1991-2004(c)
cdnewsjp@yahoo.co.jp
◎☆☆☆☆☆「Believe Yourself」露崎春女
やっぱり露崎春女って本当に素敵ですねえ。CD NEWS大々プッシュ女性ヴォーカリストですもん。8月26日にリリースされた5枚目のアルバムですが、この秋のシーズンに聞くのにもってこいかもしれません。大変伸びやかですべてを包み込むんでくれるような歌声。ヒーリングミュージックなんて言ってしまうとおこられるかもしれないけれど、彼女の歌声を聞くと癒されます。まあ、ほっとすると言ったほうがよいのかもしれません。
シングルでも先行発売され、しばらくニュース番組「ニュースステーション」の天気予報のコーナーでも使われていた「Feel so real」ももちろん収録。アルバム全体は、1998年3月から3カ月間にわたり、スウェーデンやロンドンでレコーディングされています。またシングル「Feel so real」にも収録された「誰でもなくて」や「One summer day」は違ったバージョンで楽しめます。「One summer day」は都会に住む女性を心から応援する子守り唄のような存在です。春女のヴォーカルがとってもいいんです。「1990年代のR&Bを包括した渾心の一枚」と書かれたキャッチコピーも大げさではないだろう。でも何度聞いても気分が高揚してくるのは「Feel so real」だったりするんですから。でもこの歌って年中聞いてもO.K.の歌なんですよね。プロデューサーのクレジット部分には、ジェリー・デヴォー、アンダース・バッケ、倉卓治、塩谷哲が名前を連らねています。。
(徳間ジャパンコミュニケーションズ、TKCAー71430、3059円)
◎☆☆☆☆「愛 Just on my Love」シャ乱Q
久しぶりにシャ乱Qとしてのシングルです。そうはいっても、つい最近なんだか週刊誌の暴露ネタによってしゅうが1年間の謹慎になったとかでこの先ちょっと不透明な状態になっています。バンド関係の皆さん、異性問題は、かの米国の大統領を他山の石としていただきたい。「不適切な関係」と言いながら。正当化して、ズルズル大統領やっているより、スパッと謹慎状態に入ったロックミュージシャンの方が素晴らしく見えるのは僕だけ?
もっともこのバンド、今後も、つんく、はたけはプロデュースワーク。しゅう、たいせー、まことの3人組はスーパー!?テンションズのバラ売りという形態は相変わらず続ける方針。謹慎によってアルバム製作は当分延期されそうな雲行きです。
ということは諸般の時期から考えてこのシングルで年末の紅白を狙うのでしょうか。これもちょっと不透明。
「愛 Just on my Love」は、シャ乱Qには珍しく、途中からラップ調の歌となっています。ちょっと雰囲気変わってます。つんくってラップやってもつんく調になってしまうのが楽しい。つんく流ラップを思う存分堪能してほしい。TBS系アニメーション「魔術士オーフェン」のオープニングテーマ。カップリングは「やっぱり」。
(BMG、BVDRー11010、1020円)
◎☆☆☆☆「THUNDERBIRD」T.M.Revolution
「水の国」のある滋賀県が生んだ偉大なるロック芸人にして、ひょっとしてお笑い芸人の素質も十分あるこの子。西川貴教の名前を持ちながら「T.M.Revolution」と言い張る元気良さ。彼の行くところ常に風が吹きまくる、1990年代の嵐を呼ぶ男だぜ。
タイトル曲「THUNDERBIRD」は、思わず渡辺美里の一連の楽曲を思い起こすピアノのイントロ。T.M.Rにしては珍しいバラード曲なのです。話芸の素敵な西川くん、一度歌い出すと、その男らしい野太い声が魅力的です。作曲は、これまで通りの大ちゃんこと、浅倉大介くん。そういえば浅倉のソロアルバムにもこのようなバラードがありましたねえ。ジャケット(初回には限定で3面ジャケット仕様になっています)写真では、めずらしくちゃんと衣服を身に付けていますが(この人いつも肌が露出していたのです)、よく見ると全身びしょ濡れ。プロモーションビデオでは雨が降ってびしょ濡れだそうで、風の次は雨。やっぱり嵐を呼ぶ男だぜ。ちなみにTBS系クイズ番組「世界ふしぎ発見」のエンディングテーマソングになっています。
カップリング「アンタッチャブルGirls」も少しスローな曲。でもやんちゃな歌い方がT.M.Rらしい。曲そのものも非常に遊んでいます。よく見ればこの曲も大ちゃんが担当しています。
(ソニー/アンティノス、ARDJー5075、1020円)
<反省>自分の番組見るの好きって言うのは明石家さんまちゃんですが、僕は自分のホームページ時々振り返って読むの好き。「四十肩にかかって、左腕が上がりません。あはは」と書いたのは今年の7月12日号なんですね。いまなお痛い。結構なしつこさですね。会社の小野さんにたずねたら、「そら運動不足。毎日腕立て伏せ50回したら、治る」とアドバイス受けて、自分の体重を鑑み、20回したら、あーら不思議、ちょっと左手が気持ちよくなりました。結構いいではありませんか。ちょっとしんどいけれど、気持ちいいし、この後、ぐっとビールを飲めば(あかんか)気持ちいいでしょうねえ。
ちょっと油断して風邪をひきました。ちょっと薄着したのが悪かった。のどが痛くて、頭もガンガン。ちょうど休みだったので「大津まつり」にも出かけずじっと布団の中でアイスノン額に載せてふせっておりました。ちょっと元気です。
では、恒例のiMacネタです。このボンダイブルーを基調としたトランスルーセント(iMacの場合、スケルトンとは呼ばないことになっています)なボディーは徹底しています。ボディーだけでなくて、キーボード、マウス、電源コードに至るまで、「なんでここまでやるねん」とネイティブな関西弁スピーカーなら言いそうな感じです。このすごいこだわりが驚きであり、ユーザーとしての誇りでもあります。すべてに徹底したところがiMacのコンセプトなんでしょう。それに一度手に取って御覧になった方にはお分かりだと思うのですが、造りが実にしっかりしている点はさすがAppleです。写真で見るとトランスルーセントなボディが脆弱にさえ見えたのですが、これが本物は全然違う。何も心配するものはない。繊細なデザインなのにマシンとしてはしっかりしているのです。iMacはAppleブランドの先進のデザインとして今後も位置付けられるはずです。
ようやくフロッピーディスクなど周辺機器が発売されはじめました。これで、これまで拡張性のなさを心配する(本当はウィンドウズマシンとは違ってMacは、フロッピーディスクを必要としないのですが)人たちも安心できるはずです。またiMacのお話をお届けしましょう。
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<今週の一句>大快調 iMac快調 いいすっよ(mako-rin詠める)
筆者/copy right=フルタマコト
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