1996年5月19日号
そろそろ弱気な発言をしているmako-rin
・3回目にして、もうやめたい、と泣きが入っている(笑)。
あまりの正直さに笑ってしまう。
<1996年5月19日の反省>
いやー、あんまり大変なんでもうそろそろやめたくなってきましたわ。ホームページの作者の皆さんはきっと辛抱強いんだと思います。今回も字ばっかり。手、肩がこってしょうがないのでとうとうパッド(サイデリアーとは違いますよ)とかいう、なんか手を休める道具を買ってきたの。消費税込みで1009円。高いんだか安いんだかよう分からん。ああーなんぎやな。パソコンの世界は本当によう分からん。
<今週の格言>肩こりも吹っ飛ぶCD NEWSかな
順調な第三弾は……
なつかしいな、access、大ちゃんはよく見るんだけどねえ……
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「ラビリンス」貴水博之
やっぱり、インターネット版CD NEWSをお読みのみなさんは、基本的にはコンピュータに強い人ばかりと推測します。そんな人向けのCDを見つけました。元access(アクセス)の貴水クンのニューアルバムです。この一見なんでもないお皿には仕掛けがありまして、ビデオや歌詞が隠されているのです。パソコンのマウスをクリックすることで起動するわけですが、そんなことCDのパッケージのどこにも説明していない。パッケージを開封してみて初めて気が付いた次第。で、「Windows 95」がインストールされていなくては映像などは楽しめない仕組み。「Mac」を持っている人はなんとか音だけは再生できたもののの後はダメののがくやしいでしょうね。でもしつこいようですが、パッケージのどこを見てもそんな仕掛けがあるなんて書いていないわけ。普通のCDと思って購入し、最後まで気が付かない人がいてもおかしくないでしょうね。元アクセスの相方(漫才師じゃないんだから、アイカタってわかります?)の朝倉大介クンもこういうケッタイなお皿作ったことあるから別にびっくりしませんが、ちょっと注意書きを付けてくださいな。レコード店の方はちょっとポップなどで「こんなん入っているんですけれど…」と書いておいてください。きっとパソコン好きのファン(女の子だと思うけれど)が買っていくはずです。「目を覚ませ」などのアレンジを変えた別バージョンものなどヒット曲を中心にしたベスト盤ともいえ計7曲。パソコンではエキストラ・トラックが別にあるそうな。ぼくもMacなので確認できない、くやしい。(ファンハウス、2500円)
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「“結婚しようよ”オリジナルサウンドトラック」江口洋介ほか
TBS系全国ネットのドラマ「結婚しようよ!」のサウンドトラックレコード。ドラマを見ていない人のために内容を紹介すると離婚の時に子どもを引き取るために、3年以内に結婚すると約束した男(江口洋介)と、ノルマの達成のためには、借金までして商品を買い取った女(石田ひかり)が、それぞれの事情から解決法を探し、その選択の結果が二人の結婚というもの。江口、石田のコンビによるコミカルタッチのラブストーリー。まっテレビの方でゆっくり楽しんでもらうとして、音の方はなかなかのものです。音楽を担当したのは渡辺美里(6月17日にニューシングルが出ます)や小泉”キョンキョン”今日子のプロデュースでおなじみの佐藤佳幸。最近では坂本龍一のツアーでギタリストとして参加したこともあります。音を聞くとテレビのシーンを思い出す人もいるかもしれませんが、インストルメンタルものとして十分な聞き応えがあります。ボーナストラックとして12曲目に江口の歌う主題歌「TRAVELLING BOY-解き放たれた矢のように」のアコースティックバージョンが入っています。(フォーライフ、2800円)
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「フォーライフ1975ー1995」今井美樹ほか
フォーライフと書いて思いだしました。この間あるレコード店に行ったら、昨年12月に出たこの2枚組みのCDが5セットくらいズラッと並んでいたのですね。ああ、もったいないと思いました。この2枚組みは「買って価値ある」CDです。なんとなれば、フォーライフ所属アーティストがフル出演で、全部で25曲入ってそのうえお値段が3000円という安さ。1枚の値段で2枚ついてくる、というなんだか「お得な気分」なのです。これは実は会社発足10周年記念 CDなのです。今井美樹、江口洋介、佐藤聖子、ZOO、テイ・トウワ(吉本興業はどうですか?)、ディック・リー、小室等、憂歌団、吉田拓郎、杏里、伊勢正三、泉谷しげる、原田知世、坂本龍一、ムッシュかまやつ、GEISHA GIRLS、井上陽水というメンバー。さてさて、どうです。あなたも一度聞いてみますか?(フォーライフ、3000円)