1996年7月28日号
反省、ひたすら反省
・有森裕子に夢中になり書けなかった。
言い訳ばかりですが。
<1996年7月28日の 反省>もう、すぐに反省する、おりこうのmako-rinになっております、えっへん。1日発行が遅れました。申しわけありません。いいわけはしません。次はがんばります(たぶん)。それにしても女子マラソンの有森裕子の活躍は(実はこの中継をずっと見ていて、原稿が書けなかった、ごめんごめん…結局いいわけをしていたりして)感動を与えてくれてすごいなすごいなと思いながら、TBSからNHKをハシゴしながら2回も観戦してしまったのです。
<今週の格言>有森に負けるなCDここにあり
蘭々登場……
この人は不思議ちゃんで出てきたけれど、なんだか存在だけで周りを明るくしてくれる。今もそれは変わらない
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「黄色いサクランボ」Ami
ゴールデンハーフの(もっともその前のオリジナルは浅川美智子だっけ)名作「黄色いサクランボ」が、ファンク・ダンス・ビートで生まれ変わったのがこの曲。吉田美花葉、三宅えみ、小谷みさこという17歳から19歳の3人娘(ちなみにゴールデン・ハーフは4人で、エバ、ルナ、マリア?アレもうひとり思い出せないぞぇ)が往年のゴールデン・ハーフヒット曲を歌うというミニアルバム。メドレー曲として、「マンボ・バカン」「バナナ・ボート」「太陽の彼方」「チョット・マッテ・クダサイ」(関西の漫才師、寛太寛大のネタは「ちょっとマッテネ」って覚えてましたか?)が「Clubゴールデン・ハーフ(ゴールデン・ハーフ・メドレー)」の題名で収録されている。オリジナル曲としてはサーフィンサウンド「青い渚のブギー・ボード」や「恋のサマースクール」も。アイドルものの古典になりそうな楽曲に少しめまい(暑い夏のせいでしょうか)を感じながらうなる今日この頃。(ファンハウス、1600円)
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「magic」鈴木蘭々
「ああ、また蘭々を書いている」ってぼくをとがめそうになっているあなた、ハイ、この際もう素直に謝ってしまいます。「ごめんなさい」。どうもぼくはお気に入りにのアーティストだとついつい紹介してしまうくせがあるようです。大滝詠一とか王様とかpizzicato fiveが好きみたい。ついつい紹介してしまうの。でも好きだからこそ厳しく聞いているということもお忘れなく。ともかくお許しを。さて蘭々であ〜る。前作「kiss」に続き今度は「magic」はシングル3部作の第2弾(ううう、ということは近々また蘭々を紹介せねばならぬ→またとがめられる→また落ち込む)という位置付け。「kiss」はcool & groovyで「人の温もりの暖かさ」がテーマなら、今回の「magic」はfunky & mellowで「出会いの素晴しさ」を表わしているとか。続いて第3弾は10月発売の「…of you」ということになっている。「浅漬けもね」(by Lowson CM)の蘭々も素敵だけど、今回の曲もなかなかシブくて良いのです(ありゃ、結局ほめてしまった)。(ダブル・オーレコード、1000円)
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「Speed」SING LIKE TALKING
SING LIKE TALKINGの8月1日リリースのシングルCDがこれ。今までの彼らの楽曲と違うのは、よりROCK ROCKしている点かな。ロングセラー・ヒットとなっている「Spirit Of Love」や6月リリースの「The Light Is You」とか大変好評な中での新たな挑戦だと思います。カップリングはいんストルメンタル曲「Out of Bounds」もとってもタイトな曲がかっこいい。 SING LIKE TALKINGの最近の話題といえば、やっぱり7月24日に先行発売した彼らの初のライブビデオ「Amusement Pocket 4・1・1996 at 日本武道館」(ファンハウス、7800円)でしょう。17曲114分の映像はスケールアップした彼らのステージの様子を、魅力を伝えるに十分と思う。ファンは一度チェックを。(ファンハウス、930円)