CD NEWS 1997年05月04日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

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1997年05月04日号

たまには熱を出すこともあります

・それでもMacを気遣うこのやさしさ。

 大瀧氏が秋葉原を物色中との情報が入ってきた。既に裏は取れてある。

<1997年05月04日号の反省>
 日曜日、久々に熱が出まして執筆どころでなくて、寝込んでしまいました。珍しく一日遅れになりました。すんません。なんか“遅刻”でもしたようで、気恥ずかしいです▽5月5日子どもの日。天気はいまいち。早朝雷を聞く(今年初)。寝ぼけながらも、ちゃんとMacintoshの電源ひとそろいを抜く。すごい、我ながらスピーディーな対処に起きてから驚く。コンピューターに雷さん落ちたら保証してもらえないもんねえ。なんで保険ってこういう例外を作るんだろう。なんか保証など出来る限りしたくないって精神が見え隠れする▽雷の嫌いなミルク、犬小屋から出てこない

<今週の一句>子どもの日 踊る商魂 子どもの目  
ナイアガラ 中古市場の 一人歩き(mako-rin詠める)


どう、今回の楽曲名のシンプルさ……

こういう潔さが大好きなマコリン

「PARADE」wild flower

 1960年代の「A&M」の懐かしいポップスサウンドをモチーフにしたマキシ・シングルが「パレードがいく」。wild flowerの作り出す音は時間の流れがゆったりとして、どこか懐かしい感じにあふれ、それでいて新しい。ポップスの楽しさを知り尽くしている3人のセンスが融合した曲は、休日のひとときにまさにふさわしいのかもしれない。松浦恵(Bass,Keys,Programming)、西山恵美子(Vocal,Cho)、玉盛邦則(Trumpet,Rap,Cho)の女性1人、男性2人のメンバー。「パレード」って聞いただけで、シュガーベイヴを思い出してしまう山下達郎世代には、それだけでうきうきしてしまう、タイトル。つい手にしてしまうでしょう? それにしても、このなんともいえない懐かしさ。トランペットの音。もう60年代そのものですわ。そして極めつけは、ロバータ・フラック(誰それ?っていわないでね)とダニーハーサウェイの「Where is the love 」が3曲目に出てくるところ。ひょっとして、この曲のカバーをしたいがために、「パレードがいく」「ゴキゲンな空の下で」を無理やり作ったのではと邪推したくなりますが。ピタッと彼等の楽曲と選曲が合っていますから文句のつけようがない。また、インストで聞く「パレードがいく」はなかなかのもの。ぜひ一聴を。(FUNHOUSE、FLDF-2367、1121円)

「LEVEL 4」T.M.R

 T.M.R(Takanori Makes Revolution)の西川貴教が歌う最新シングルがこれ。西川は、水の国のある滋賀県彦根市の出身。そういう関係でもうひいきだけで取り上げてしまう(\^o^;;;)。「欲望もレベル/上げれば/ちょっとやそっとじゃ/満たせないけれど」なんて、もう言いえて妙。西川はどちらかというと、ジャニーズのやんちゃ系の甘いフェースだけど、それほど、アイドル寄りをしていない。声質はお世辞にも良いとはいえないけれど、ちょっとかすれがかったヴォーカルがなかなかセクシーでよい。ところで、彼がDJをしているニッポン放送のオールナイトニッポン(うわ〜懐かしい。糸居五郎さ〜ん、と思わず叫んでしまおう)では、もうかなりおまぬけなDJをやっている。だまって歌っていれば、ずっと2枚目でいけるのに、何を好んでか、あるいは水の国住人の根っからのサービス精神なのか、完璧に3枚目となっている。あの声聞いた時にはおどろきましたね。なんかの間違いと思いましたもん。もし、このCDを聞いてファンになった人はラジオを避けた方がよろしいようです。それでも西川クンが好き、という人はもうお止めする理由もございませんが。

この楽曲の方は、浅倉大介くんが担当、なんかTMNをも思い出させるフレーズがあってデジタルサウンドファンにはこたえられませんねえ。(Antinos Records、ARDJ-5043、816円)


「LOOP」ABYSS

 深淵という意味を持つ「ABYSS(アビス)」を アーティスト名にしてデビューしたのは、テレビ東京系「ASAYAN」のデビュー予備軍「AIS」の実力派ヴォーカリスト「小林優美」。なんだかいつのまにやら単なるファッションバラエティ番組から“夢のオーディション番組”に衣替えした「ASAYAN」では小室哲哉を中心に新人アーティストを育てる、といった一昔前の「スター誕生」みたいになっているんですね。それはいいけど、このABYSSの歌声はけっこういいですよ。CDではかなりエフェクトをかけていますが、なかなかに伸びやかで、しっかりしています。番組では、今井美樹や岡本真夜あたりをねらっているようですが、この二人以上に声が可愛いので、今後どう展開していくのか興味津々ですね。また、写真を見たのですが、かなり上品で整った顔だち、ビジュアル的にも注目の新人という感じで、将来楽しみです。セカンドシングルは8月。サードが11月、そして12月にアルバムという予定がすでに決まっています。(徳間ジャパンコミュニケーションズ、TKDA-71134、1020円)

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