CD NEWS 1997年03月02日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

| HOME | Joint1997 | 19970302 |

更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1997年03月02日号

交換という発想、すごい

・でも、気が小さいから、その場でいろんなもの買ってしまう。

 アナログレコードを買うなんて。

<1997年03月02日の反省>夕方、大津市内の某輸入RECORD店に行ったわけです(理由は先週の<反省>をごらんあれ。)。あの不幸なプラスティックケースのクレームを事前に電話で店員の方に告げておりました。交換が目的なんですわ。結果、まったく新しいものと取り替えてくれたのです。感激でございます。親切な店員の shirakawaさんありがとう。ケースが傷んでいただけなのに、中味まで交換していただいてなんか悪かったみたい、で、根がお人好しなので、ついアナログ一枚(電気グルーヴもの)と今度はYoung Rascalsを買ってしまったのら〜(これで駐車場もただになるもんね)。あああ〜これならもっと早くいえばよかった(^^ゞ。一週間いじいじしたのがアホみたいでした▽山東町のフジタさん、そう、あなたのことです、またまたあなたの大好きな篠原を出してみました。ぼくは頭痛い時に、聞くのはちょっと…。でもこの子いつもテンション高くて元気でよろしいなあ、感心しますわ▽「混乱と怒涛(どとう)の嵐吹きまくる『水の国』」まだ新コーナーできませぬ(キャー!! キーー、…篠原ともえか?このギャグ先々週も使ったっけ)▽あの写真はここよ。

<今週の格言>いじいじと 考える間に 電話して(解釈:またまた、そのまんま東。) 

ナイアガラ 旧譜盤高くて 詠一怒る(詠み人知らず)

ウルトラリラックスって今聞いてもズンタカタッタ……

こういう楽曲って篠原向きなのね

「ウルトラリラックス」篠原ともえ

 ううううう、このともえの音を聞くだけで、頭の中の混乱が最大値を迎えそうになるのです。早く曲が終わってくれえい。と叫びながら実のところ、喜んでいるわけでして、その証拠に、曲終わったら再びリピートボタンを、ほら、このように(見えませんか!)押さえてますもんね(;^_^A )。今回も電気グルーヴ方面から石野卓球さんがかけつけ強力にバックアップしてくれました。どうも卓球さんも篠原好きのシノラ〜のようです。かわいそうに。罪も意味もない歌詞のオンパレードなわけですが、このあたりの無責任風が好きか嫌いかが、彼女の固定ファンへの登竜門になりそうです。ナンセンスソングなのになぜか曲を聞いてしまうと、篠原のなんかわかんない突き抜けたパワーにとっちらかって、どっちかっていうと、もう気分がハイになるわけです。少々のことにくよくよしない、どんどん好きなことやってしまえ、ズンタカタッタ、ズンタカタッタ、ズンタカタッタ、ズンタカタッタ、ズンタカタッタ…てなわけで、もうこれだけで気持ちがよい(逆に怒り出す人もいて)。なぜか憂鬱な日々をお過ごしの諸兄、今すぐレコード店に走って、このCDをお求めくださいな。なんだかいままでの悩みが嘘のように吹っ飛びます。でも毎日3回以上お聞きになるのはお奨めできません。カップリングはちょっとはまとも風のラブソングなのに篠原がやや『ぶち壊し』ています。っははは、ショウガイナイやっちゃな。(Ki/oonソニー、KSD2-1152、1000円)

「ジレンマ」斎藤和義

 篠原ともえちゃんの次に斎藤さんちの和義クンなんて、本当に濃いものが好きなんですわ。われながらあきれますわ。もっとあきれたのは、このCDの初回特典だかで入っている特製ペーパークラフト。ギターを刀に見立ててかっこつけている(坂本竜馬?風)和義クンの像。こんなん作って机の上に置いて一体なんのためになるの(たまごっちの見張りくらいにはなるか? それなら意味があるじゃないの)。袴姿の和義クンはそれなりに凛々しくてさまになっているのですが、アルバムの方はこういうイメージと違っているようでこれはこれでご愛敬だと解釈するのがよろしいか、思います。誰もが一度はこういう格好をしてみたくなるのでしょう。あの武田●矢のおっちゃんも昔こんな格好をしていたようです。でも、楽曲はなかなかの粒ぞろいなのです。こうしたしみじみとしたペーソスあふれる曲がどんどん作れるなんてやっぱり斎藤さんちの和義クン、ただものではありません。さすが1997年初頭に、「ポンキッキーズ」で年間ベスト1に入っただけのことはあります。ガチャピン、ムック以外にも尊敬する人が出てきた、と園児の間で話題もちきり…とか。こうした人間観察の末に出てきた曲っていうのは、その昔でいえば井上陽水とか吉田拓郎といった大御所がいましたが、この混沌する時代に生まれてきたのはある意味で奇跡としか思えません。世の中への警告にもなる(それを敏感に受け取る人がいる、という前提でのお話しですが)、そういう点が素晴しいのですし、彼ならではの視点なのです。(ファンハウス、FHCF-2359、3000円)

「Yeah-Yeah」J-TRAP

 J-TRAPは、日本初のダブル・ダッチ(DOUBLE DUTCH=2本のロープを巧みに操って、その中でスピードを競ったり、ダンスを踊ったりするN.Y.ハーレムから流行ったストリート・スポーツとかいう)を本格的にストリートで行うダンス・チーム。昨年4月デビュー、このシングルで4枚目。テレビ東京系「ザ・BINGOスター」という番組のエンディングテーマに決定。MIHO、CHIE、TAKESHI、TAMO、SHINGOといった女性2人と男性3人からなるメンバーの楽曲は、躍動感あふれていて、篠原とは違った意味で体が落ち着いて聞いていられない。ダンサブルな楽曲は、静かに聞いているよりも、結局もう踊ってしまうしか手はないのですね。ダンスと音楽が一体となっていて、じっくりと深いところでマジメに聞けば聞くほど、聴衆者の体は小刻み動き出し、あれれ、気がつけば踊り出している、という現実。これはなにも最近の傾向ではなく、「盆踊り」を例にするまでもなく、日本の古来からの伝統にもぴったりあった方向性なのですね。踊らにゃ、損損とは思いませんが、踊っているほうが気持ちいいもんね。というわけで、今回のCD NEWSはなんだか落ち着かない特集のようでございました。じゃんじゃん。(ファンハウス、FHDF-1616、1000円)

「ウルトラリラックス」篠原ともえ
「ジレンマ」斎藤和義
「Yeah-Yeah」J-TRAP


自動更新バナー



Google

mizu_logo.gif