CD NEWS 1997年10月12日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1996年10月13日号

ピチカートの新アルバムで、収録曲が入っています

・これがのちに、全曲、収録曲を紹介するきっかけになったのね。

 タイトル曲打ち込むのって結構メンドー。

<1996年10月13日の 反省>「水の国」CD NEWS恒例「2000人突破記念またちょっといいプレゼント」応募要項は10月06日号の<反省>をごらんください。なんかみんな遠慮して応募が少ないので締め切りを10月26日(当日E-mail消印有効)とさせていただきます。でも当たるのは抽選で1人だけ、悪しからず。本人は相変わらずいたくこの企画に気に入っております。突然知らない人から応募来るとうれしいわけで、ハハハ。応募が少ないとグレるとか言っておどしています、ええ年して子どもです▼もし、よろしければどこかE-mailのスミの方に「biwa-net」「biwako-net」をご覧になってあなたのお気に入りホームページを書いて教えてください。 メール 待ってます。勝手なお願いですが、リンク作りの参考にさせていただきます。もちろん自薦も歓迎です▼今日は町内子ども会のイモ掘りの日で手伝いで張り切っていたのですが、雨で明日13日になりました。晴れたらいいな(by ドリカム)

<今週の格言>口実は イモ掘り手伝い 楽しみは焼きイモ


アン・ルイスって言っても知らない人がいるんじゃないか、という一抹の不安が

さらに尾崎豊、今野登茂子が出てくるこの選曲の斬新さ♪

書いたマコリンだって、自分の頭がどうなっているのか把握していない

「愛すべきものすべてに」尾崎豊

 CD NEWS初登場尾崎豊のニューアルバムです。尾崎豊は前々から気になっていたアーティストです。某県の教育委員会の人とカラオケに行った時に、この人が見事に歌い上げたのが尾崎豊の「卒業」でした。この曲の中には学校教育や社会に対する批判。管理するものたちへの痛烈な批判が込められていると思うのですが、そんな歌をこの教育関係の最前線にいる人が歌ったので、いっきに、その人(管理する側の人にもいろんな人がいるという点で)と尾崎の作品が大好きになってしまったわけです。そして僕も「卒業」をレパートリーに加えようと努力。でもそれ以来3年近くがたっておりますが、いまだにうまく歌えなくて、まだ僕は"卒業"できないわけ。このアルバムはご存じのようにアーティスト自身が亡くなっているわけで、新曲というわけにはいかないのですが、たぶん、彼の多くのファンが愛唱する歌が11曲(もちろん「卒業」も入っております。これでまた練習ができます)も選ばれて入っている点でメモリーになりそうです。レコード店の店頭に立っていてチェックしていると、このレコードはあっという間に山積みが平らになってしまう人気。初回限定用に52Pの写真集を封入したのも人気を支えた要因と思いますがやっぱり僕は楽曲の良さと思っています。心にしみいるようなラブ・ソングにキューンとなってしまうと、やっぱり急逝の尾崎豊の才能が惜しまれます。多くのファンがそうであるように、ほかのアーティストと同じようにもっと新曲を聴きたかったから。さて、このアルバムのもう一つの特徴はCD EXTRAである点。実によくできていて1.シングルコレクション 2.アルバムコレクション 3.ビデオグラフィー 4.ボックス仕様 5.ライブデータ といった貴重なデータ群のほかに、6.オーディオ・ビジュアル、としてこのアルバムに収録した曲を聴きながら組み合わせ写真で楽しめる仕掛けや、7 「MOVIE 1」、8「MOVIE 2」としてOH MY LITTLE GIRLやI LOVE YOUのビデオも楽しめる仕掛け。これだけ付いて3000円はお値打ち価格。(Sony records、3000円)

「愛してる」今野登茂子

 滋賀県山東町にお住まいの藤田サンからは特にリクエストはきておりませんが、女性ヴォーカル大好きなこのCD NEWS選者は、迷わず今秋のイチ押し女性ポップスにこの元プリプリ(princess princess)のキーボード奏者、今野を推薦申し上げます。1996年5月31日東京・日本武道館コンサートをもって13年間の活動に終止符を打ち解散したプリプリからめっちゃ早いソロ第一弾となりました。今野自身の作詞・作曲による「愛してる」は、5人のバンド活動から開放されてのびのびと歌っているのがとてもよくわかります。イントロちょっとリバプールが入っているのでしょうか。ジャケット写真もなんだかもうずっとソロ活動してきたような落ち着きがあります。カップリングはプリプリ時代の名曲「SHE」(作詞中山加奈子、作曲今野)が入っています。ソロになったのだから厳密にいえば、プリプリのカヴァー曲ということになりましょうか。歌詞に注意しながらじっくり聴いてみると実に悲しい曲なのです。12月にミニアルバムのリリースが計画されています。元プリプリファンには久々の朗報ですね。「愛してる」カラオケ付き。(ファンハウス、1000円)


「LA ADELITA」アン・ルイス

 「♪髪に栄養を〜」(by Eiichi Ohtaki)で一躍有名になったアン・ルイス…なんて紹介してもキョトンとしている人はかなり若い人、「う〜ん懐かしい」という人はけっこう長いこと地球上で息しています。でも本当はアンちゃんのCMデビューは子ども時代って知っていましたか。なんとチューインガムの宣伝をやっていました。それはさておき、アンちゃんの2年ぶりのアルバムです。流行に敏感な(なにしろ、この人は流行の水先案内人みたいな女性で)アンちゃんのお勧めはなんとメヒコものなのです。なぜかと疑問を感じた人はだまされたと思ってこのアルバムを聴くしかない。かなりスパニッシュ入っております。とはいえ全体におとなしい雰囲気(地味じゃないよ、念のため)で、これはまた、新しい魅力。さて、気になりますのは、このCDがCD EXTRAモノっていう点。で、さっそく Macintoshで試してみました。基本的に3つのものがEXTRA TRACK(まだまだ、おまけ感覚なんだ。なんだかやだなこの言葉。もうそろそろこっちの方がメーン・ストリームを行くようにならないのかな。)に潜んでおりまして、最初の「『恋を眠らせて』PROMOTION VIDEO」は、プロモーションビデオにバーチャル・アン・ルイスが登場。これがかなりキュートかつセクシーでなかなかの出来です。そして「メイキング・オブ "LA ADELITA"」は、(どうも収録はアメリカ・L.A.のような気がしますが)レコーディング風景が収録。これはもう少し工夫すれば、きっと将来はライナーノーツ読むよりレコーディング状態もつかめて、わかりやすいかもしれませんなあ。メヒコムードが入った雰囲気は最後の「"VIDEO WOMANISM 2"ダイジェスト」で楽しめます。ここにもバーチャルアン・ルイスが登場し踊ってくれます。(ビクターエンタテインメント、3000円)