CD NEWS 1997年09月07日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

| HOME | Joint1997 | 19970907 |

更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1996年9月08日号

そうそう、インターネットの良さってやっぱり双方性なんですね。こっちが「ツー」といえば「カー」と答えるみたいな。

・けど、どうやって決めたのか、この記述では分からない。

 本人ですら、やり方忘れてしまっている、なんだかなぁ〜。

<1996年9月01日の 反省>「水の国」CD NEWS開設1000人訪問記念"ちょっといい"プレゼント当選者の発表。抽選方法も各方面からああやれ、こうやれとうれしい指摘。あの-なんですなインターネットっちゅうもんは、結構さまざまな方の意見が聞きやすいのですな。便利やけど、私のように気が小さいと悩んでしまいますな。えーとなんやったかいな。そうそう、厳正なる抽選の結果、滋賀県西浅井町の清水昭子さんに決定いたしました。おめでとうございます(PATI-PATI)。プレゼント発送は9日過ぎになります。ちょっと待ってておくれ。今回ハズレた方には大変申し訳ないので、ハズレ券をメールで送ります。ハズレ券をためておいてください。そのうちいいことがおきるはず。そのうちそのうち(なんか悪い商売やっているような気がしてきた)というわけで次は2000人訪問記念"もうちょっといい"プレゼントまでしばし待たれい! ありゃ、もう1300人越しているの。ありゃー!!

<今週の格言>清水昭子 プレゼントもらえるのは 一人だけ…(1000人のうちのたった一人になれるのか? 楽しみ楽しみ ^^)……清水さん応募の格言を使いました。


いきなり舘ひろしが登場してしまう

サザンだってさりげなく登場

このいい加減さはス・テ・キ♪

「冷たい太陽」舘ひろし

 舘ひろし、柴田恭兵との強力なコンビによる「あぶ刑事」が再び帰ってきます。その名も「あぶない刑事リターンズ」。舘ひろしはエンディング・テーマ「冷たい太陽(Cold Sun)」を歌う。独特の唱法。くせがあるのを通り越して「お見事」と言ってしまう。他の人がこんな歌い方したら「くさー」(by Hachirou Oka 岡八朗師匠 )となるところを軽くクリアしてしまっている、さすがです。「冷たい太陽」は説明するまでもなく、もちろん舘作詞・作曲のリメイク盤(今回のシングルにはNEW BLOOD VERSIONのクレジット入り)。それにとどめをさすように、Dave Clarkの名曲「Because」をもこの歌い方でカップリング処理してしまいました。徹底していて舘ファンにはたまりませんな。もう「冷たい太陽」の冒頭「I LOVE YOU」で腰が抜けますよ、きっと。なおオリジナルサウンドトラック(ファンハウス、3000円)では挿入歌となっている柴田の「RUNNING SHOT」も聞くことができます。映画の公開は9月14日。(ファンハウス、1000円)

「Young Love」SOUTHERN ALL STARS

 夏だ!クワタだ!サザンだ! いやいやもう秋なんですけどね。ゆっくりとこのアルバムを聞けたのがこの秋口になったというわけで、クレジットをよく見ればなんと7月20日発売のCDでございました。まあこのアルバムそのものが3年10カ月もファンを待たせていたのだから、2カ月の遅れくらい、たいした(by TAISHITA label)ことじゃない。…とひとまずいいわけをしておいて本当はちょっと照れております。ははは。それにしてもサザンのCDは永遠のマンネリで、これこそサザンそのもの、と変に安心してしまった。新しいものがない(本当は目に見える、あるいは耳に聞こえるものがない)ように感じるが、もう少し時間がたてばきっとこの時期大きな変化があった、とサザン研究家はキーボードを打ち込むのだろうな。高校時代から同時代でサザンを聞いてきましたが、そういう古くからのファンには、大きな変化がないほうがびっくりしなくていいわけ(ちょっと保守的だなっと反省しますが)。ええ〜い、変わらぬ音が素敵なんじゃ。安心して聞けるというのは、本当はロックミュージシャンにとっては危機感をいだく言葉になるんじゃないかナ、と気づかいつつ、あえてそう書いておこう。でも僕はこのアルバム気に入ってます。ワンパターンおおいにけっこう。原坊のヴォーカル曲が「恋の歌を唄いましょう」というのは寂しい。そろそろ原坊のソロもまたリリースしてほしい。ええーい、きっと次のアルバムは古くからのファンを驚かせてくれるはずと期待しておこう。でも僕はこのアルバム気に入ってます(本当に)。(ビクター、3000円)


「L.K.STYLE 16」LAZY KNACK

 LAZY KNACKのファースト・アルバム。とにかく昨年11月に「CRYSTAL GAME」のシングルを発売して以来とんとん拍子でヒットを続けているこのヴォーカル・ユニットは、タイトルの示す通り2人とも1979年(なんと大滝詠一が「ナイアガラ・カレンダー」を発売した翌年、あるいは細野晴臣が「はらいそ」を発売した翌年ともいう。またまたある人は山下達郎が「MOON GLOW」を発売した年とも)生まれの16歳(香月優奈の方は6月生まれなので実はもう17歳になっているが)。香月と清水聡との「怠けもののお調子者」とでも訳すのか「LAZY KNACK」のエグゼクティブ・プロデューサーは、浅倉大介が担当。ちょっと歌謡曲の方に針は振れているが、シンセポップは十分楽しめる。ヴォーカルそのものは若さが全面的にあふれ、今はそれほどうまくはないのだけれど、気持ちの良い元気さを感じます。また、ジングル程度といった約1分の短さながら、浅倉のインストものを2曲楽しめます。もうこれは浅倉シンセそのものでファンにはうれしいはず。そして浅倉とともにTMNサポートメンバーだった葛城哲哉も楽曲を提供。LAZY KNACKの2人が原宿のホコ天青空ライヴで葛城の曲をやっていた縁もあり、シングルでもギタリストとして参加。宇都宮隆とBOYO-BOZOを組んでいる石井妥師も曲を提供するなどTMNがらみのアルバムという楽しみかたもできます。(ファンハウス、3000円)