CD NEWS 1997年05月25日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1997年05月25日号
熊本の馬刺しがうまか!

・熊本に行くと、近所のスーパーに新鮮な馬刺しが売っているのね。それがまあ、美味しい。うわ、よだれ。

 NHKの熊本からの中継になるとホテルから見ていた風景がいつも映る。NHK熊本の天カメがホテルの前にあるから。

<1996年5月26日の反省>21日に九州に出張してきました。世界ハンドボール選手権や学会でホテルはいっぱい。でもなんとか、お城とNHKがよく見えるところに泊まって緑いっぱいの九州を満喫してきました。おいしい馬刺しも ごちそうになって感動しましたね。帰りに西瓜を見つけて迷いましたが、購入。信じられないくらい安い。おいしい、とってもおいしかったのです。(まるで小学生の作文みたいですが)ゆっくり見物できませんでしたが、「また行きたい」と正直、思いましたね。


<今週の格言>みだれが 嫌いで犬小屋 出ないミルク  
ナイアガラ そろそろ時間よ まだかいな(mako-rin詠める)


Niagara以外のアーティストは……

探すのが大変

「Welcome To Another World」SING LIKE TALKING

SING LIKE TALKINGのニューアルバム。1995年8月発売の8枚目「DISCOVERY」以来ですから、なんと1年10カ月ぶり。でも彼らは決してさぼっていたわけではなくて、95年の9月からこの最新アルバムのためのレコーディングに入っておりました。96年4月には初の武道館公演を行っています。この2年近くの間にヴォーカルの佐藤竹善は、けっこう動き回っていました。元オルケスタ・デ・ラ・ルスの塩谷哲とユニット「Salt & Sugar」を組んだり、小田和正とも「PLUS ONE」というユニットでシングル「クリスマスが過ぎても」をヒットさせています。

 そういう意味ではホームグラウンドでの久々の活動になるわけです。コーラスの美しさと楽しさを知るにはもってこいの一枚と思います。何よりも聞いていて、気持ちよくなってくる、楽しくなってくる点が実にいいじゃないですか。シングライクトーキングを聞くのがおしゃれやファッションになるのは時代の流れで仕方ないことかもしれない。現にこんなに“おしゃれ”なんだもん。でも形から入った人だって、きっと彼らの持つ、ぼくらを優し包み込んでくれるような果てしない抱擁力のある音楽性に気付いてくれて、根強いファンになってくれるんじゃないかと思っています。
         (FUNHOUSE 、FHCFー2372、3059円)

「一緒だね」渡辺美里

 元気印の渡辺美里ちゃんの久々のシングル。美里ちゃんのカセットわざわざ持って中国の山登った友人もいるくらい(ちなみに彼の苗字もワタナベですが)、くじけそうな時に聞く美里ほど勇気づけられるものはありません。そのへんの健康飲料なんかぶっ飛ぶくらいの勢いですもん。

 ところで、この「一緒だね」は、実に繊細なバラード曲になっていまして、たぶん、同棲している彼とのストーリーが曲になっているのでしょう。『朝焼けが彼を奪っていくなら、太陽に向かい矢を放つでしょう』、という歌詞には「そんな無茶な!」と一瞬、オーディエンスを驚かせ、そして喜ばせてくれるもう一人の彼女がしっかりそこにいるのです。でも、女性の複雑な気持ちは正直いってよくわかりません。

 …と、ここまでは5月25日に書いたのですが、もう一度聞き直してみると、どうもこの男性はもう現在、この世に存在していないようなのですね。つまり同棲というのは誤り。別れたのは不慮の事故などのようで男性はこの世にいない、夢の中でしか会えない。だから、朝焼けが連れ去っていくのです。残された彼女は彼の理想としていたことを少しでも実現できるよう頑張っているのです。生き方は人それぞれありますから、結婚することだけが女性の生き方ではないようです。価値観がみな違っているのです。仕事を持つ女性を応援していこう、という美里の姿勢はうれしいですね。(6月1日加筆)

 カップリングの「グッときれいになりましょう(すっぴんバージョン)」の方が、実はこれまでの美里ちゃんらしい元気さ(やや大人っぽくなって荒々しさがありませんが)がありまして、ぼくはこっちのほうが好き。コーラス部分といい、効果音の使い方といい、美里節そのものが楽しめます。このあたりに、もう一度岡村靖幸クンが乗り込んできたら、きっということなしの展開になるのですがねえ。きれいにまとまり過ぎているのをブッこわすデストロイヤー・ミサトの登場もなんだか恋しくなります。
      (EPIC SONY、ESDB-3761、1020円)

「アニメタル・レディー参上!」MIE ほか

 むむむ、アニメもの、決して嫌いじゃないので、困る。また、出ました。しかも、本家FUNHOUSE(ファンハウス)以外の天下のソニーまでもを巻き込んで、すっかりこの企画にのっけてしまいました。日本のなかの、アニメ人口というのはやっぱりあなどれません。一つの産業となって、日本の経済を、場合によっては、アジアの経済までもを支えているのですね。で、このアニメタルものはなかなかライブのノリがありまして結構体を上下に(古いノリ方でしょうが)してのれるんですぞ。では、ラインアップを紹介いたしましょう。

 タイトル曲「アニメタル・レディー参上!」は、『「魔女っ子メグちゃん」〜「魔法使いサリー」〜「花の子ルンルン」〜「ふしぎなメルモ」〜「魔法のマコちゃん」〜「魔女っ子チックル」〜「キューティーハニー」』という具合。短めのラジオエディットもあります。ピンクレディー(昔からのほうね)のMIE もヴォーカルで参加していて、独特の色気を出しています。よく聞けば魔法、魔女、不思議ものの女の子バージョンなのですな。親衛隊のような男性コーラスがちょっと耳につくけれど、途中からこれもいいや〜〜と思うようになりました。なんだか、昔のピンクレディーの親衛隊が頼まれて出てきたような錯覚にとらわれております。
        (SonyRecords、SRCL-3948、1121円)

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