CD NEWS 1997年02月16日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1997年02月16日号

Performa575懐かしいですねえ、一体型の中でもをなかなかセンスのいい形していました

・字の大きさは、これは上部右のボタンをクリックすれば大きくできますのでよろしく、便利便利。

 CD NEWS は日曜から月曜にかけてアップしていましたから、日曜午後になると、サイトに来る人が多くて

<1997年02月16日の反省>常に反省でございます、遅れました、ごめん。家頁のカウンターが日曜日になると上がっているのを見るにつけ、熱心に読んでくださっているかたを裏切っているようで本当に申し訳けないm(_ _)m▽Macの話題を一つ。インターネットをやりたい友人(マエジマ君あなたのことです)のリクエストにこたえて彼のPerforma575(32メモリ、160MB)を漢字Talk7.5.3にアップデートしました。簡単にできるし、Performaでも大丈夫なんですね(At Ease 機能が失われますが)。Performaはアップデートできないと書いてあったのにね。不思議不思議。インターネットも無事につなげ、CD NEWSの新しいお客さんとなりそうです▽今年の冬は雪が思ったより少なかったようですが、皆さんのところはいかが。でも寒い日が多くてまだ風邪が回復しないのがたまりませんが。▽「混乱と怒涛(どとう)の嵐吹きまくる『水の国』」まだ新コーナーできませぬ▽近々某ホームページに僕の写真(キャー!! キーー、…俺は篠原ともえか?)が掲載されます。熱を出す人が発生するといけないのでしばらくアドレスは伏せておきます。探してください。

<今週の一句>ワインをば 薬代わりに 二日酔い(解釈:先々週からの続きの句。昨年12月にひいた風邪が直らないまま2月に突入し、うっかりワインを飲みすぎてしもうて寝込みよけいに風邪をこじらせた、という詠嘆の気持ちを込めたまたまた魂心の一句。) 

ナイアガラ お皿でなけりゃ ナイあがら(ファン泣かせ詠める)

露崎春女は、Lyricoとして活躍している

でも、最近見かけないなあ?

「Forever In Your Heart」露崎春女

 抜群の歌唱力とあふれるばかりの情感、好ましいセンスを持った素晴しい女性ヴォーカリストをこの欄で紹介できるのがうれしい。露崎春女(つゆざき はるみ)という芸名みたいな本名もユニークだけどギターが趣味の父、ピアノ教師の母という音楽環境で神奈川県に育ち、ビルボードファンで小学5年生でグラミー賞の番組を見てミュージシャンを志したのも超ユニーク。デビュー前から中西圭三、佐藤竹善のレコーディングに参加したり、シングライクトーキングのコーラスで活躍。レコードデビューは1995年の「harumi tuyuzaki」。昨年9月リリースのセカンドアルバム「WONDER OF DREAM」は雑誌「ADLIB」の1996年ベストアルバム(邦楽ポップス部門)となるなど、うるさい人たちにも評判。そしてこのシングルはテレビ朝日系「目撃!ドキュン」のエンディングとなり、ヒットの兆しも見えてきました。このバラード曲のソウルフルで、パワフルな歌い声に魅了される人もきっと多いはず。ぜひ一度聞いてみてください。じっくり聞きたい人にはアルバム「WONDER OF LOVE」(徳間ジャパンコミュニケーションズ、3000円)がおすすめ。なんとこのアルバムは明日2月17日発売とか。(徳間ジャパンコミュニケーションズ、TKDA-70941、1000円)

参考*Lyrico Official Site

「白い雲のように」猿岩石

 ヒッチハイクといつわってズルして飛行機旅行した「猿岩石」のシングル。旅行者としてあるまじき姿なのですが、この二人は所詮、漫才師なのですからそんなことに目くじら立ててはいけません。ましてやバラエティー番組なのですから、それがやらせであることは頭の片隅において視聴者はブラウン管に向かっていなければなりません。走査線上におきていることのすべてを信じてしまうほど、今の視聴者は純情なのでしょうか。ニュース、報道の世界でこうしたことが起きたら、その放送局は自殺行為を犯したことになるのですが、たかがバラエティーですもの…。でも、こうしてまじめに怒る人もいるのですから、今後番組の冒頭に『この番組はバラエティーですから…』などとお断りを流す必要があるのでしょう。願わくばぼくの大好きな「探偵ナイトスクープ」(これもまじめにやっているバラエティー番組)のようにかっこよくテロップを流すセンスを期待したい。さて、このシングルをとりあげたのは、作詞が藤井フミヤ、作曲が藤井尚之という顔ぶれだったからです。チェッカーズ兄弟の作品という話題性。たいていこうした話題性だけが先行しがちなのですが、このズルい旅行者たちは、けっこう歌がうまい(もっとも漫才は素人以下のへたさで見ていられない)ため、売れているそうです。たしかに曲は「旅人」をテーマにしており、なんだかこれを聞いているとこの二人メッチャかっこいいのですから熱が出てきますわ。カップリングなんて「どうして僕は旅をしているのだろう」ときてしまいますから、もう負けます。テレビのクルーをつけずに勝手に旅行させておくのが一番のようです。アコースティックな曲はなかなか、これなら別のシンガーでも十分売れたような気もしますが、やっぱ話題性に軍配があがったようで、日本コロムビアの企画力のたまもの。(日本コロムビア、CODA- 1149、1000円)

「もうすぐゴング」馬場俊英

 ありゃりゃ、ここまで書いたところで2月17日になってしまいましたよ。すんません、日曜日発行の原則守れなくて。どうもCDを聞き出すと、そちら(音)の方に全神経が行ってしまってつい書くのが止まってしまうのです。すまんのう、本当に。ギター少年からローリングストーンズコピーバンドを経て、1993年までライブハウスでバンド活動をしていた。ちょっと若い頃の尾藤イサオ氏に似たフェイスのこの青年、まもなく(21日)このファーストアルバムをリリースします。バンド解散後、ソロになって一時3カ月に1本10曲入りのカセットテープを作り、関係者に配っていたという、計りしれないエネルギー。ちょっとただもののシンガーソングライターではないのは曲を聞けばわかります。引き出しがいっぱいあるこの人の楽曲は楽しみがどんどん増えていくみたいで、次は何を聞かせるのかっておおいに期待してしまいます。でもけっこうこの人ムードに弱いと思う。自分の作ったムードにさえも酔ってしまうところもみられ、それはそれでこの人の素敵なキャラクターになっています。繊細な詩がいっぱい、そうロマンチストなんです。(フォーライフ、FLCFー3678、3000円)

「Forever In Your Heart」露崎春女
「白い雲のように」猿岩石
「もうすぐゴング」馬場俊英


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