CD NEWS 1997年05月11日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1997年05月11日号

やっぱりインディアンのカレーやねえ

北区堂島で食べる「大玉」のうまさよ、キャベツのピクルス喰いてぇ

<1997年05月11日号の反省>
 ようやく大阪の中を歩くスピードに慣れてきました。「インディアン」のカレーも5年ぶりに食べました。おいしかった。これが食べられるだけで、大阪勤務の値打ちがある、と信じています。ただ、問題は本社が移転したため、ちょっと遠くなったこと。でも雨の中、地下街を必死で歩いて、北区堂島のドーチカで食べる「大玉」(大盛りの玉子入り、のことを通は、こう呼びます)は最高です。運動にもなるし。味は変わらず、辛くって汗がすわ〜と出てくるのですが、その瞬間に、目の前の小ぶりな鉢にあるキャベツの甘い添えものを、相変わらず突っつきにくいフォークで差して口にほうり込むと、ちょっと大げさだけど「あああああ、生きていて良かった」と思うわけです。そう、水は最後の最後に飲むのが悲しいほど幸せな気分になれます。ピーク時には1週間のうち5日間の昼食は毎日インディアンカレーを食べていたほどですから、この感激少しはあなたに伝わるでしょうか▽先週の日曜日は熱が出ましたが、今回は大変元気。昨日、某Mac屋さんで、バッグを購入してきました。これが520C(540C)を包みこんでくれます。楽しみ楽しみ。10日後に九州に出張する予定ですが、博多、熊本付近でおもしろいものはなんでしょうか。九州の“秋葉原”“日本橋”に相当するところってあるのでしょうか。あるいはデジタルものでそのようなおもしろいところご存じなかた教えてください。

<今週の格言>  インディアン 辛さの中に 幸せ味  
ナイアガラ  まあナイアガラ ナイアガラ(mako-rin詠める)


で、電気グルーヴ……

うーむ、ますますシンプルなタイトル

「A」電気グルーヴ

 今回の電気グルーヴの新作はこれまで以上にバラエティーに富んでいて実に楽しい。彼らもシンセサイザーを使って音楽作りをしているわけですが、いつもさまざまな試みをまるで使命感でも持っているかのように挑戦し続けています。しかも、成果をあげ、こなしている点がすごいと思うわけです。きっと、メンバー3人ともかなりマニアックなんでしょうね。そのせいか、ファンの方も良き影響を受けて実にマニアック。今どき、アナログのLPまで一緒に発売するほうもするほうですが、それがまたどういうわけかけっこう売れているのですから(かくいうワタクシもレコードショップで彼らのアルバムを見つけると、後先のこと考えず、つい買ってしまうのですが)。そういうファンには文句なく、電気グルーヴのこれまでのアルバムの中でも、プレーヤーにかかる率が上位を占めるCDとなるだろう、と予測しておきましょう。ましてや、初めて聞く人は、このなんだかおかしく楽しいアルバムにきっと夢中になるはず。その昔、僕は某大滝詠一氏の「ナイアガラムーン」を聞いてびっくりして、レコードプレーヤーのリピートボタンをONにしたものです。あ〜、しみじみ、しみじみ。きっとこのアルバムに対してもrepeatボタンに手を伸ばす人が多いのではないかと思います。全11曲中、僕がはまってしまったのは6曲目目の「ガリガリ君」。「ガリガリ、ガリガリ」のあのリズムが頭から離れませんのじゃ。同様の現象が「あすなろサンシャイン」でも発生。こっちは「あすなろサンシャイン、あすなろサンシャイン」が頭の中をリフレンの嵐です。どうも繰り返しものに極端に弱い頭の構造しています。(Ki/oon SONY 、KSC2184、2854円)

「アニユーロ(JAPANESE ANIMATION THEME EUROBEAT MEDLEY)」Kaoru & Reiko

 ほらほらやっぱり出たでしょう。アニメタル、アニパンクに続くものといったら、もう「アニユーロ」しかありません。さすが企画力をほこるファンハウス、やりますねえ。懐かしいアニメーション、今回は少女アニメばかりを集めてそのテーマソングをユーロビートにのっけて楽しんでしまおうという、めったやたらな CDなんですわ。さて、ラインアップ。『「アタック NO.1」〜「魔法使いサリー」〜「キャンディ キャンディ」〜「花の子ルンルン」〜「はいからさんが通る」〜「おしえて」〜「ねえ!ムーミン」〜「ひみつのアッコちゃん」〜「すきすきソング」〜「キューティーハニー」「魔女っ子メグちゃん」』がショートバージョン。ロングバージョンは、『「アタック NO.1」〜「魔法使いサリー」〜「キャンディ キャンディ」〜「花の子ルンルン」〜「おしえて」〜「すきすきソング」〜「ワイワイワールド」〜「エースをねらえ!」〜「キューティーハニー」「魔女っ子メグちゃん」』とくるわけ。もちろんメドレーでございまして、アニメ歌大好き少年少女にはこたえられません。もっともどっちかいうと、こういうアニメを見て育ってきた30〜40歳台のほうが喜んだりしてね。こういう企画って売れるの分かるとまだまだ出そうです。(FUNHOUSE、FHCF-2370、1121円)

「あじさい」RAZZ MA TAZZ

 さわやかソングという点では、彼らをおいてはちょっといない。RAZZ MA TAZZの最新シングル「あじさい」はこの季節の花を印象的に歌っている。男声コーラス部分の美しさと幻想的なエンディング(「遠く近く」のリフレン。あっ、やっぱり繰り返しものに弱いなあ)がなかなか聞かせます。音が素朴で、郷愁をさそう雰囲気を持っていて、思わずキャイーンと鳴いてしまいたい(ワタシャ犬かね)。素敵な人と二人きりでいる時の BGMにもってこいでしょうか。本能的にややこしい曲を聞いた後は必ず、このようなさわやかソングを聞いて体内のバランスを取っておかないと仕事に差し障りが出ます(ってどんな仕事してるんでしょうか、ははっははは)。やっぱアニメものの曲を聞きながら歌い過ぎたせいでしょうか。つい一緒に歌ってしまうのですね。ややこしいもの大っきらいな人には御奨め。(FORLIFE、FLDF-1623、1020円)


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