CD NEWS 1996年6月16日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1996年6月16日号

そうそう便利なソフトが出ています

・字の大きさは、これは上部右のボタンをクリックすれば大きくできますのでよろしく、便利便利。

 結構、昔の<反省>は役立ちます。

<1996年6月16日の反省>いやー、あのなんですか。最近はいろいろとホームページを手軽に作れるアプリケーションが発売されているのですね。便利な時代になりました(もっと早くでんかい、と心の中では思っている)。さて、過去の「CD NEWS」は「CD NEWS BN」、つまりバックナンバーとして保存いたすことに決定。そちらをご覧くだされ。最近とくに目が悪くなったという浅田くんのリクエストで字を大きくしてみました。バックの色もちょっと控えてみましたが、どんなもんでしょう?

<今週の格言>格言やBNを 集めて涼し CD NEWS(何のこっちゃ)


今も大好き「ミストラル」……

でも、最近見かけないなあ?

「宇宙組曲」ピチカート・ファイヴ

日産自動車のRV車「ミストラル」のTVCM見ましたか(3月下旬から4月頃にかけてだったかな大量に流れたのは)? 最初てっきりピチカート・ファイヴの新しいCDの宣伝と思いましたね。それほど野宮真貴ちゃん(ミス・ピチカート・ファイヴ)と小西康陽君がべちゃっりとブラウン管にへばりついて分割画面などでしっかりピチカート本も手にしながら動き回ってがんばっていました。よーく見れば小道具と思った車の方がメインだったわけ。画像はピチカートのあくの強さに軍配があがりました。でも逆にサウンドの方でミストラルは印象を強く残したようです。CD聞いても真貴ちゃんのちょっといろっぽい「ため息部分」にさしかかると「ミストラル〜♪」って自然に歌ってしまいます。そんな「ベイビィ・ポータブル・ロック」(BABY MEXICAN ROCK VERSION)も入っているニューアルバムがこの6月21日発売の「宇宙組曲」(またすごいタイトルつけましたね)。全部で6曲と真貴ちゃんのおしゃべりがたっぷり収録されています。でもこれは砂原良徳、ジャントル・ピープル、カーミンスキー兄弟などによる「豪華リミキサー」レコードなんです。「フリーダムのピチカート.ファイヴ」も同時発売。いずれも限定盤とかでお早めに。音はあのピチカート・ファイヴがわざわざ依頼するほどだから、ま、聞いてみて。(日本コロムビア、1800円)

「ゴリラ」夏木マリ

そのピチカート・ファイヴの小西康陽クンのプロデュースアルバムがこの夏木マリの新譜。昨年秋に小西クンは夏木マリと「九月のマリー」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)というアルバムの仕事をしており、これが第二弾というわけ。さすが夏木のファンだけあって(やっぱり「絹の靴下」以来のファンだろうか)、彼女の特性をよく知っていて、けだるい中にも美意識を感じさせる作り方にはうなってしまう。野宮真貴ちゃん用に1991年に作った「私のすべて」がカバーされていてアレンジも変わっていて夏木のイメージに。要するにこのレコードは、女優、夏木マリが銀幕を銀盤(CDのことですぞ)に変えさまざまな役柄を演じているという感じ。それがまたなかなか濃密で、遊びもたっぷりあって楽しい。時おり夏木の口から出るビクッとするセリフがまたいいなあ。そうそう、NHKテレビの朝の連続小説「ひまわり」にも出演しているの。しっかり見ていますが、なんだかなかなか先に進まないドラマ展開には少しいらいらしますね。もっとテンポアップしてほしいな。先日終わったタイガース(野球じゃないほう)の岸部兄が出ていた午後8時台の京都が舞台になったドラマはなかなかおもしろかった。70年代がテーマだけれど、テンポが良くって、役者もなかなか細やかな神経の行き届いた配役で(関西の役者はやっぱりすごいですね)楽しかった。あれ、脱線した。(徳間ジャパンコミュニケーションズ、2700円)


「泣いてばかりじゃいられない」THE虎舞竜

その昔、「THE虎舞竜」のことを「ザ・コブリュー」と間違って発音していたぼくは、その反省から彼等の音が出るたびに紹介してざんげの気持ちに代えた。そんなわけでまた新曲が出たのでお知らせする。こいつは例の長い連作「ロード」と違って本当に新曲ですぞ。なんでも「ロード」は今秋映画にもなるそうでここらあたりでもう一度トラブリュー人気が出てほしいところ。この曲はテレビ朝日系「大江戸弁護人・走る!」のエンディング・テーマに採用。ここでさっきの「タイガース」に関連して(そうそう岸部一徳さんはサリーの愛称でしたね)、カップリング曲は往年のタイガースナンバー「love love love」となっているのです。古くからのGS(ガソリン・スタンドじゃない)ファン涙の一曲となっております。(メルダック、1000円)

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