CD NEWS 1996年11月03日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1996年11月03日号

すごいモデルチェンジをしている。

・わずかなことだけど、読者がレコードを発注するのに便利なように配慮しているんだ。

 でも、どかーんと分からないチェンジがすごい。

<1996年11月03日号の反省>さて、お約束通りのモデルチェンジ。ああ、久しぶりに頭を使ったのでがんがんするわ、いっしょにつきあってくれたMacはデモ試写でエラーが出まくっておかしくなるしでもう疲れました。当分変えずにこのままでいきたいと思います。でも正直にご覧になった御感想を送ってください。次のモデルチェンジのさいの参考にさせていただきます。このフレームは便利なわりには、意外と嫌われていることが分かりました。でもこれって最終的にセンスの問題だと思うので、シンプルさを心がけたつもりなんですけど…▼先日、滋賀県彦根市内の The Classic Box というMacの中古ショップに遊びに行ってきました。店内はMacだらけで、Macintosh Classic(2/40)や Plus(4/0)などがズラリと並んでいました。程度はいろいろでしたが、古いMacの外観が白色から乳白色に変わっているのを見ると時間の経過がよくわかります。でもこうした古いMacも十分働くわけです。まあPlusでインターネットをやるのは、冒険だと思いますが他に用途はいっぱいあるはず。眠っているMacやDOS/Vのパソコンたちを起こしてやって、まだまだ使いたい、という人たちに提供しているわけです。喜んで使ってもらえるのはリサイクルの観点からも大変有意義だと思います。意外と学校なんかで使われていたものって大事にされていて、メンテナンスもよく効いていてつかい勝手が良かったりするそうです。学校関係者の方もどうか古くなった機器はポ〜ンと捨てずに第二の人生を歩ませるようにしてあげてください。▼2000人記念プレゼント発表。皆さんご応募ありがとうございました。抽選の結果、甲賀郡水口町の本田和之さんに近く"またちょっといい"プレゼントをお送りします。忘れた頃に届きますのでしばらくお待ちください。次回は3000人記念でしょうが、今回、応募が少なかったのでどうするか考えておきます。なお例によってはずれた方には、はずれ券をお送りしますので、これまたしばらくお待ちください。これは何枚かためると、いいことがおこるかもしれない、という何だか不思議な券です。

<今週の格言>CD NEWS 新しいスタイルで "こんにちは(赤ちゃん" by 梓みちよ)

ついにマイナーモデルチェンジ。

どこが違っているのか分からないって?

レコード会社と価格の間の英数字に注目

「PRIDE」今井美樹

 毎週木曜夜のフジテレビ系ドラマ「ドク」(全10話)の主題歌となっているのが、今井美樹が歌う「PRIDE」です。大手メーカーに勤める女性社員、長瀬雪(安田成美)が30歳を前に東南アジア旅行にでかけ、ベトナム人のドク(香取慎吾)と出会って帰国。日本でドクと再会し、貧しくとも夢と希望を失わないドクの生き方に雪も影響されていく、というストーリー。主題歌「PRIDE」の作詞作曲は、布袋寅泰。そう、あのアトランタ五輪のオープニングでギターをかきならしていた人です。彼自身が、アコースティックギターとエレクトリック・ギターを弾いていますが、特に後半以降両方のギターが交互に奏でられ、もうすっかり溶け込んでしまって、聴きながら眠ってしまいたいような美しさ。今井の声ももちろんさわやかで好ましいのですが、このギターの音を聴いていると、とっても幸せな気分になってきます。もし、ギターが気に入ってしまえばインストだけの3曲目も聴いてみてください。今井の求めている「どんなことがあっても凛(りん)として生きていきたい」という希望にまさにぴったりの曲。カップリング曲「永遠のメモリー」も布袋の作詞・作曲。(フォーライフ、FLDF-1614、1000円)


「わが心の銀河鉄道〜宮沢賢治物語」オリジナル・サウンド・トラック(音楽千住明)

 10月19日から東映系で全国公開されている映画「わが心の銀河鉄道〜宮沢賢治物語」(大森一樹監督、1時間51分)のサントラ。音楽は、「226」「RAMPO」「高校教師」「家なき子」などの音楽を担当をした千住明。CMでは「パルコ」「スーパードライ」などを手がけている人。歌謡曲では中森明菜の「歌姫」の編曲者として知られています。オーケストラは、Moscow International Symphony Orchestra (Conductor: Konstantin D.Krimets)でモスクワ・モスフィルムのスタジオで録音しています。全27曲中「Dearest You」は金沢信葉がヴォーカルを担当しています。静かな音の広がりの中に、賢治の世界が表現されているように感じます。童話作家、教育者、詩人、宗教家、科学者、音楽家とあらゆるジャンルの顔を持つ賢治が、こうした統合的メディアであるインターネットの現況を見たらなんというか、想像するだけでこれもまた夢が広がっていきます。映画の方は、緒形直人、水野真紀のほかに斉藤由貴、渡哲也が友情出演しています。残念ながらまだ映画は見ていませんが一度みたいと思っています。(ダブル・オー、OOCO23、2800円)


「Alone」岡本真夜

 「TOMORROW」で95年5月にシングルデビューし、TBS系ドラマ「セカンド・チャンス」の主題歌になるなど200万枚の大ヒット。年末恒例で赤白にわかれて歌いまくり、南極から電報が届き、日本野鳥の会の皆さんが赤白の札数えをして年の始めを歌って終わるというNHK紅白歌合戦にも出演。「TOMORROW」は春のセンバツの入場行進曲にも使われるなど話題も豊富。今一度岡本真夜関連のデータで好きなものア・ラ・カルトをチェックすると、アーティスト=アニタ・ベイカー▽季節=秋▽色=アイボリー▽食べ物=プチトマト▽映画=ニューシネマパラダイス▽場所=海▽花=マーガレット▽時刻=夕暮れ時▽行きたい国=セーシャル島▽趣味=カメラ……という具合。このイメージがやっぱり楽曲に反映していると思いませんか。今年3月のスマッシュヒット曲「FOREVER」に続く、これが3枚目のシングル。タイトル曲は、恋人を友人に取られた(なんて書くと夢がないのだが)女の子があなたの愛がほしいとのたまうちょっとセンチな歌で、ちょっといまどきの子なら「何すんのよ」ってその恋敵の女の子に言いに行きそうなところですが、なんだかとってもおしとやかなんです、真夜サンは。カップリングは「もっと笑ってよ」で、「TOMORROW」の世界のように同性にエールをおくる曲でいかにも岡本らしい。(徳間ジャパン・コミュニケーション、TKDA-70990、1000円)

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