CD NEWS 1996年8月11日

Mizunokuni mako-rin's CD NEWS

WE NEED GOOD SOUND!

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更新日 2007-11-15 | 作成日 2007-09-20

1996年8月11日号

メインマシンMac壊れる!

・Mac仲間では恐怖の音色「ポロリロリン」を聞いてしまう。

 Macが壊れるのは悲しい。

<1996年8月11日の 反省>冒頭に書きましたように、ついに私もMacintoshの通過儀礼というかあの「ポロリロリン(別名:ポロ理路輪)」を聞きました。うれしい、わけないでしょう。さっそくMacintosh購入店に電話して、結局持ち込んで直してもらった。そして記憶装置の1種PDを思わず買ってしまった。あ〜あ、嫌になってしまいますな。Macintoshは壊れるし、懐もハートもブロークンな今日このごろ。もう一度、大きなタメイキ。

<今週の格言>いつまでも平気と思うなマックさん


またまた、王様登場。いいね、よ、王様

拓郎の魅力たっぷり

「いじわるばあさん」オリジナル・サウンド・トラック

 フジテレビ系アニメ「いじわるばあさん」のオリジナル・サウンド・トラックものがこれ。サザエさんでおなじみの故・長谷川町子さんの漫画。昔はよ〜く姉妹社の本で読みました。そういえば、初代いじわるばあさんは、現東京都知事・青島幸男サンで、2代目が古今亭志”なんとか”(名前が思い出せない)。今回はアニメーションで、ちょっと実写ものと比べると迫力に欠けますが長谷川ファンにはたまりません。主人公の伊知割石さんの声はナっちゃん(ああ、ナチチャコ・コンビって復活しないものなのでしょうか? by TBS-RADIO "PACK IN MUSIC")こと野沢那智。そして今回の主題歌を歌うのは、あの 王様 。エンディング・テーマ「裸の王様グルグル」ももちろん収録。シングル・バージョンとの違いはテレビ・バージョンがいずれもあること。カラオケで練習したい人にはシングルをおすすめしますが、カラオケで本当に歌うの?(ファンハウス、2300円)

「僕のアイドル」福田典之

 徳間ジャパンコミュニケーションズがこの夏、自信を持って届けるという人が、この福田典之クン。同社は、JAPANESE POPSの歴史的名盤と宣伝しているほどの力の入れよう。本人はMTVでハワード・ジョーンズを見て「日本のハワード・ジョーンズになろう」と決心。それがなんと彼が中1の時。福田クンは1971年2月生まれだから、そう昔のことではありませぬ。それ以来曲作りに励み1995年9月に「瞳の届く距離」でデビュー。なかなか新鮮な曲作りで、このアルバムはなかなかのみっけもん、と思います。昨年9月のファースト・アルバム「シャンプーと君と恋する季節」に続く今回2枚目アルバム「僕のアイドル」。あっさりとした、透明感あふれる」声。(KAN+槇原敬之)÷2=と、いうようなイメージに、大江千里が数滴入っています。タイトル曲なんかもう大江クンの世界に近い。(徳間ジャパンコミュニケーションズ、3000円)


「遥かなる」吉田拓郎

 吉田拓郎は今年(=1996年)4月、50歳になった。20歳台で「イメージの詩」でデビューした拓郎も音楽生活歴25年となってしまった。早いものだ。1970年代、反戦平和を歌う怒れる若者たちの代表のような存在だった拓郎。そんな時代の流れを感じつつ、しみじみと拓郎を聞きたい人には2枚組の、彼自身が選んだ30曲を集めた「ライフ」(フォーライフ、3800円)がおすすめ。それよりも吉田拓郎のこれからをじっくり聞きたい人には、この最新のシングル「遥かなる」をおすすめしたい。カップリング曲は「今日までそして明日から」で、このアレンジは実に新鮮。ひょっとするとこっちの方が話題になったりして…ね。このシングル「遥かなる」はアルバム「感度良好 波高し」(まだ、聞いておりません)と8月21日に同時発売。瀬尾一三がアレンジャーで顔を久しぶりにのぞかせ、「旅の宿」「襟裳岬」などで大ヒットコンビを組んだ岡本おさみも作詞陣でもどってきているなど話題性は多い(そのうちアルバムも取り上げる予定)。もっともっとこれからの拓郎に期待したい人にはこのニューアルバムをすすめたい。もちろん吉田拓郎の絶大なるファンにはこれら3種類を全部聞くことをおすすめします。(フォーライフ、1000円)

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